FREETELから新しく発売された「Priori 4」を購入したのでレビューします。価格も安くエントリーモデルとしては最適そうだ。
箱は大きめで6色ケースが同梱
ケースを開けるとまずは本体がある。本体を取り出し、中を見てみると箱が大きい理由がわかる。
本体の下には、5色の着せ替えケースが入っている。本体についているブラックと合わせると全部で6色、気分によって変えることもできてしまう。
着せ替えケースの隣にあった箱を開けてみると、充電ケーブルと保証書、スタートアップガイドに取扱説明書が入っている。
パープル、グリーン、ピンク、ブルー、シルバーの着せ替え背面カバーたち。本体にはじめから付いているマットブラックの質感とは違い、5色のカバーはつるつるしている。マットブラック以外で使うときには、落としやすいと思うのでクリアカバーなどを付けたほうが良さそう。
→「Priori4」に対応したケースやフィルムなどアクセサリーまとめ
Priori 4の外観レビュー
はじめから付いている背面カバーはマットブラックで手になじむ。簡単に使えることが出来るが、質感を考えると個人的には着せ替えなそうだ。
背面の下部にスピーカーがあり今までの仕様と一緒だ。しかし、Priori 4では充電端子が端のほうになっていた。その隣にある小さな穴はマイクになる。
上部にはイヤホン端子があるだけ。背面カメラの上にはデザインなのか、カメラの保護用なのか少し出っ張っている。
側面には音量調節と電源ボタンがあり、シンプルに作られている。以前のモデルはボタンがシルバーで、使っていると剥げてしまったのでこの方がいいだろう。
ディスプレイの下には3つの物理ボタンがある。バックタイトで光る仕組みになっているので、操作をしていないときには消えている。パッケージにあるように真ん中が大きい〇で、両端は小さな点となっていた。大きさは違えど反応は同じだと思う。
SIMスロットも使い安くなった
左はPriori 3Sで、microSIMを使ってしまうとSDカードが入らなくなっていた。右のPriori 4では、SIMスロットとSDカードスロットが別になっているので使いやすくなっている。SIMを差し替えて使っている人にはうれしい仕様になったと思う。
Priori 3Sより少し大きくなった
左側のPriori 3Sと比べると、右側のPriori 4は丸味がなく角ばった。若干厚みも増し重さも増えているけど、持った感じはそれほど変わらない。Priori 3Sから乗り換えた場合、若干の違いを感じるけれど、この重さに慣れていれば問題はなさそう。
安っぽく見えるディスプレイ
ディスプレイは少し安っぽく見える、Priori 3Sより悪いのではと思ってしまった。しかしこれは壁紙のせいかもしれない。壁紙を変えてあげると鮮やかに表示されたので、それほど悪くはなさそうだ。
FREETEL UIが便利で使いやすい
REIやKIWAMI2で使えていたFREETEL UIがPriori 4でも使えるようになっている。下からスワイプすることでiPhoneのような使い心地ができるスワイプアップランチャーのほか、好きなところに移動できるFREETEL Keyというランチャーも使えるようになった。もしこれが気に入らなければ、オフにして普通のAndroidの様に使うことも可能。
ストレージの空き容量が不明
公式ページを確認してみると、内部ストレージは16GBとなっている。設定から確認すると9.64GBを使用中となってはいるが、空き容量がどれくらいあるのか分からない。アプリを入れたりしてみると、301MBと表示されているところが1.86GBになり、緑のバーが少し増えた。しかし、9.64GBを使用中というのは変わらず、16GBから9.64GBを引いて計算しろということなのだろうか?バグのようにしか思えない・・・
厚みがあり重たいのがデメリット
Priori 3Sを持っていた人ならそれほど気にならないかもしれないけれど、他のスマホから乗り換えると、その厚みと重さに違和感があるかと思う。バッテリーが4000mAhと大容量で、これだけの重さになってしまっている。逆に言うと4000mAhもあるのに、ここまで軽くできてはいる。他社製品との差別化のためにスタミナを重視しているのか、今後この路線は続いていきそうな気はする。しかしながら売れ行きは良く、デメリットとして感じている人はそれほどいないのかも。
こんな人におすすめ
普通のスマホでは電池持ちに不満がある、とにかく安くて使えるSIMフリースマホが欲しいという人には一番おすすめできる端末だ。乗り換えを考えている人なら、スマートコミコミで購入すると安いので検討してみるのも良いだろう。
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