マウスコンピューターのハイエンドモデル、m-Book T シリーズをお借りしました。一般向けのノートパソコンの中で、最もハイスペックなモデルになります。
「m-Book T510SN-M2SH2」のスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-8750H プロセッサー (6コア/2.20GHz/TB時最大4.10GHz/9MB スマートキャッシュ/HT対応) |
グラフィックス | GeForce® GTX 1060 (6GB) |
メモリ | 16GB PC4-19200 (8GB×2/デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 256GB (SATA) |
ハードディスク | 1TB |
液晶パネル | 15.6型 フルHDノングレア (1,920×1,080/ LEDバックライト) |
無線 | IEEE 802.11 ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + Bluetooth 5 モジュール内蔵 |
動作時間 | 約 5.7時間 |
本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm) | 386×262×26.3 (折り畳み時/ 突起部含まず) 386×262×30.6 (折り畳み時/ 突起部含む) |
重量 | 約 2.6㎏ |
m-Book T シリーズ内でスタンダード構成「m-Book T510SN-M2SH2」のスペックになります。10月16日時点での情報となり、仕様や価格等は変更に可能性があるので公式ページを確認してください。
「m-Book T510SN-M2SH2」の外観レビュー
カラーはマットブラックで落ち着いた印象があり、いい意味でノートパソコンぽくない。全体的にシリコン素材で、触り心地が良いのも特徴的。
ディスプレイは非光沢で見やすい15.6型。カメラとマイクが上部中央に備わっている。
左側面に、電源端子、通気口、USB 3.0 端子(Type-A)×2、マイク端子/ステレオヘッドフォン端子、ステータスLED 。画面の最大開閉角度は約130度まで開く。
右側面に、マルチカードリーダー、USB 3.1 端子(Type-C)、mini Display Port端子、USB 3.0 端子(Type-A)、ネットワーク(LAN)端子、ケンジントンロック。
上部中央の▽が電源ボタンで、その両サイドがスピーカーになっている。キーボードは、キーピッチが約18㎜、キーストロークが約1.8mmで打ちやすい。
バックライトを点灯させるとキーボードの色が際立ち、デザイン的にも良く仕上がっている。明るさは「Fnキー+スペース」で2段階の調節ができた。
底面にある四角いのはサブウーファー。吸気口は広く背面に効果的な排気ができそう。マウスコンピューターのパソコンはバッテリーの取り外しができるタイプが多いけど、m-Book T シリーズでは内蔵型になっています。
ACアダプタは180W でかなり大きい。
「m-Book T510SN-M2SH2」のベンチマーク
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークで計測してみたところ、初期設定の1280×720 高品質(ノートPC)で、17861という非常に快適という結果が出た。m-Book K シリーズ「MB-K690XN-M2SH2」では、9943だったので倍近い数値です。ここまでの差を見てしまうと、価格を抑えたモデルよりハイスペックモデルの方が魅力的に見えます。
「m-Book T510SN-M2SH2」でマイニングをしてみた
NiceHash Minerとccminerを試してみたのですがうまくいかず、イーサリアムのマイニング「Claymore’s Dual Miner」を試してみました。ハッシュレートは、19.6 Mh/s ほど出ていて消費電力は100Wほど。イーサリアムが25,000円として計算すると、1.7円/時間ほどの収入で、電気代は2.5円/時間(26円計算)となり赤字です。マイナスだけど値上がりするのを見越してマイニングするなら良いのかも。
マイニング中はGPUの温度が75℃ぐらいまで上がっていました。キーボードの中央部分が温かくなる程度で、ファンもずーっと回っているわけではなくそこまでうるさくない。ノートパソコンでも冷却能力は高そうな感じです。底面を少し持ち上げて吸気をしやすくしてあげると、さらに効率は良さそう。
マウスを使った方が快適かも
使っていて中央にある大きなタッチパッドが気になりました。タイピングをするときには左側によるため、右手がタッチパッドに触れやすく慣れが必要。逆にゲームをするときには左側のスペースが広くて快適な気もします。これならタッチパッドをオフにして、マウスを使った方が快適かもしれません。
コストパフォーマンスの高いハイエンドノートPC
これだけのハイスペックな構成でも価格は高くなく、コストパフォーマンスは抜群です。m-Book Tシリーズで一番おすすめの構成が「m-Book T510SN-M2SH2」になるので、そこから必要なものだけカスタマイズするのが良いでしょう。予算に余裕があるのならPCクーラーやワイヤレスマウスも一緒に購入しても良いと思います。
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