iMessageがMacから使われていると、突然iPod touchの画面内に表示されました。どうやらiMessageが乗っ取られたようで、しばらくすると大量のメッセージを送信しだした!
iMessageから勝手にメッセージが送信された
違う端末から使われたようなので、とりあえずApple IDを表示して、サインインしているデバイスを調べてみる。Macの表示はなかく使われている様子は、ここからではわからなかった。不正ログインがあれば、アカウントのメールアドレスにも何かしら届くと思うけどそれもない。誤動作なわけはないと思うので、iMessageを開いてみると勝手にメッセージが送信されていた。
しばらくするとメッセージを送信しまくられる
初めに送信されたのが14:25で、しばらくは何もなかった。そこから4時間経過した18:31からメッセージが送られまくっている。
メッセージの内容は中国語ですべて同じ。自分のメールアドレスからスパムメールが大量に送信されている状況になったわけです。
すぐにパスワードを変更する
サインインしているデバイスに表示されていなくても、完全にiMessageが乗っ取られていたわけで、対応するにはパスワードを変更するしかない。パスワードを変更することで、すべてのデバイスからサインアウトされます。変更後すぐにスパムメールの送信はなくなり、とりあえずは解決しました。その後もなにもなさそうです。
2ファクタ認証を有効にする
今まで2ファクタ認証はパスコードの入力が必要なので使っていませんでした。iPod touchなので画面ロックをしたくなかったのが理由です。こんな状況になるぐらいなら有効化しておいた方が良かったです。有効にするときに登録する電話番号は050から始まるIP電話(SMARTalk)でも大丈夫でした。SMSだけでなく音声通話での認証もできます。ちなみに設定後にパスコードをオフにもできたのでやってよかったです。
2ファクタ認証は有効した後は無効にできなくなる
ファクタ認証を有効にした後で無効にすることはできますか?
ファクタ認証をすでにお使いの場合、無効にすることはできません。最新バージョンの iOS および macOS の一部の機能を使うには、情報の保護を念頭に強化された、このレベルのセキュリティが必須です。ただし、アカウントを最近アップデートしたばかりの場合は、2 週間以内であれば、登録解除できます。登録確認メールを開いて、以前のセキュリティ設定に戻すリンクをクリックしてください。その場合、アカウントのセキュリティは弱くなり、高いレベルのセキュリティを要する機能は使えなくなるので注意してください。
2ファクタ認証を有効化してから2週間以内なら解除できるけど、その後は無効化できなくなるようです。少しだけ手間ですがセキュリティ強化のためにはやっておいた方が良いですね。
不正ログインの対処法は
不正ログインの可能性があるときには、すぐにパスワードを変更すること。すべてのデバイスでサインアウトされ、とりあえずの不正利用を防ぐことができます。また面倒ではあるけれど、2ファクタ認証を有効にすればセキュリティ的には安全なため、やっておいた方が良い。
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