東京から出雲大社へ行くのに、飛行機や新幹線、または高速バスなどという交通手段もありますが、今回選択したのは東京22:00発の寝台特急「サンライズ出雲」です。翌朝の9:58には出雲市駅に到着するので、寝てる間に着いてしまうという効率の良さ!出発当日が仕事の日でも夜から出かけられ、翌朝には出雲にいることができるというのは、時間的にも効率が良いです。
サンライズ出雲のシングル
ツインを予約したかったのですが、空きがなくシングルを2つ。向かい合わせて開いていたので、それにしました。もともとツインの数は少ないようなので、早めに予約しておかないと取れなそうですね。
しっかりと鍵のかかる個室、洋服をかけるハンガーがひとつ。入り口に少しスペースが有りスーツケースぐらいなら置けそう。天井の高さは2メートルぐらいはあるかと思うので、圧迫感はあまりない。ベッドの上に乗っても小柄な人なら立つこともできます。シングルのタイプによっては、天井が低いベッドもあるようでした。
上からスライド式のブラインドを下ろすことができ、電気を消せば真っ暗になり、外の明かりなども気にならない。天気が良ければ、あえて開けておいて星を見ながらなんてのも良いかもしれません。
枕と薄い布団、寝間着まで用意されている。寝間着の紐はゴムなので締めつけ感も少なく、リラックスしたい人は着替えたほうが良さそう。個人的には枕の厚みがあり高すぎるのではと思いました。横向きで寝るなら調度よいが、うえを向いて寝るなら取ってしまったほうが良さそう。
室内温度は高めなきがしたので、薄い布団でも大丈夫と思っていたら明け方になると少し冷えて来るので要注意!外気温が下がってくると窓が大きいぶんその影響を受けやすいのかもしれません。冬の時期は特にかな。
コンセントもあるので、携帯電話の充電もできます。
シングルの寝心地
ベッドは少し固め、寝返りはできないほどの幅だが1人で寝るなら十分。ベッド自体の寝心地は悪くはない。しかし、道中かなり揺れます!ゆすられて起こされているのかというぐらいに・・・多少の揺れなら心地よく寝れるのですが、たまに大きく身体が動くほど揺らされます。枕が高いから余計にそれを感じる、枕はないほうが寝やすいかもしれません。
時期によっては、ブラインドを下げていても明け方には室温が下がってきます。寝るときは暑くても布団をかけていないと寒くておきてしまうことのないように。
車内販売はなし自動販売機だけ
車内販売はないので出発前に買い込んでおいたほうが無難。ジュースの自動販売機はありますが、種類は非常に少ない。
自分は、東京駅で牛たん弁当を買って持ち込み。普通にうまかった。
買う時間がなく間に合わなかったというなら、駅のホームにNEWDAYSがあるので、そこで調達するのが良いでしょう。売り場はサンライズ出雲の5両目が停まる辺り。
サンライズ出雲の利用を検討している方へ
寝ている間に出雲にいけるのはとても便利ではあるけれども、かなり揺れるので熟睡までは出来ない。多少眠いなかの観光になるかもしれないが、朝早くおきて観光に行くのを考えれば、こっちのほうが楽ではある。寝台列車を楽しむという意味でもおすすめかも。
東京発22:00なので、夕食を済ましてからの乗車になる方が多いと思います。すぐに寝てしまっても良いし、何かしても良いが揺れるので酔わないようにしたい。翌朝の到着が9:58なので朝食は前もって買っておいたほうが良さそう。途中停車する駅もあるので6時位?からかな?停車前にアナウンスが流れるのでおきてしまう人も多いかと思います。
起きてしまったらせっかくなので外の景色を堪能してみてはいかがでしょう。途中渓谷が見えたりするところもあり、旅をしている気分を実感。
出雲間近の宍道湖で、たまたま大きな虹が見えました。
最後に
とにかく車両の揺れが大きい時があるので、枕をしないほうが身体の揺れを軽減できそうな気がします。ということでサンライズ出雲では枕は使うな!と個人的には思います。
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