一般的には、会社を運営している人よりも雇われている人のほうが多いわけですが、この本の内容は知っておいても面白いかもしれません。
『行きたくなる会社の作り方』というタイトルなので、経営者の方はもちろん読んでおいたほうが良いでしょうが、雇われている人が読んでみると、自身がいま働いている会社が、どういう方向性を持って経営されているのかを再認識することができるでしょう。
しかし、その会社がしかっリとした経営理念を打ち立てられているかが問題になってきます。
また、会社自体に経営理念がない場合は論外なので、そういった会社は今後、発展してく可能性は極めて低いかもしれません。
それと、社長自体に器の大きさもあるので、あまり発展し過ぎると逆に潰れてしまうということも起こりうるのも事実です。
その場合には発展を抑えて、現状維持をしてもらっていたほうが無難ということになるかもしれません。
経営理念がしっかり稼働していて、社長が常に勉強を怠らないで、アンテナを張り巡らしているところは発展していくきがします。
自身の置かれている状況を認識する材料
このように経営理念というものは、いま自分が働いている会社の方向性、または可能性を認識する材料として役に立つものです。
会社の中には、経営理念があるけれどもそれが活かされていない、働いている従業員がそれを認識していないというところもあります。
そうなってしまうと、これは無いに等しい状況ですね。
せっかく打ち立てた、経営理念も無駄になってしまします。
そのような会社では一部の人間が支えていて、後の従業員はなんとなく働いているというのが多いかもしれません。
また認識材料としては、今後の身の振り方や、会社選びにも参考にする事もできるでしょう。
実現するための行動基準
経営理念の概念としては、もともと知っていた内容なのですが、その経営理念を実現するために、4つの行動基準を設けているディズニーランドの話はとても参考になりました。
経営理念を打ち立てても、働いてくれる従業員がそれを理解してくれなければ意味が無いものです。
この4つの行動基準があるからこそ、何度も行きたくなる夢の国を可能にしているのでしょう。
またディズニーランドは【2万人の働いている中の9割がアルバイトなのに】というのもすごいところです。
このような成功事例として、かなり参考になるものなので経営者の方には、特に読んでいただきたいものですね。
出世するのはこういう人
こういった考え方を知っていると、自分がどう働けば良いかが分かってきます。
経営者じゃないから別に知らなくてもいいやとは思わず、経営理念通りに行動して見ることです。
実はそういう人が出世していくものだと思います。
Googleプレビューか、無料お試し版より、ちょっとだけ読むこともできるので参考にしてみてください♪
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