「Surface Laptop 2」でも追加されたブラックカラーは、「Surface Pro 6」より大きいため存在感がさらにある。タイピングをするなら、こっちの方が扱いやすくておすすめだ。
「Surface Laptop 2」のスペック
製品名 | Surface Laptop 2 |
ソフトウェア | Windows 10 Home Office Home & Business 2016 |
CPU | インテル® Core™ 第 8 世代 i5 または i7 |
ディスプレイ | 画面: 13.5 インチ PixelSense™ ディスプレイ 解像度: 2256 x 1504 (201 PPI) 縦横比: 3:2 340 万ピクセル Surface ペン 対応 タッチ: 10 点マルチタッチ検知 Corning® Gorilla® Glass 3 |
メモリ | 8GB または 16GB RAM |
ストレージ | SSD (ソリッド ステート デバイス) の選択肢: 128GB、256GB、512GB、または 1TB |
グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス 620 |
ワイヤレス | Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 対応 Bluetooth Wireless 4.1 テクノロジー |
バッテリ駆動時間 | 最大 14.5 時間のローカル動画再生 |
セキュリティ | エンタープライズ セキュリティ向け TPM 2.0 チップ Windows Hello 顔認証サインインによるエンタープライズ級の保護 |
カメラ、ビデオ、オーディオ | Windows Hello 顔認証用カメラ(正面) 720p HD カメラ (フロント) ステレオ マイク Dolby® Audio™ Premium 搭載 Omnisonic スピーカー |
本体サイズ | 308.1 mm x 223.27 mm x 14.48 mm |
重量 | i5 : 1,252g i7 : 1,283g |
外部端子 | フルサイズ USB 3.0 x 1 3.5 mm ヘッドフォン ジャック Mini DisplayPort Surface Connect ポート x 1 Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応しています |
パッケージ内容 | Surface Laptop 2 電源アダプター クイック スタート ガイド 安全性および保証に関するドキュメント |
ストレージが128GB の下位モデルと、1TBの最上位モデルではプラチナカラーのみとなり、ブラックの選択はできない。
【参考】Surface Laptop 2
「Surface Laptop 2」の外観レビュー
ディスプレイは13.5インチだけれど、画面比率が3:2なので大きくて見やすい。
つや消しのブラックカラーは高級感があり、所有欲を高めてくれる。
底面には、四方にグリップがあるだけ。背面側に通気口があり、シンプルで美しい作り。
左側面には、フルサイズ USB 3.0 x 1、Mini DisplayPort、3.5 mm ヘッドフォン ジャック。
右側面には、Surface Connect ポートがあるだけ。横から見るとキーボードが少し傾斜しているのが分かる。
3段階のバックライト機能付きキーボードは打ちやすく、タッチパッドも広くて使いやすい。スピーカーがエンターキーの下あたりに内蔵されていてキーボードから音が出ているのが面白い。しかも高音質で広がりのある音が楽しめる。
ディスプレイの最大傾斜角度。フラットにはならないため、絵をかくようなクリエイティブな作業向けではなく、キーボード操作に最適化されている。
「Surface Pro 6」よりもディスプレイは薄いため、ペンは側面につけるのではなく上部に磁石でくっつく。縦につけた方が使いやすいと思うけれど、飛び出しているのが目障りなら横向きにもできる。
ACアダプタはUSB端子が備わった便利な仕様。小型で軽量なため持ち運びにも向いている。ケーブルをまとめるバンドなどはついていないので、ゴムか何かで止めると良さそう。ただバッテリーの持ちは良いので、持ち運ばなくても大丈夫かも。
見やすくて扱いやすい3:2の画面比率
一般的なノートパソコンの画面比率は、16:9の横長なのがほとんど。それらとは違い「Surface Laptop 2」では、3:2と縦の比率が長いのが特徴になっています。同じ13.5インチのパソコンと比べても画面が大きく、表示できる幅が違うと作業もしやすい。デメリットしては、画面が大きくなると重さも増えてしまうこともあり、あまりこのサイズが作られない理由なのかもしれない。しかし「Surface Laptop 2」では、そんなに気になるほど重くなく、使いやすさを重視して考えると3:2の方が圧倒的に良い。
作業がはかどる静かなキーボード
キーボードのタイプ音は静かなのも特徴。タイプ感もしっかりあり、とても打ちやすく、タイピングに最適化されているというのもうなずける。さらに画面が大きいことでキーボード側の全体が大きいのもメリットで、パームレストやタッチパットも広くなりとても扱いやすい。
1つ気を付けておきたいのは、電源ボタンがDelキーの隣にあり、誤って押してしまうと初期設定ではスリープになってしまう。スリープからの起動はめちゃ速いので問題ないけれど、設定を変えることで回避はできます。
設定→システム→電源とスリープ→関連設定の電源の追加設定をクリックするとコントロールパネルが開きます。電源ボタンの動作の選択で、電源ボタンを押したときの動作を変更できます。これを何もしないにすれば、誤って押してしまってもスリープになることはなくなる。バッテリ駆動と電源に接続の両方を設定してしまってよいかも。スリープにしたいときにはカバーを閉じてしまえばいいだけだし。
本当に探し求めていた 1 台になりうるか?
「Surface Laptop 2」の製品ページに動画があり、探し求めていた1台というキャッチコピーがある。カッコいい動画なので見てほしい。
探し求めていた1台
洗練のデザインとモビリティ、進化したスピードとパフォーマンス、全て兼ね備えた 1 台をバッグの中に忍ばせて毎日をもっとクリエイティブに。
Surface Laptop 2
確かに動作や使いやすさ、デザインまでもが良いノートパソコンです。ただ1つだけ残念なのが、USB Type-Cがないこと。「Surface Book 2」では追加されたので、今回も期待していたけれど、残念ながら追加されなかった。最近は、Type-Cが主流になっりつつあるので、これが追加されば理想の1台になると思う。次回の「Surface Laptop 3」に期待したい。
ブラックの追加でなくなったグラファイトゴールド
「Surface Laptop 2」で追加されたブラックカラー。その他に、プラチナ、バーガンディ、コバルトブルーがある4色展開。初代モデルでも4色だったので、なくなったのはグラファイトゴールドのようです。このカラーが一番人気がなかったのか外されてしまったようです。ブラックの売れ行きは好調のようなので、グラファイゴールドは復活しない貴重なカラーになるかも。
初代モデルよりも85%も高速化している
初代モデルと比べて見た目はあまり変わっていないけれど、中身は飛躍的に向上している。第8世代のCPUが搭載されて85%も高速化されたようです。性能が上がっているなら、Core i5でも十分かもしれない。Officeが標準搭載されているので256GBモデルならそれほど高くないです。もちろんカラーはブラックがおすすめ。
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