画面を360度変えられる「HP Spectre 13 x360」を実際に使ってみたらかなり便利だと思った。今までタブレットにもなる2in1ノートパソコンはどれも中途半端なイメージがあったけれど、これは有りかもしれない。
デザインが良いだけでなく高性能
ヒンジや側面がゴールドで高級感もあり、パッと見ただけでもデザインの良さがわかる。それだけでなく耐久性やパソコン自体のスペックも良く、サクサク作業ができそうだ。一番薄いところは15.5mm、重量は1.45kgで薄型軽量。ただノートパソコンとしてだと気にならないけれど、タブレットとして考えてしまうとどうしても重く感じてしまうデメリットはある。
ノートブックモードのタッチパッドが便利
ノートブックモードではキーボードとタッチパッドがかなり大きく使いやすい。キーボードはバックライトも付くしタッチパッドはタッチジェスチャーにも対応している。
大きめのイメージパッドは、2本指タップでマウスの右クリック、3本指タップで検索ボックスでの検索を、4本指タップでアクションセンターを開くなど、さまざまなタッチジェスチャーを、よりスムーズに操作できるよう設計されています。
2本指でスクロールもスムーズにでき、ピンチイン・ピンチアウトで拡大や縮小が気軽にできて、Web閲覧がとてもしやすくなる。マウスがなくても十分に使いこなせそうだ。
スタンドモードが快適で使いやすい
スタンドモードの使い道ってどうなんだろうと思っていたけれど、意外と使い心地が良いことに気が付いた。テーブルの上でタブレットとして使うとなると上からのぞき込む感じになってしまう。けれどスタンドモードなら画面の角度を変えやすく、のぞき込まなくても、持っていなくても良い角度で快適に使える。ただし鋭角にしてタッチ式にキーボードをガンガン打とうとすると、重力で倒れこんでしまうのでそこそこに。
動画を見る時はテントモードがおすすめ
「HP Spectre 13 x360」のスピーカーはキーボードの裏側の底面にある。左右両方にあるデュアルスピーカーになっていて、テントモードにしたときその実力を一番発揮しそうな気がする。ノートブックモードやスタンドモードより音に奥行きができるので、動画を見るときにはスタンドモードがいおすすめ。またテントモードだと場所を取らないので、かなり狭いスペースで使うこともできてしまう。
横でも縦でも見れるタブレッドモード
タブレットモードとして使うときには、横だけでなく縦でも見れるというメリットがある。Webページは縦長のものが多いため閲覧をするだけなら、縦のほうが全体が把握でき明らかに見やすい。スクロールする手間なく一目で知りたい情報にアクセスできる。ただし重さは1.45kgと片手で持つには重いので、テーブルの上や膝の上で使うのが良さそうだ。
やりたいことを全てを満たしてくれる
モバイルノートとしては13.3インチと大きく、画面を2分割しても見やすくて便利に使えた。文字が小さいときにはタッチパッドですぐに拡大できるし、Webページを見ながら記事を書いてみたらかなり快適だった。閲覧するだけならスタンドモードやタブレットモードがしやすいし、テントモードで映画を一本観てみるのも良さそう。これだけあればやりたいことが全てできるのではないだろうか。
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