行動せよ。磨くのはそれからだ。という言葉が「ベロシティ思考」という本に書いてあり
この言葉を見た瞬間に、Facebookのマーク・ザッカーバーグを思い出しました。
Facebookの本社には、彼の言葉で「完璧を目指すより、まず終わらせろ」というポスターが張ってあると聞いたことがあります。
とりあえず終わらせるというのではなく、まず形を作ってから後で修正していけば良いという意味なのでしょう。
Webの世界だと余計に当てはまることで、ある程度のものができたらベータ版として公開し、ユーザーの反応を見てから、不都合があればその都度修正していき、アップデートする。
100人中100人が同じ使い方をするわけではないので、公開してみないとわからない不具合というのも多々あるのでしょうね。
スピード重視の方が生産性の高いものができるというのも、うなずける話です。
いくら良いアイデアがあったとしても、行動しなければ何も始まらない!
アイデア×行動力=成果
アイデアが100あったとしても、行動力が0だと・・・
行動することの重要さというのを再認識することができました。
やる or やらないかの決断
行動することが大切だとわかっていても、選択肢が幾つかあり、決断をしなければいけないこともあるかと思います。
この決断で悩んでしまうと、行動するのが遅くなってしまう要因にもなります。
Amazonの創始者であるジェフ・ベゾスは、後悔を最小にするフレームワークというテクニックを使っているそうで
まず、80歳になった時の自分を想像し、その人生はどんなものだったかを振り返ってみる
「やる」「やらない」と決めたことで、80歳の自分が後悔しているかどうかが判断基準であるという。
こんな考え方も面白いです。
物事を的確に判断し、後悔しないように決断する力は、行動力につながる。
重要な決断をしなければいけないときに、こんな方法も参考になりますね。
何度か読み直したくなるような一冊
ビーチボーイズのリードシンガーでソングライターのブライアン・ウィルソンはこんなことを言っているそうです。
「”月並み”というキャンディに気をつけろ。一度なめると、一生なめ続けることになる」
現状に満足せずに、ストイックになれってこと?
なるほど!ウマイこと言うなと思います。
こんな感じで、ベロシティ思考は対談形式の本なのに、いろんな名言や事例など、参考になることがたくさんあり面白いです。
どんな人が読んでも吸収できるヒントがある一冊ではないでしょうか。
まずこの本を手にとることで、行動の第一歩にしてみるのも良いかもしれませんね。
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