SoundPEATSからBluetoothトランスミッター&レシーバーMK2を提供して頂きました。送受信両対応で、オーディオ機器をワイヤレスで楽しむのには最高のデバイスかも。
「SoundPEATS MK2」で出来ること
「SoundPEATS MK2」を使うことで、Bluetooth非対応のオーディオ機器でもワイヤレスで接続できるようになる。ワイヤーのイヤホンをBluetoothに対応させたり、テレビの音をワイヤレスで聴くことができたり、今までできなかったことを可能にしてくれる。また、送信モードなら2台同時の再生ができるので、2人同時にBluetooth対応イヤホンで聞くことができたり、2つのスピーカーにつなげて※パーティーモードで楽しむなんてこともできる。
パーティーモードは、BOSEの「SoundLink Revolve」を2台同時に再生するモードのこと。BOSE製品でなくても、Bluetooth対応スピーカーが2つあれば、それと同じようなことができるようになる。さすがにステレオモードはできないけど。
「SoundPEATS MK2」の製品仕様
バージョン | Bluetooth 4.1 |
周波数範囲 | 2.402GHz~2.480GHz |
対応プロフィール | HFP/HSP/A2DP/AVRCP |
コーデック | APT-X/AAC |
Bluetooth通信距離 | 最大10m |
充電時間 | 1.5~2時間 |
使用時間 | 最大10時間 |
バッテリータイプ | 170mAhリチウムバッテリー |
動作電流 | 22mA(MAX) |
充電電圧 | DC 5.0V |
サイズ | 47.8×47.8×9.7mm |
製品重量 | 約15g |
サイズは小さくて持ってみると、めちゃくちゃ軽くておもちゃのようだ。それだけ軽くても使用時間は最大10時間もある。価格は変動するのでAmazonで確認してください。
「SoundPEATS MK2」の外観レビュー
箱の中には、MK2本体、3.5mmオーディオケーブル、3.5mmオーディオアダプター、RCAステレオ変換ケーブル、microUSBケーブル、取扱説明書が入っている。
中央に電源や再生などに使うマルチファンクションボタン。その上の小さな穴はLEDインジケーター。手前にUSB充電ポート。
反対側の側面には、音量と曲送りのボタン。手前の小さな穴はマイク穴になる。
左手前にある穴は3.5mmオーディオジャック。モードスイッチのTX側にするとトランスミッター(送信モード)、RX側にするとレシーバー(受信モード)。隣にあるボタンはペアリングスイッチになる。
ワイヤーイヤホンをBluetoothに対応させる
Bluetooth非対応のワイヤーイヤホンでも、MK2に接続すればワイヤレス化が簡単にできてしまう。MK2をRX(送信モード)にして、スマートフォンとペアリングをする。スマートフォンにはMK2と表示され、接続はスムーズに行えた。接続後はスマートフォンで音楽を再生するだけ、音質の劣化もほとんどなく快適だった。ただしデメリットとして、イヤホン側のリモコンは操作できないので、MK2で操作する必要がある。
テレビの音声をBluetooth機器に送信する
テレビの音声もワイヤレス化することができる。MK2をTX(送信モード)にして、テレビのイヤホンジャックに差し込み、Bluetooth対応イヤホンとペアリングするだけ。MK2をテレビのイヤホンジャックに挿すときには3.5mmオーディオアダプターを使うのが便利。使ったヘッドホンは「SoundPEATS A1 Pro」で、静かに聴きたいときだけでなく、映画やゲームなど迫力のある音声を楽しみたいときにも良いだろう。また、Bluetooth対応イヤホンが2つあれば同時に再生することもできるので、2人でも楽しめる。
スピーカーを2台繋いでパーティーモードにする
通常のスマートフォンは1度に1台のスピーカーでしか再生できない。しかしMK2をTX(送信モード)でイヤホンジャックに差し込むことで、2台同時に再生することも可能。Bluetooth対応のスピーカーも2台必要になるのだけれど、BOSEの「SoundLink Revolve」のパーティーモードのような再現ができてしまう。完璧に再現できるわけでなく、音がずれることはあるけれど、音の広がりを楽しめるので、けっこうおすすめ。
実際に10時間持つのか試してみた
これだけ小さいデバイスなのに10時間も持つのか疑問になったので、実際に試してみた。MK2はTX(送信モード)で、テレビの音声をBOSEの「SoundTouch 10」再生し続けた結果。ちょうど10時間が経過したころ、LEDインジケーターが赤く点滅しだして、その後10分ほどで電源が切れた。ほんとに10時間も持ったのには驚かされた。また給電しながら使えるかも試してみたところ、結果としてはできた。しかし、説明書にできるとの記載はなく、バッテリーの劣化にもつながるので、やるときは自己責任で。
使ってみてわかった注意点
テレビの音をワイヤレスで聴いているときに、まれに音が途切れることがあった。これは音量が小さかったのが原因のようで、大きくすることで改善された。自分の環境のみかもしれないけれど参考に。それといろんなスピーカーで試してみた結果、「SoundTouch 10」で2台同時に再生している時だけ切断することがあった。単独で使っているときには問題なかったので原因は不明。その他に気になるところはなく、基本的には快適に使えた。
オーディオ機器をワイヤレス化をしたい人におすすめ
テレビの音声をワイヤレスで聴けるようにしたり、今あるイヤホンやヘッドホンをBluetooth化したいという人にはMK2はおすすめ。また3.5mmオーディオアダプターが付属していて、そのまま挿せるのも便利なところ。電池持ちもいいし使いやすいし、価格も安くてコストパフォーマンスは最高だ。価格は変動するのでAmazonで確認してください。
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