Surface Pro X は持ち運びに便利な軽量薄型設計で、携帯性が良いのが特徴。さらにLTE Advanced Proを搭載しているため、Wi-Fiがない環境でもつながるのも魅力。
Surface Pro X スペック
本体サイズ | 287 mm x 208 mm x 7.3 mm |
ディスプレイ | スクリーン: 13 インチ PixelSense™ ディスプレイ 解像度: 2880×1920 (267 PPI) 縦横比: 3:2 タッチ: 10 点マルチタッチ 照度: 450 ニット |
プロセッサ | Microsoft® SQ1™ |
グラフィックス | Microsoft® SQ1™ Adreno™ 685 GPU |
メモリ | 8GB または 16GB (LPDDR4x) RAM |
ストレージ | SSD (取り外し可能)のオプション 128GB 256GB 512GB |
ソフトウェア | Windows 10 Home Office Home & Business 2019 |
バッテリー駆動時間 | 通常のデバイス使用時間は最大 13 時間 |
重量 | 774g |
ワイヤレス | Wi-Fi 5: 802.11ac 互換 Bluetooth 5.0 ワイヤレス テクノロジ Qualcomm® Snapdragon™ X24 LTEモデム |
セキュリティ | Windows Hello 顔認証サインイン |
主な同梱物 | Surface Pro X 電源アダプター クイック スタート ガイド 安全性および保証に関するドキュメント |
Surface Pro X 外観レビュー
13インチ タッチスクリーン ディスプレイ。ベゼルの幅が狭く、縦横比3:2のため、画面が大きく感じる。インカメラは、Windows Hello 顔認証サインインに対応。
背面にもカメラを搭載。カラーは、質感の良いマットブラック。高級感のあるデザインだけど、指紋が付きやすく少し目立つかも。
右側面には、電源ボタンとSurface Connect ポート。
左側面には、USB Type-C ×2 と音量調節ボタン。背面にあるキックスタンドは、無段階で165度まで開く。本体側にSIMピンで開く所があり、nanoサイズのSIMスロットと取り外し可能なSSDがある。
最大角度の165度まで開いた状態だと、ペン操作もしやすくなる。
上部左右にあるスリットがスピーカーとなっていて、立体的なステレオ音声を体感できる。
ACアダプタは65Wで、他のSurfaceシリーズのものと共通のようです。Type-Cからも充電ができるため、Surface Connect は必要ないかもしれない。
別売りのSurface Pro X Signature キーボード
Surface Pro X Signature キーボードは別売りとなります。スリムペンがついているため少し高いのですが、できる限り一緒に購入しておきたいアイテムです。タイピングもいやすく、3段階のバックライトにも対応。日本語キーボードだけでなく、英語キーボードの購入もできるため間違えないように。
ペンを収納している部分は、本体に磁石で付いてキーボードが少し持ち上がる仕様。斜めになることでタイピングがしやすく、よく考えて作られたデザインだ。ペンが邪魔になることはなく、紛失もしにくいという、これこそ理想の形。今までなかったのかが不思議なくらいだ。
キーボードのコネクタポートは左が接続用で、右はズレ防止のための突起といったところ。今までのSurface Pro用タイプカバーとは接続端子が違うため、全くの別物となります。使うことができないため、乗り換えを検討している人でも新たに購入する必要がある。
カバー部分の色合いは少し明るく、濃いグレーといったところ。重さは約280gあり、スリムペンが13.8gほど、本体と合わせても1.1Kg以下となので持ち運びも苦にならない。
ペンの充電ができる収納は便利
キーボードにペンの収納があるというのはデザイン面だけでなく、充電までしてくれるというのも便利なところ。しかも、右向きでも左向きでも関係なく充電でき、表裏を反対でおこうとしても磁石が作用してしっかり表向きに収納されます。今までの Surface Pen は電池式で、AAAA型(単6)という一般的にはあまり売られていなかったのも不便に思っていた人も多いと思う。スリムペンは充電式となったため、予備の電池を備蓄しておく必要もなくなった。
それに、スリムペンを使わないときに置き場所に困らないのもメリット。タイプカバーを反転した時でも、ペンの収納部分が表側に残っているので扱いやすいです。タイプカバーがないときには、ディスプレイのベゼル部分に磁石でくっつけておくこともできるけど、外すことはあまりないかも。
Surface Penの設定
Surfaceアプリからペンの設定ができます。筆圧調整もできるため、好みの設定に合わせてみるのが良さそう。好みの問題もあるのかもしれませんが、個人的には今までのSurface Penよりも書きやすい気がします。また、右利きや左利きの設定もあるようですが、これについては違いがよく分からなかったです。
LTE通信対応で生産性も抜群
SIMスロットはnanoサイズ。上部にはSSDがあり、交換可能というのも新しい。SIMカードがあればここに差し込み、APNを設定することでWi-Fi環境がなくてもどこでも通信できるようになる。また、SIMカードが必要ないeSIMにも対応しているため、Webの申し込みだけで完結できるのも便利なところ。スマホのように使うことができるので、生産性が向上するのは間違いないです。eSIMの設定や、使用状況に応じた格安SIMなど、別記事でまとめてあるので参考に。
Type-C搭載で拡張性も抜群
左側面に、USB Type-Cが2つ搭載されているため拡張性が高いのも特徴。2つのディスプレイを接続してみたところ、しっかり表示してくれました。持ち運び用のモバイルディスプレイなども、Type-C to Type-Cのコードで繋げて便利に使えそう。
また、急速充電も可能なため、Surface Connect ポートは必要ないと思う。付属している充電器は少し大きめなので、小型のものを別に購入してしまうほうが便利だと思います。実際に試した充電器は以下のもの。
64ビットアプリには非対応
デザイン、モビリティ、拡張性、すべてにおいて優れている 2in1ノートPCですが、64ビットにしか対応していないアプリは動作させることができないのを理解しておくこと。システム必要条件のアーキテクチャを確認し、x86,ARM,ARM64のどれかがあれば動作します。x64としかなかった場合には動作しないということ。
64ビットアプリを使わない人なら全く問題ないです。どうしても必要な人は、動かすことのできるMicrosoft Surface Pro 7の購入を検討してみてください。
コメント