iPod touch(第6世代)とモバイルWi-Fiルターを持ち歩いてポケモンGOができるか試してみた。出来ないことはないけれどかなり困難かも。
iPod touchだと位置情報が安定しない
iPod touch(第6世代)では、それ自体で通信能力がないのでWi-Fiの接続が必須となる。Wi-Fiに左右されやすいのか正確な位置情報を特定できないようだ。写真を見るとずれているのが分かるだろうか。左がiPod touch(第6世代)で、右側は HUAWEI P8 Liteになる。ポケストップのすぐ隣にいるのに、iPod touch(第6世代)だと離れてしまっている。ポケストップやジムを回るとなると少し困難になるかもしれない。また、レアなポケモンがいた場所にピンポイントで行きたい時にも難しくなる。
背景が映るAR機能は使える
iPod touch(第6世代)でもポケモンGOの最大の醍醐味であるAR機能は使える。対応している端末は意外に少なく、自分の持っているスマートフォンが対応していないという人は、同じアカウントでログインすればゲームデータをそのまま使えるので、一度試してみるのも良いだろう。ポケモン捕獲時に背景が映し出されると、実際に捕獲をしているような疑似体験ができるのは面白い。とは言え、捕獲目的だけだと捕まえずらくなるので、ゲームを進めていくうちにAR機能はオフにしている人の方が多いようだ。
ポケモン集めは正常にできる
位置情報が不安定であっても、出てくるポケモンは普通に捕獲できるので問題はない。1日やってみたところ100体以上捕獲できたし、進化や強化も試すことができた。ただし、ジムでのバトルはできないと思ってよいかもしれない。Wi-Fi環境でやっていると1つの場所にとどまってくれないので、エントリーできても離脱してしまうことがほとんどだ。
ボーナスのポケコインはゲットできる
ジムバトルはできなくても、チームカラーのジムに空きスペースがあったときは積極的に配置して、ボーナスでポケコインをゲットすることができる。入手方法はジムにポケモンを配置したら、ショップ画面の右上にあるシールドのようなアイコンをタップする。すると、10ポケコインがもらえた。21時間のカウントダウンが始まり、それを過ぎるとまたゲットできるようになる。ジムを防衛したりして、配置しているポケモンの数が多ければ報酬は変わるようだ。ボーナスをチェックと表示されているときに何体配置されているかで報酬が決まり、必ずしも防衛する必要はないらしい。
バイブ機能がないため目視で見つけるしかない
iPod touch(第6世代)でポケモンGOをやっていて、一番不便だと思ったのがバイブ機能がないということ。位置情報が不安定ということよりも、バイブのほうが重要かも。普通のスマートフォンならポケモンが現れたときにバイブで知らせてくれる。それによって画面をず~っと見ておく必要がない。バイブ機能がないと画面を見ていることが多くなり、歩きスマホをしてしまいがちになる。(スマホではないから正確には、歩きiPod touchになるけど)
歩行カウントが少ないかもしれない
卵を付加装置に入れて歩いてみたところ他の端末と比べて歩行カウントが少ないような気がした。単純にバイブ機能がないから、画面を落としていしまっていたというのもあるかもしれない。とは言え少し少なすぎるような気がする。要検証ですね。
結論はできるけど難しい
結論を言うと、iPod touch(第6世代)でポケモンGOはできる。けれど位置情報が不安定なため、特定の場所にピンポイントで行くのが困難だ。またバイブ機能がないので、ポケモンが近くに現れたときには目視で確認するしか方法がないのはデメリット。しかしAR機能には対応しているので、楽しむことは十分できる。
場所により侵入不可能になる
もう少し検証してみたところ、Wi-Fiだと位置情報を特定する強烈なポイントがあるようで、どうしてもそこに吸い寄せられてしまう場所があった。自分は歩いているのに、そこから抜け出せずにその近くのポイントに行きたくても行けないということが起こってしまう。一定の距離を離れないと吸い寄せられてしまうので、ちょうどその間がデットスペースとなる。その間にポケストップやジムがある場合、iPod touch(第6世代)ではどう頑張ってもそこには行けないということになる。
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