マウスコンピューターのブースに、Windows Helloに対応している顔認証カメラが置いてあった。Windows10搭載のパソコンでUSBポートがあれば、どんなパソコンも対応させることが可能なようだ。
Windows10から導入された顔認証
Windows10になってから顔認証でログインできるシステム「Windows Hello」が導入されたけれど、カメラが3Dに対応していなくて使えていないという人は多いと思う。特にWindows7や8からWindows10にアップグレードした人は、顔認証に対応できることすら知らないのではないだろうか。Windows10にアップグレードしたパソコンでも顔認証カメラ「CM01」をUSBに差し込むだけで、Windows Helloに対応させることができるようになる。
どんなタイプのパソコンでも気軽に設置できる
顔認証カメラ「CM01」は、デスクトップであろうがノートパソコンであろうが形を選ばず、どんなタイプでも気軽に設置ができる。挟んだりするのではなく、実はディスプレイの上にちょこんと乗っかているだけ。といってもカメラのアームの角度を合わせてあげると意外と固定されるので、どんなディスプレイの上にでも置けそうだと思った。パソコンの隣に自立させて置いてもいいし、カメラが見える位置に置ければ問題なさそうだ。
顔認証に対応させるメリット
以前、Surface Pro 4で顔認証を試してみた時にはその精度に驚かされた。はじめに自分の顔を登録してしまえば、面倒なパスワード入力の必要がなく、パソコン(カメラ)の前にに座るだけで高速ログインができてしまう。また3Dでしっかり認識しているようなので、奥行きがない写真などでは反応しないため、なりすましなどもしっかり防ぐことができるという。
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持ち運ぶなら指紋認証リーダー「FP01」
持ち運ぶことが多いパソコンの場合には、顔認証カメラだとかさばるので不向きかもしれない。その場合には、指紋認証リーダー「FP01」で対応したほうが良さそう。重量は約5gと超軽く小型となり、USBに挿しっ放しでも邪魔にならない。センサー部分に指でタッチするだけで高速ログインできるようだ。これもWindows10搭載のパソコンであれば、どんなパソコンでも対応可能という。
家族で使うパソコンに導入したい
単なるセキュリティの問題だけでなく、家族やグループなど同じパソコンを複数人で共有しているときにも便利に使えるのではないだろうか。アカウントの切替をパソコン(カメラ)の前に座るだけでというのは何とも手軽。また今あるパソコンがWindows10なら、7や8からアップグレードしたものでも後付けで対応させることができる。顔認証カメラ「CM01」と指紋認証リーダー「FP01」はWindows10の性能を生かせるセキュリティデバイスだ。
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