「Surface Book 2」15インチは、クリエイティブ向けの着脱式2in1パソコン。イラスト制作や画像編集などの用途で使う人が多いと思うけど、ゲームまでしっかり遊べる優れものです。
「Surface Book 2」15インチのスペック
寸法 | 13.5 x 9.87 x 0.568 ~ 0.90 インチ (343 x 251 x 15 ~ 23 mm) |
ディスプレイ | 15 インチ PixelSense™ ディスプレイ 解像度: 3240 x 2160、(260 PPI) |
メモリ | 16 GB RAM 1866 Mhz LPDDR3 |
プロセッサ | 第 8 世代 Intel® Core™ i7-8650U クワッド コア プロセッサ、4.2 GHz Max Turbo |
セキュリティ | 顔認証 |
ソフトウェア | Windows 10 Pro Office Home and Business 2019 |
センサー | 光センサー 近接センサー 加速度計 ジャイロスコープ 磁力計 |
重量 | 1,905 g |
ストレージ | SSD: 256 GB、512 GB、1 TB |
バッテリー駆動時間 | ビデオ再生は最長 17 時間 |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® GTX 1060 discrete GPU 6 GB GDDR5 グラフィックス メモリ付き |
外部端子 | USB type-A x 2 (バージョン 3.1 第 1 世代) USB Type-C x 1 (バージョン 3.1 第 1 世代、USB Power Delivery バージョン 3.0 搭載) 3.5 mm ヘッドフォン ジャック Surface Connect ポート x 2 フルサイズ SDXC カード リーダー |
ワイヤレス機能 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 4.1 |
「Surface Book 2」15インチモデルは、ストレージの容量だけ選択できます。価格は公式サイトを確認してください。
「Surface Book 2」15インチ外観レビュー
アスペクト比が3:2のタッチ対応ディスプレイは、存在感のある大きさ。中央上部のカメラは、Windows Helloの顔認証に対応。
ディスプレイの上部に電源ボタンと音量調節ボタン。全体にスリットが入っていて、放熱する仕組みのようです。
天板カラーはシルバーのみで、マイクロソフトのロゴがあるだけのシンプルなデザイン。タブレットとして使えるため右上にアウトカメラも搭載。
底面は通気口などはなく、グリップ用のゴムがあるだけ。背面側の中央にマイクロソフトのロゴがあり、グラフィックス稼働時にはこの辺りが温かくなる。
通気口はキーボード側にあり、中央から吸気し、両端から上部に排気している。薄型のため排熱は気になるところですが、思っていたよりも熱はこもらないようで、長時間の作業も問題なさそう。
3段階のバックライト機能付きキーボード。とても打ちやすく、パームレストも広くて快適。
左側面に、USB type-A x 2 とフルサイズのSDカードリーダー。SDカードは挿したとき全部収まりきらないで、少し出っ張る仕様。
右側面に、USB Type-C とSurface Connect ポート。画像の状態が最大開閉角度になります。それと、ディスプレイ側の上部に3.5 mm ヘッドフォン ジャックがある。
キーボードのDelキーの左側に電子ロックキーがあり、押すとロックが解除されディスプレイを取り外せる仕組み。タブレットだけで持ってみると、大きさの割には軽く感じます。またグラフィックスの作業中だと、警告が出て外せないようにもなっている。
ディスプレイを逆向きに取り付けて、ノートブックモード以外で使うことができます。
ディスプレイの左右にスピーカーが搭載されているため、スタンドモードでは映像コンテンツを楽しむのに向いている。
タブレットモードにするときには、通気口があるヒンジ側に厚みがあるため、画面を反転して使うのが良さそう。
ACアダプターは102Wで、USBポートを搭載している。通常グラフィックスを搭載しているパソコンでは大きくなりがちですが、軽量な方だと思います。
Surfaceのアクセサリーは別売り
Surfaceのアクセサリー類はすべて別売り。Surface ペンは、ディスプレイの側面以外にも、画像のようにパームレストにも磁石でくっついてくれます。Surface アーク マウスは、曲げると電源が入り、延ばすとオフになり収納に便利。Surface Dialは、クリエイティブな作業向けのツール。
それとキーボードの上にあるSurface Headphonesは、Surfaceアンバサダープログラムにてお借りしているので、後日またレビューします。
「Surface Book 2」15インチのベンチマーク
軽量品質 1280×720 | 6969 快適 |
軽量品質 1920×1080 | 5361 やや快適 |
標準品質 1920×1080 | 4426 普通 |
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」で計測してみると、軽量画質で解像度を下げてあげれば快適にできるようです。NVIDIA GeForce GTX 1060を搭載していても、薄型のためかパフォーマンスは少し低いようです。
高品質(ノートPC) 1280×720 | 10780 非常に快適 |
最高品質 1280×720 | 9991 非常に快適 |
最高品質 1920×1080 | 7373 非常に快適 |
最高品質 3240×2160 | 8233 非常に快適 |
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」では、最高品質で解像度を合わせても非常に快適という結果が出ました。中程度のあまり重くないゲームであれば、高解像度でも遊べそうです。
「Surface Book 2」15インチでゲームをしてみた
FINAL FANTASY XVのデモを遊んでみたところ、初期設定のままでは、処理しきれずにカクついてしまうことがありました。グラフィック設定を、3Dグラフィックス解像度を75%にし、画質設定プリセットを低にしてあげると、比較的スムーズに遊べます。
それと、NVIDIA GeForce GTX 1060 が、リアルタイムレイトレーシングに対応したので、BFVで動作確認してみました。高解像度で遊ぶことはできないですが、しっかり反映されていたので対応ゲームタイトルが増えてくれれば、さらに楽しめそう。着脱式の2in1パソコンでも最新技術を体験できてしまうのは本当に凄いです。
13.5インチと15インチどっちが良いか?
「Surface Book 2」の13.5インチと15インチどちらが良いかというと、予算にもよるかと思いますが、間違いなく15インチの方がおすすめ。理由は、画面が大きくてもそこまで重くはないことと、グラフィックス性能が高いことです。13インチクラスであれば他にも競合があるけど、15インチクラスの2in1で、これだけ高性能なのは他にない。ただし価格はそれなりにするので、公式サイトを確認してください。
コメント