COUMI Freedom Dots ANC-861 は、ANC(アクティブノイズキャンセリング)と外部音取り込みモードに対応している完全ワイヤレスイヤホン。かなり低価格で購入できるため、どんなものか試したい人におすすめ。
3,000円以下の価格破壊
調査時のAmazon価格は、3,680円。これだけでも安いのに、プロモーションコードを適用すると20%割引になる。割引後の価格は2,944円という激安価格です。ANCと外部音取り込みモード両対応で3,000円以下というのは、もはや他メーカーが困るほどの価格破壊レベル。
販売終了しました。
※このキャンペーンがいつまでかの記載はないので、製品ページを確認してください。
安くても十分な性能!デメリットは
今回、COUMIから製品提供していただきましたが、お世辞抜きに価格以上の性能です。安かろう悪かろうではなく、しっかりしていて一般ユーザーなら満足度はかなり高いと思う。ただし、あまり期待させてしまうのもいけないので、残念ポイントを先にお伝えしておきます。
- 感圧センサーの操作には慣れが必要
- 音量調節の操作はできない
- 電源オン時は ANC(アクティブノイズキャンセリング)がデフォルト
- イヤホン本体の充電状況がケースの外からわからない
- ワイヤレス充電非対応
気になったのはこれくらい。また、ANCは静寂とまではいかないので期待はしすぎないこと。
COUMI Freedom Dots ANC-861 スペック
製品タイプ | 密閉カナル型 完全ワイヤレスイヤホン |
ドライバー | 12.5mm |
重さ (実測) | 合計: 約60g イヤホン単体: 約5g×2 充電ケース: 約50g |
防水規格 | IPX7 |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | AAC SBC |
連続再生時間 | 6時間(ケース充電含め合計24時間) 製品ページでは最大36時間 |
ANC連続再生時間 | 4時間(ケース充電含め合計16時間) |
バッテリー容量 | イヤホン:35mAh 充電ケース:500mAh |
インターフェース | USB Type-C |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
最大再生時間について、付属してあった説明書の時間を記載しました。製品ページでは最大36時間となっていて、バッテリー容量から計算すると6回分以上あるのかも。
500÷(35+35)=7.142857
また、コーデックの記載はなかったけど、AACでの接続を確認できました。
バッテリーテスト
ANCモードで実際にどれだけ再生できるか試してみました。使ったスマホは、OPPO A5 2020 で、音量は半分よりちょい低め。
再生時間 | 電池残量 |
1時間 | 70% |
2時間 | 50% |
3時間 | 40% |
4時間 | 20% |
電池残量が表示されるのは、正確なものではなく、ある程度の目安。4時間5分後にバッテリーロウとアナウンスが流れました。ANCモードではスペック通り4時間の連続再生が可能です。
充電時間は、充電ケースにしまって30分後には80%ほど充電できていました。1時間以内に満充電になるようです。ちなみに充電ケースの充電時間は、約2時間と記載あり。
COUMI Freedom Dots ANC-861 外観
ケースは、上か下に引き抜くタイプ。上部に本体、下部にアクセサリー、スポンジの下にも冊子があります。
充電ケースは横型で少し大きめ。蓋の側面だけ光沢があり、あとはつや消し。
背面側に、充電用のUSB Type-C、LEDインジケーター。充電中は白いランプがゆっくりと点滅、満充電になると消灯。イヤホンの充電中は光らないので、外からは確認できないのが残念ポイント。
充電ケース底面に、認証情報やキャパシティなどの記載。ワイヤレス充電には非対応。
充電ケースのふたを開けるとイヤホンの電源が入ります。逆にイヤホンを収納している状態で閉めると電源オフ。真ん中にリセットボタンがあり、10秒間長押しすると工場出荷時の設定に戻せる。LEDランプは充電しているときに点滅、満充電で消灯するが、ふたを開けないと確認できない。しかも開けると電源が入るため、充電が完了していても点灯してしまう。
イヤホンは密閉カナル型のうどんタイプ。デザインは光沢のあるホワイトで、左右ともにCOUMIのブランドロゴがある。側面の穴はノイズリダクションマイク。
イヤホン内側にある比較的大きな穴は、チューニングホール。うどん部分の凹んでるところが感圧センサー。金属充電設定の間にLR表記。うどんの下側にある穴は通話マイク。
イヤピースを外すと、丸ではなく特徴のある楕円型。
付属品は、冊子類、交換用イヤピース、USB充電ケーブル。クイックガイドは英語ですが、ユーザーガイドは、15~21ページが日本語に対応しています。
イヤピースは、大中小2セットずつ入っています。中の1セットはイヤホン本体に付いている。楕円形という事もあり、予備として2セットずつになっているのかも。
COUMI Freedom Dots ANC-861 使い方
イヤホンの内側に凹んだ部分があり、ここが感圧センサーになっています。タッチだけでは反応せずに、圧力をかけて操作する仕組み。押せたときはカチッと音が鳴るので、反応しているかの判別ができる。少し慣れが必要だけど、誤操作はなくて良いかもしれない。
機能 | イヤホン左 | イヤホン右 |
再生/一時停止 | 1回押す | 1回押す |
曲戻し | 2回押す | ー |
曲送り | ー | 2回押す |
電話にでる | 1回押す | 1回押す |
電話を切る | 1回押す | 1回押す |
着信を拒否する | 1秒間押す | 1秒間押す |
音声アシスタントを呼び出す | 3回押す | 3回押す |
2回押しは、再生/一時停止と反応してしまうこともあるので少し難しい。感圧センサーの場所を把握して何度かやれば、どのくらいのタイミングかわかると思う。
COUMI Freedom Dots ANC-861 装着感
うどん型だと持ちやすく、簡単につけることができます。装着後に少し回転させてあげるとフィット感が増します。これなら落としてしまうこともなさそうなので、運動用としても十分使える。
COUMI Freedom Dots ANC-861 音質
音質はバランスの良いフラット傾向で、他のCOUMI製品と比較すると低音が少し強く出ています。高価格帯のイヤホンと比べると少しこもった感じに聴こえるけど、気になるほどではない。ほんとに音にこだわりがある人でなければ、価格以上の十分な音質です。
自身の聴力に合わせて調整できるCOUMIアプリには非対応でした。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)
起動時のデフォルトがANCモードとなります。アンビエントやノーマルモードで聴いていて、充電ケースに戻しふたを閉めるとリセットされる。切り替えは1秒間長押し、カチッと音が鳴り、アンビエントサウンド→ノーマルモード→ノイズキャンセリングとアナウンスが流れます。
ノイズキャンセル機能は、高価格帯のイヤホンと同じとまではいかないけれど、これでも騒音の低減を十分認識できます。特に空調や車の音などの低周波音をカットしてくれるため、ある程度の騒音なら聴こえなくなります。ANCモードからアンビエントに切り替えると、意外と冷蔵庫の音はうるさかったんだと思うほど。逆に人の声やテレビの音などはある程度しか低減されないです。
また、他の機器に接続しなくてもANCモードだけで使うこともできます。単純に静かにしたいときにも便利な機能。他モードの場合は、10分間接続がないと電源が自動的にオフになる。
外音取り込みモードが快適
ANCモードだけでなく、外部音取り込みモードにも対応しているのがうれしいところ。ノーマルモードよりも外の音が聞き取りやすくなるため、移動中でも安心して着けていられる。それに防水規格IPX7にも対応し、フィット感も良いから、スポーツ用途良いと思う。利用シーンによって柔軟に使い分けられるのは便利。
100均の低反発イヤピースも使えた
シリコンタイプのイヤーピースが苦手なので、100均に売っている低反発イヤピースを試してみました。楕円形の作りのため少しはめづらいですが装着することはできます。充電ケースは比較的広めなので、低反発の小さ目サイズでも入ってくれた。少しだけ浮くのでしっかりはめ込めば大丈夫そうです。もしくはショートサイズであれば、違和感なく使えそう。100円で耳の負担を軽減できるので試してみてください。
ANCを試したい初めての人におすすめ
ANC対応イヤホンは高額なものが多く、購入を躊躇している人は少なくないはず。3,000円以下(キャンぺー価格)で購入できるなら、無くしたり壊したりしてもショックは少ない。音質も悪くないので、まだノイズキャンセリングを試したことがない人の入門機として最適かもしれない。
販売終了しました。
※このキャンペーンがいつまでかの記載はないので、製品ページを確認してください。
コメント