遠く離れたテレビとパソコン画面を共有できるコミュニケーション端末『TAYORI』体験イベントでTAYORIがどんなものかは分かりました。
では、実際に自宅で使ってみたらどのようになるのか試してみます。
テレビ側にTAYORIの設置
TAYORIの設置はものすごく簡単、高齢者の方でも分かるように設計にしているというのもうなずけます。
まずは開封
中身はこんな感じ
ケーブル類、電源アダプタ、本体、説明書、パソコンにインストールするCD(今回は使わずにやってみる)
本体には、分かりやすいように番号が振られています。
一目見て分かるようになっているとおもいますが、設置するのは高齢のご両親であることも仮定していて、LANケーブルとか、USBとか専門用語を伝えなくとも、番号で説明できるようになっています。
このへんの気配りはさすがだなぁと思いますね。
では順番通りに設置してみましょう。
1番にDVI側を差し込み、ネジを閉めて固定し
HDMIをテレビの方へ接続
2はとりあえず接続するものがなくても良いので、3にインターネットのLANケーブルを差し込む
次に4に電源アダプタを差し込むのですが、なぜかこのアダプタはヘッドの部分が別になっているタイプ??
保護しているカバーを外して、コンセント部分と付け替えます。
コード類を全部挿したら、縦置きスタンドが付属で付いていたので、それも付けてみた。
この状態で、テレビの入力切替をし、HDMIを差し込んだ外部入力に合わせます。
しばらくすると、TAYORIを使う準備が整いました。と表示されます。
何やら設定が必要な場合がありますと書いてありますが、通常ならこれでOK
2回目以降の接続からは、そんなのも表示されなくなってました。
これで準備は整いはしましたが、もう一つテレビ側でやらなければいけないことがあります。
TAYORIの端末の5INFOと書いてある所、丸い小さなボタンがあります。
これを押すと、テレビ画面に機器情報は表示されます。
ここの一番下に16桁のPINコードが表示されるので、それをメモしておきます。
これだけの作業は、ほんと数分出できたので、超がつくほど簡単。
後はパソコンの設定が終わるのを待つだけ
パソコンの設定、アプリケーションのインストール
パソコン側にはTAYORI Remote Linkというアプリケーションをインストールしておかなければいけません。
TAYORIの本体と一緒にCDが入っているので、それを使いインストールすることはできます。
しかし今回は、TAYORIをAmazonや楽天で購入し、そのまま実家に送ってしまっても大丈夫ということを想定してやってみます。
TAYORI [SX-RD4000G-NW] アプリケーションソフトウェア
TAYORI Remote Linkと、DisplayLink Softwareの両方をインストールしなければいけないのですが、TAYORI本体に同梱してあるCDと同様の内容の物もダウンロードすることができるので、空が一番良いかと思います。(真ん中のやつ)
TAYORI Application CD のダウンロードページに行ったら、一番下までスクロール
どちらでも良いので、ダウンロードして展開します。
展開したフォルダの中に、「Autorun」というアプリケーションがあるので、それをクリックすればCDを入れたのと同じ状態を再現することが可能です。
アプリケーションのインストールを選択
はじめにTAYORI Remote Linkがインストールされます。
完了したら、次にDisplayLink Softwareのインストール画面が自動で表示されます。
インストールが完了するとアプリケーションが起動します。
名前の入力はなんでもOK!TAYORIの端末が複数にならなければ何も気にすることはないです。
PINコードは、テレビ接続の時に表示した16桁の番号を入力
TAYORIの端末を通販で送ってしまっている時には、電話やメールなどでこの番号を教えて貰う必要はあります。
パスワードは空欄で、OK
接続可能な機器が表示されるのでディスプレイを選択し、○の接続クリック
接続されると、接続中と表示されます。接続を切りたいときには×
しばらくすると、パソコンで表示されてる画像が、テレビ画面にそのまま表示されます。
これで接続完了です。
ちょっとした不具合
1、はじめに接続した時には、ちょっと間があってからテレビ画面に表示されました。
2回目以降はすぐに表示されています。これは初めて同期した時の認証の問題か??
2、DisplayLink Softwareのインストールが2度開始された
何かダブルクリックでもしてしまったのだろうか??
3、画面の解像度の違いで少しズレる
しっかり合わせてあげればよいのですが、違うままだとデスクトップのアイコンくんたちが変になってしまします。
どれも決定的な不具合ではありません。一応報告
テレビ側でマウスとキーボードを接続
TAYORIの本体にマウスやキーボードを接続してしまえば、テレビ側でもパソコンの操作ができてしまうのがスゴイところ!
それを試してみたくて、マウスとキーボードをわざわざ買ってきてしまいました。
TAYORIの本体に2つのUSBポートがあるので、そこにキーボードとマウスを接続
ドライバが自動でインストールされるので、少しだけ待ってあげると接続できる機器の表示が増えます。
これらを接続してあげると、すぐにテレビ側から操作可能になります。
これにより、パソコン側が操作できなくなるということではなく、テレビ側でも、パソコン側でも両方でマウスポインタを動かすことができるようでした。
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