リンクシェアイベントでHPブースに何やらキューブ体のものが置いてある。デスクトップパソコンだろうとは思っていたけれど、これがとんでもなくハイスペックなゲーミングPCだった。
冷却能力に特化したキューブ体
なぜこのような形をしているのか?一番の理由は冷却性能を最大限に活用するためのようだ。物理的に暖かい空気は上に上がっていくので、下から冷たい空気を取り込んで、上方に排気する仕組み。しかも水冷方式は水冷クーラーで、赤いチューブの中に密閉されていて、蒸発することもなく交換の必要もないという。また斜めになっていることで、メンテナンスもしやすいというメリットもある。天板は車のボンネットを開ける感覚で外すことができた。
ハードディスクの載せ替えも簡単で盗難予防も
反対側にはマイクやヘッドホン、USBの端子類とドライブベイが4つある。斜めに設置されているので、ハードディスクの載せ替えも簡単。簡単であるがゆえに盗難防止策も施されていて、赤いタグを中にしまい込んでしまえばツールがないと取り出せないようにできる。
しかしツールボックスが全面の蓋の中にあり、知っている人には意味がなくなってしまうという。こんな細かいところも面白く作られていて、遊び心がある仕様だ。
オプティカルドライブの位置が面白い
オプティカルドライブの位置は、キューブ体の下側と少し面白い位置にあった。なぜこんなところにあるのかと、HPの公式ページで詳細を見てみると、ここで正解!無駄なスペースがなく良くデザインされていると関心した。しかしこのキューブ体は重量がすごいので少し動かそうとするのでも大変かもしれない。はじめから使いやすい位置に設置しておいたほうが良いだろう。これを運ぶ配送業者の人も大変だ。
公式サイト → HP Directplus -HP公式オンラインストア-
CPU/GPUの使用率がLEDの色で確認できる
コアなユーザーの中には、CPUやGPUの使用状況を別枠で開いて確認しながらゲームをしている人もいるという。OMEN X by HP 900なら、LEDの色で仕様状況を認識できるような設定もできる。
4つのブロックごとに、CPUやGPUの使用状況や温度と別れていて、色の変化でそれぞれを認識する。またゲーム中の音楽の周波数に応じて、色彩を変化させる設定にできたり、9つあるライティングゾーンを自由にカスタマイズできる。
VRコンテンツも快適
VR対応のコンテンツをストレスなくプレイする為にHMD内に投影される約200万ピクセルの高精彩画像を身体の動きに合わせて遅延なくミリ単位で追従させる為に強力なレンダリング能力のプロセッサが必要です。Intel Core i7-6700Kを搭載した本製品は、これまで経験した事のない最高のVR体験を提供します。
今後どんどん増えてくると思われる、VR対応のコンテンツも快適に楽しめそうだ。
これさえあれば出来ないことはないかも
はじめは無駄な形をしているのかと思っていたけれど、よく考えられてこの形になっているのが分かった。今までのデザインのデスクトップPCよりも冷却効果が高く、斜めなのでメンテナンスがしやすい。拡張もしやすく、長く使えそうで、これを持っていればできないことはなさそうだ。
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