東京で用事を済ませてから宮城に行く用事があり、その日のうちに行くには時間的にちょっと遠い。途中でどこかに泊まっていこうかと調べていたら、東北自動車道の佐野SAに「ファミリーロッジ旅籠屋・佐野SA店」があるので泊まってみることにしました。
上りと下りの両方からアクセス可能
今回は東京方面から宮城に行きます。下りの佐野SAに車を止め、障害者用の駐車場や電気自動車用の充電スタンドがあるところの先に、上りの佐野SAに行ける階段がある。
階段を登ると「ファミリーロッジ旅籠屋・佐野SA店」すぐにあり、そのすぐ隣が上りの佐野SAのお店となっている。どちらからでもアクセスできるという立地で、両方のSAを探索できるというのも面白い。下りから利用するときには駐車場が少し遠くなるので少し心配になる。車内の見える位置に貴重品等は置かないようにしたいところ。
佐野SA自体は24時間営業しているのだが、ホテルのフロントは23時までのようで、それまでにチェックインをする必要はありそう。ファミリーロッジ旅籠屋では当日の宿泊料金は基本現金払いのようですが、佐野SA店ではクレジットカードの利用ができるのも便利。
部屋はアメリカのモーテルのような作り
入った瞬間に海外のモーテルによく似ているなぁと思った。泊まった部屋はベッドが2つにテーブル、テレビ、浴槽とトイレはしっかり別に作られている。インターネットの回線は、有線と無線LANの両方利用可能だった。
一階に1つしかないがコインランドリーもある。洗濯200円、乾燥30分100円となっていた。
朝の7時~9時の間にはフロントのラウンジにて、パンとジュース、コーヒーが無料で用意されている。
コーヒーは挽きたてを入れてくれるマシンがあり、なかなかクオリティは高い。SAを24時間利用できるので必要ないかもしれないが、あると嬉しいサービスではある。
佐野SAの上りと下りの違い
佐野SA下り
佐野SAは上下線ともに24時間営業をしている。どちらも歩いてアクセスできるのが面白い。下りのスナックコーナーは上りよりもメニューが充実している。
17:00を過ぎていたので外の露天は閉まっていた。下りを遅い時間に利用する人は少ないようで上りより閉まる時間が速いようだ。ちなみに翌朝行ってみたらしっかり開いていた。
佐野SA上り
上りのスナックコーナーは下りよりも少し寂しい感じ。
下りで閉まっている時間でも上りの方ではまだ活気があった。人も多く露天もまだ開いていた。上りのほうがホテルから近いので開いているのは嬉しい。
佐野SA上りのレストラン
24時間やっているスナックコーナーではなく、7時~22時まで営業しているレストランが、上り線側と下り線側の両方にある。夕食はホテルからも近い上りのレストランで取ることにした。
佐野ラーメンと迷ったが、万葉柚子ラーメンが美味しそうだったので注文してみた。これが大正解!柚子の香りがする塩ラーメンで、見た目はかなりシンプルだが、味わい深くとても美味い。あっさりしたラーメンが好きな人は間違いなく好きだと思う。トッピングの鶏肉と卵も美味しかった。
カツ丼も少しいただいた。カツは美味しかったのだが、米のクオリティが普通だったのが残念。まずいというわけではなく、他が美味しかったのでちょっと期待しすぎてしまったところはある。宿泊すると時間に余裕があるのでレストランでゆっくり食べられるのはいい。スナックコーナーで手軽に食べるよりおすすめかも。
メニューに載っていないプレミアムカフェヌエボも注文してみた。
濃いコーヒーが好きな自分には薄いと感じたが、薄いながらに味がしっかりあるコーヒー。薄くても美味しいコーヒーというのは初めてだ。スターバックスではドリップコーヒーにショットを一杯足してもらうぐらいがちょうどよい自分でも、これなら濃くなくても満足できる。もう一度飲んでみたいコーヒーの一つとなりそう。
アルコール類は何処にもない
手軽に食べられるスナックコーナーではなく、レストランを選択して正解だった。美味しいラーメンとコーヒーが飲めてとても満足した。欲を言えばビールを飲みたかったのだが、SA内には酒類を扱っているところは何処にもない。ホテルには冷蔵庫があるので高速に乗る前に買っておくのが良さそう。買ってこなかった場合でも、どうしても飲みたいというのならタクシーを呼んでSAの外に行くことは可能なようです。
サービスエリアと隣接した不思議なホテル
高速道路を降りることなくホテルに泊まれるのはとても便利。サービスエリアを上下線共にじっくり探索できるという面白い経験もできたし、泊まってよかった。佐野SAの営業時間は24時間なので食べ物にも困らない、今度利用することがあったら事前にビールを買って持って行きたいと思う。
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