FREETELが格安SIM+かけ放題+スマホ本体がセットになった「スマートコミコミ」を開始している。便利なサービスという認識はあったけれど、計算してみたらとても凄いということに気が付いた。Priori 4をどこよりも最安値で購入できるだろう。
スマートコミコミとはどんなサービスか
スマートコミコミ(以降スマコミで表記)は、格安SIM+かけ放題+スマホ本体がセットになったプランとなる。本体を一括購入するお金がない人でも気軽に始められるサービスだ。というのが今までの認識で、実は携帯電話業界で最もすごいサービスだった。
いろんな機種から好きなものを選べる
スマートフォン本体はFREETELの機種から好きなものを選べる。今後2017年中には、FREETEL製品以外の機種も選べるようになるという。おそらくSIMフリースマホの中でシェアの多い、HUAWEI(ファーウェイ)やASUSのZenFoneシリーズあたりが選べるようになるのだろうか。
データ通信プランのおすすめは3GB以上
データ通信プランは使った分だけ支払うプランや、毎月決まった金額になる定額プランがあり、選択肢が多く自分に合ったプランが選べる。FREETEL SIMでは、どのプランでもLINEやポケモンGOなどで通信量は加算されないという特徴があるけれど、おすすめは定額プランの3GB以上のプランになる。3GB以上のプランになると、Twitter、Facebook、Messenger、インスタグラムまで使用する通信量がかからない。
5分間かけ方放題は10分に変更も可能
FREETELのかけ放題は、5分間なら何度かけても良いという。R社はおそらく楽天モバイルで、同等のサービスとなる。Y社はおそらくY!mobileで、10分×300回となる。2GBのプランで比較している料金だどFREETELのほうが安く、LINEやポケモンGOのデータ通信がかからない分も特になる。Y!mobileの10分×300回のほうが魅力的にも見えるけれど、ほとんどの人が5分以内の通話で済んでしまうそうだ。どうしても5分で終わらないと思うなら、オプション+500円で10分間にすることも可能。
機種変更サービス「とりかえ~る」が凄い!
スマコミの何がすごいかって、この機種変更サービス「とりかえ~る」が一番すごい!どこの携帯会社もやっていない画期的なサービスだ。通常2年間で端末代金を分割して支払っていくものだけれど、スマコミの場合は6か月以上使っていれば、残金を支払う必要なく新モデルに機種変更ができる。一般的にいう2年縛りという概念がなくなるということだ。さらに、もし画面が割れたなど壊してしまったとしても1年以上経過していれば、修理代もなしで新モデルに機種変更ができる。逆に半年以上経過していても1年未満で壊してしまった場合には、1年経つまで我慢して使うか、端末価格の約2割の支払って交換することも可能。
スマコミの料金を計算してみる
スマコミが画期的なサービスだということは分かったけれど、どれだけの支払いになるのか計算してみた。契約するなら定額プランの3GB以上がいいので、3GBをベースに計算してみる。2年間で端末代金の支払いは終わるので、とりかえ~るを使わなければ3年目以降はすべての機種で同額の2,680円になる。スマコミを利用しないFREETEL SIMの音声定額プラン3GBは1,600円なので、差額が1,080円。FREETELでんわの5分間かけ放題は840円のサービスになるので、それを引くと余計に支払っているのは240円。月額たった240円でとりかえ~るの保証サービスが使えるということだ。
スマコミで「RAIJIN雷神」にした時いくら支払うか
1月27日(金)に新しく販売される「RAIJIN雷神」をスマコミで申し込んだときに、いくら支払うか計算してみた。定額の3GBプランで契約したとすると、1年目は1,000円引きとなるので3,390円。2年目からは4,390円で、3年目以降は完済となるので2,680円となる。差額を計算して端末代金を算出すると(3,390円‐2680円)×12+(4,390円‐2,680円)×12=29,040円で、普通に買うより若干安い結果となった。
スマコミで「Priori 4」にした時いくら支払うか
「RAIJIN雷神」と同じく1月27日(金)に販売される「Priori 4」でも定額3GBプランで計算してみた。1年目は1,000円引きとなるので2,580円。2年目からは3,580円で、3年目以降は完済となるので2,680円となる。差額を計算して端末代金を算出すると(2,580円‐2680円)×12+(3,580円‐2,680円)×12=9,600円となり、定価の14,800円よりも5,200円も安い結果となった。さらに2月6日までキャンペーンで5,000円の還元中なので、実質の支払い金額は4,600円で済んでしまう。計算してみて驚いたのはこれのことで、Priori 4ならほとんど端末代金がかからない。
スマコミで知っておいた方が良いこと
計算したのは月額料金との差額がどのくらいになるかで、初期手数料の3,000円は入っていない。それと1,000円引きとなるのは契約を開始した1年間となるので、機種変更をしてもその期間が延びるわけではない。12,000円分端末代金が安くなる計算をしたので、機種変更をした場合2年目以降は端末代金の合計は高くなってしまうことになる。頻繁に新モデルに交換したい人や、壊してしまいそうな人には安心のサービスだけれど、中途半端に支払うと逆に高くつくこともあるかもしれない。また契約後にマイページから残金の一括払いもできるようなので、うまく利用したいところだ。
一番安い「Priori 3」はおすすめしない
一番安い「Priori 3」で同じように計算してみると、端末代金は240円しか支払わないことになり、キャンペーンも合わせるとプラス。しかしあまりおすすめはしない。小さくコンパクトで個人的には好きなのだけれど、タッチパネルの反応が悪かったり、ストレージの容量が少なすぎて複数のアプリを扱えないというデメリットがある。最低限の機能だけで十分という人ならこれでもよいかも。
スマコミのおすすめ機種は「Priori 4」
スマートコミコミで申し込むならほとんど端末台のほとんどかからない「Priori 4」が一番おすすめだ。発売前のものを見せてもらったけれど、ケースの中には着せ替えカバーが5種類も入っていた。注文時にカラーを選ぶ必要もなく、気分でいつでも交換することができてしまう。またスペック的にも3Dゲームをガンガンやるヘビーユーザーでなければ、ほとんどの人がこれで十分だと思う。もし気に入らなけらば半年後にとりかえ~るで違う機種に変更してしまえばいい。ある意味「半年毎にお試しして気に入る機種を探せる」という解釈もできる凄いサービスだと改めて思った。
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