サンワダイレクトのタイムラプスカメラ「400-CAM109」のレビューです。富士山の山小屋に滞在し、雲の動きや御来光を撮影してみました。
提供:サンワダイレクト。記事に内はアフィリエイトリンクも含みます。
タイムラプスカメラ「400-CAM109」
4K対応のタイムラプスカメラで、インターバル(撮影の間隔)を5分に設定した場合、6か月もの長期間撮影も可能です。保存領域のmicroSDカード(別売)は、最大512GBまで対応。IP54の防水規格に対応したケースも付属し、屋外の定点カメラとしても使えます。
写真解像度
- 32MP(6480×4860P)
- 20MP(5200×3900P)
- 16MP(4608×3456P)
- 12MP(4000×3000P)
- 8MP(3264×2448P)
- 5MP(2592×1944P)
- 3MP(2048×1536P)
- 1MP(1280×960P)
初期設定は5MP。
動画解像度
- 3840×2160P
- 2688×1520P 20FPS
- 1920×1080P
- 1280×720P
- 640×480P
初期設定は1920×1080P。
microSDカードは別売り
microSDカードは付属していないため別途購入する必要があります。今回はサンワダイレクトで購入した「Transcend製 microSDXCカード 128GB Class10 UHS-I U1」を使用しました。
外観チェック
2インチのディスプレイを搭載し、その下に操作ボタンが並ぶ。見やすい角度に調整も可能で、最大90°稼働する。本体のみの重量は170gと軽量設計になっている。
レンズ部分はピント調節ホイールとなっていて、回して調節可能。左側にLEDライト、右側は撮影時に緑色に点滅する。上部には電源と撮影ボタン。下側に動画撮影時のマイクと再生時のスピーカー。下部には付属のマウントや、一般的な三脚も取り付けられるネジ穴がある。
右側面にUSB Type-C端子とmicroSDカードスロット。付属品は、防水ケース、USB Type-A to Cケーブル、カメラマウント、吸盤マウント、支柱マウント、釘上スタンド。
防水ケースは上にかぶせるだけの簡易的なもの。上からの雨なら大丈夫ですが、風が強い時にはちょっと心配になる。
登山道のタイムラプス撮影
登山者の動きと下界の景色を撮影。インターバルは30秒に設定しています。
雲の動きをタイムラプス撮影
徐々に明るくなってくる雲の動きを撮影。ここではインターバルは10秒に設定。
御来光のタイムラプス撮影
暗がりから御来光が出てくるところを撮影。これは最高画質の32MPでインターバルは1分にしています。画質を上げているため、23秒の動画でも1.13GBの大容量になってしまったものの、夜景や星空まできれいに映ってくれたのは良かったです。
影富士のタイムラプス
影富士(富士山の影)の動きをタイムラプスで撮影。これも32MPでインターバルは1分。天気があまり良くなかったけれど、影の動きが面白く撮れた。
インターバルの設定について
MENUからいろいろな設定ができるのですが、タイムラプスの撮影間隔(インターバル)を変更するのは少しわかりにくかった。初期設定は10分(600秒)になっているので、変更するには撮影モードを選択して先に進みます。
撮影モードの選択後、対象録音日を保存する→次にフレームレートの設定。
そしてタイミング間隔の設定がやっと出てくる仕様です。MENUのトップから間隔の設定ができればよいのに、残念ながら少し手間がかかります。
夜景撮影時の設定について
防水ケースをつけて夜景を撮影するときには、LED設定をオフにしないと光が反射してしまううまく撮影できなかったです。初期設定ではLEDがオンとなっているため、防水ケースをつけるときにはオフにしておくこと。
撮影後の再生が楽しみ
スマホでもタイムラプス撮影はできるけれど、長時間撮影するにはタイムラプスカメラの方が向いています。今回は富士山で試しましたが、星や雲の動きを撮影できたのは面白かったです。撮影後にどんな映像になっているか、再生するのが楽しみというのもタイムラプスカメラの醍醐味ですね。
影富士の撮影については、天気があまり良くなかったのでまたチャンスがあればまた取り直してみようかな。
コメント