ブライドル・グランドウォレットのヘーゼル(左)とマルティーニ・クラブウォレットのビターチョコ(右)のレビューを書きました。同じような形ではあるものの、違いはあからさまにあるので比較してみます。
収納は一緒だが開きぐあいが若干違う
ファスナーを開けた内装の収納スペースは、カードポケットが8つ、フリーポケット2つ、札入れ2つ、ファスナー付き小銭入れ1つと同じ作りになっている。0.5㎜と若干ではあるがマルティーニ・クラブウォレットの方が開いたときのマチが12㎝と広く、使いやすく感じる。どちらとも旧型なので小銭入れのマチがない、新しく販売されているのはマチ有のものになります。
現在販売されているのは写真右側のように小銭入れのマチがある。これにより広く開き、中身が見やすく取り出しやすくなった。
大きさが少し違う
マルティーニ・クラブウォレットの方が幅が0.5㎝ほど若干小さく、厚みの0.2㎝ど小さい作りになっている。サイズは小さいのではあるが、中までミネルバボックス(牛革)を使っている分重量は10gほど重い。ブライドル・グランドウォレットは約190gでマルティーニ・クラブウォレットは約200gとなっている。
革と質感の違い
ブライドル・グランドウォレット(左)は耐久性を増すためにロウが染み込ませてあるブライドルレザーで、高級感のある光沢で質感は硬いのが特徴。マルティーニ・クラブウォレット(右)は同じものが2つとない適度なシボ感(しわ)のミネルバボックスを内装まで贅沢に使用していて、柔らかいというのが特徴。見た目の高級感はブライドルレザーの方があるのだが、使用している革が多いマルティーニ・クラブウォレットの方が価格は高い。
カラーは7種類と3種類
ブライドル・グランドウォレットのカラーは、ブラック、モスグリーン、ロイヤルブラウン、ダークネイビー、ロンドンキャメル、スイスレッド、ヘーゼルの7色と選べてよい。今持っているのはヘーゼル、ビジネスシーンでもプライベートでもどちらでも使えそうだ。
マルティーニ・クラブウォレットのカラーは、オールドブラック、ブランデー、ビターチョコの3色と少ないのが残念なところ。持っているのはビターチョコ、シンプルでどんな服にでも合わせやすい。
どちらの方がおすすめか
ブライドル・グランドウォレットは強度が高くしっかりとした財布のため、硬くてなじむまでは使いづらく感じると思う。見た目の高級感は抜群なので目立ちたい人なら、気にならずに慣れてしまうかもしれない。長く使えるものなので、愛着を持って使いたい人にはおすすめ。
レビュー記事→ココマイスターで一番人気の長財布「ブライドル・グランドウォレット」
マルティーニ・クラブウォレットは比べてしまうと地味に見えてしまうが、実は内装までこだわって作られている高級品。存在感は若干薄いけれど、逆に自己主張が少ないのはメリットかもしれない。初めから柔らかく使いやすさも抜群なので、さりげなく良いものを持ちたい大人にはおすすめ。
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