静かな環境で作業をするよりも、少しぐらいざわついていたほうが生産性が向上するという研究結果があるようです。また子供を勉強させる環境は、自分の部屋よりも家族がいるリビングでやらせる方が効率が上がるとも言います。静かな環境だと小さな音などが余計に気になってしまうのかもしれませんね。
適度な雑音(ノイズ)があった方が、逆に集中して作業効率が上がる
仕事や勉強など自宅でできることでも集中するために、あえてカフェでやるという人も多いかと思います。毎回外に出れるのであればよいけれど、そう行かない時にはカフェに居る時のような雑音を再現してくれるアプリ「Coffitivity」を利用してみてはいかがでしょう。
Coffitivityの使い方
使い方はシンプル、アプリを起動させて再生するだけ。
再生できる雑音のシーンは3つ
- Morning Murmur(朝のざわめき)
- Lunchtime Lounge(お昼のラウンジ)
- University Undertones(大学の小声)
スライドさせることで変更できる。
手持ちの曲を組み合わせることも可能
画面下にあるAdd Music+をタップすると、iTunesに入っているプレイリストを合わせて再生することもできます。右側の音量バーで音の比率を調整できるのも便利な機能。Add Musicを利用すると、普通に音楽を聞いているのと変わらなくなるので、音量バーを上部に移動させた方が良い。Coffitivityの雑音にかすかにバックミュージックを流す事ができるようになります。
とは言え、集中するならばAdd Musicで追加するよりも、Coffitivityのままの再生したほうが良いとは思う。あまり使うことがない機能かも・・・
CoffitivityのWebサイトもある
パソコンで作業するときには、Webサイトを利用しても良さそう。ブラウザで3つ開いて、全部の雑音を再生して混ぜるなんで事もできます。
試してみたけど、雑音が多くなりすぎてあまり良くないかも・・・再生は一つだけで十分だった。
日本語じゃないのが逆に良い
アプリやWebサイトは英語。使い方はシンプルなのでだれでも問題なく利用できるかと思います。また雑音の中に会話が少し入っているが、これも英語。日本語の会話だった場合、何を言っているのか聞こうとしてしまうような気がする。何を言っているのかがわからないというのが、雑音として逆に良い効果を出してくれるのでしょう。
イヤホンを使えばどこでも集中できる
他のアプリで雨の音を再生してくれるものもあります。この場合だと単調になるので、他の音の聞き分けがしっかり出来てしまうかと思います。それとは違いCoffitivityの適度な雑音のほうが、他の音が気にならなくなるというのを実感しました。
静かなところはもちろん、周りの会話がうるさすぎるという時にも、イヤホンをして再生すれば効果を発揮できそう。オフィスや自宅、カフェに行ったけど隣の人の会話がうるさいとか、いろんな状況下で使えるかと思います。
いろいろ試してみた結果、作業効率をあげるには一番良さそうなアプリです。無料なので試してみてはいかがでしょうか。
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