劇場版コナン「ゼロの執行人」を観てきました。映画の内容がネタバレにならないように気を付けて書いているつもりですが、心配な方は見ないように。
安室はガンダムのアムロ・レイ
予告映像では、公安警察所属トリプルフェイスを持つ謎の男といわれていた安室。私立探偵(ポアロ)の時は安室徹、公安警察では「降谷零」、黒ずくめの組織では「バーボン」という3つの顔持っているが、今回の映画では何が目的なのか気になるように作られている。
本編の内容はさておき、声優さんはガンダムのアムロ・レイをやっていた古谷徹さんだ。安室とアムロがあからさまに一緒で、その他に透と徹で漢字は違うがトオルが一緒。公安警察の時の降谷零というのは、古谷と降谷とアムロ・レイの零とかけられている。作者の青山 剛昌さんがガンダムが好きだからというマニアには有名な話になる。
さらにゼロの執行人ときたもんだ。劇中に「空からか」というセルフがるけれど、勝手にガンダムのめぐりあい宇宙(そら)を連想してしまった。また作者は地元の朝倉書店に毎年映画にちなんだオリジナル色紙をプレゼントしているという。その中でも安室の「空かぁ」というセリフに対して、コナンが「そっちのそら」と意味深なセリフが描かれている。
Zガンダムのカミーユ・ビダンもいる
ポスターで安室の右側にいるのは公安警察の風見裕也。この人の声優さんは飛田展男で、Zガンダムのカミーユ・ビダン役をやっていた人になる。この場合あまり深くはなく、風見とカミーユをかけているだけのようだ。風見は2016年に公開された漆黒の悪夢(ナイトメア)では少しだけしか出てなかったけれど、今回はしっかり主要人物として登場している。
個人的には感想になるが、カミーユの声優さんだと知っていても、風見のキャライメージが違いすぎるため全く入ってこない。もう少し強めのキャラでもよかったのになと思ってしまう。
黒田管理官はラムなのか?
劇場版のポスターで安室の後ろにいる黒田管理官にも注目したいところ。原画ポスターでも大きく描かれている。黒ずくめの組織のナンバー2であるラムは義眼だという情報があり、その候補の1人として挙げられている。映画内では出てくる回数は少ないものの重要なシーンはあるので、それをどう受け取るかなあなた次第。行動に注意しながら観ていると、より楽しめるのではないだろうか。
ゲスト声優も重要な役割
小五郎の弁護士として橘境子(たちばな きょうこ)役に上戸彩。司法修習生の羽場二三一(はば・ふみかず)役に博多大吉が演じている。どちらもこの映画には欠かせない主要人物だ。大吉さんが意外と普通にこなしていたので、その辺に注目しても面白いかも。
それと、あまり興味のある人は少ないだろうけど、ニュースのシーンでは日テレの安村アナウンサーが参加しているそうだ。
爆破犯人よりも見どころ
映画を観ていると、爆破犯人がどうこうというよりも、なぜ小五郎が捕まらなければいけなかったのかというモヤモヤは残っていた。事件解決後にその真相が明かされ、なるほどねと納得。見る人によって感じ方は違うかもしれないけれど、そこが一番の見どころではないだろうか。
キック力増強シューズ×瞬足コラボ
映画館の売店に瞬足と書いてあるシューズケースが置いてあった。開けてみるとキック力増強シューズに模した靴が入っている。右足のくるぶし付近についたダイヤルは回すと、カチカチとしっかり音がする仕組みでよくできている。ちなみに左足にはダイヤルはついていない。その他に和傘が置いてあったりと、コナングッズがたくさん売られていた。映画館にもよるとは思うが、それらを見に行くのも面白いかも。
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