「OMEN by HP Desktop 880-100jp」のハイパフォーマンスモデル「880-184jp」のレビューです。機能性を重視したデザインと圧倒的な性能を持ったゲーミングタワーPCだぞ。
「OMEN by HP Desktop 880-184jp」スペック
OS | Windows 10 Home (64bit) |
CPU | インテル® Core™ i7-8700Kプロセッサー (3.70GHz-4.70GHz,キャッシュ12MB, 6コア/12スレッド) インテル®ターボ・ブースト・テクノロジー2.0 |
CPU FAN | 水冷クーラー |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce® GTX 1080Ti |
メモリ | 32GB(8GB×4) PC4-19200 (2400MHz) (最大32GB)インテル® XMP対応 |
SSD | 512GB M.2 SSD(PCIe NVMe) |
ハードディスク | 2TBハードドライブ(SATA, 7200回転) |
チップセット | インテル® Z370チップセット |
光学ドライブ | DVDライター(ウルトラスリム) |
電源 | 750W ATX電源、Active PFC搭載、80PLUS PLATINUM (89%電源変換効率)相当 |
本体寸法 幅×奥行き×高さ | 縦置き:約190×482×457mm |
重量 | 約 14㎏ |
インターフェイス | 天面:USB3.1 × 2、USB Type-C™ 3.0 × 2、メディアカードリーダー×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、マイク入力ポート×1 背面:USB3.0 × 4、USB2.0 × 2、デジタル音声出力端子(光)×1、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、セキュリティロックケーブル用ホール、10/100/1000 Mbpsオンボードネットワークコネクション、HDMI ×1DisplayPort×3 内臓無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 |
OSは、Windows 10 Pro (64bit)の選択も可能で、その場合の型番は「880-186jp」になる。また性能を抑えたパフォーマンスモデルもあるが、空冷でグラフィックスがNVIDIA® GeForce® GTX 1070になってしまう。多少高くなってもハイパフォーマンスモデルの方がおすすめ。
「OMEN by HP Desktop 880-184jp」の外観レビュー
電源が入っていない状態では、ブラック1色のボックス。
電源が入ると全面のロゴと通気口のLEDが点灯する。
側面のサイドパネルはシースルー加工が施され、冷却装置やグラフィックカードが赤く照らされる様子をうかがえる。また背面にもけっこうな明かりが漏れる仕様だ。※パフォーマンスモデルだとシースルー加工ではない。
反対の側面は、つや消しのブラック1色でシンプル設計。ステッカーチューンをするのに向いているデザインだ。
トップには持ちやすいようにキャリングハンドル機能が搭載されている。
底面には電源ユニットのファンがあるため、隙間がしっかり確保されていた。3点でしか止まっていないけれどグリップ力は良く、安定感がありしっかしている。
背面のインターフェイスは、USB3.0 × 4、USB2.0 × 2、デジタル音声出力端子(光)×1、ライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、LANポート、HDMI ×1DisplayPort×3など充実している。※パフォーマンスモデルの背面はブラックでなくシルバーになるようだ。
天面のインターフェイスは、USB3.1 × 2、USB Type-C™ 3.0 × 2、メディアカードリーダー×1、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1、マイク入力ポート×1とあり、こちらも充実。
また天面にはドライブアクセスドアがあり、サイドパネルを開けなくてもストレージの増設や交換が簡単に行える仕組み。この機能もパフォーマンスモデルにはない機能。
全面右側には、光学ドライブがしっかり収納されていて、デザインを損なわない。
サイドパネルを開けて中身を確認
サイドパネルは背面でロックされていて、ドライバーが必要になる。ねじを外して左にスライドさせることでロック解除。
上部にリリースボタンがあるのだけれど、少し固めなのでしっかり押し込む必要あり。
サイドパネルを開けると黒ベースに赤色が際立つ。
左下に電源ユニット、右下にハードディスク、グラフィックカードは拡張できるスペースあり。
上部には、ファンとCPUをつないだ水冷用の赤いパイプが目立つ。その隣に8GBのメモリが4枚とSSDが配置されていた。
「OMEN by HP Desktop 880-184jp」のベンチマーク
「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」で計測してみると、スコアは19841で非常に快適という結果が出た。設定を変更して解像度を1920×1080で最高品質にしてみても、スコアは16629で非常に快適という結果になった。ハイパフォーマンスモデルというだけあり、快適に遊ぶことができそうだ。
マイニングでフル稼働させてみたときの発熱と静音性は
マイニングソフト「NiceHash Miner」を使って、フル稼働した時の発熱状況と静音性を確認してみました。プリインストールされているOMEN Command CenterでGPUとCPUの温度を計測できます。GPU使用率は100%で80度越え、CPU使用率は52%で57度ほどを維持していました。
CPUは水冷のためかそこまで高温にならないけれど、GPUはフル稼働させてしまうと負担は大きくなりそう。しかしながら背面から放出される排気はそこまで高い温度ではないため、夏場でなければそこまで気にならないだろう。また発熱状況の割にはファンの音は大きくなく、静音性は高いと感じた。
※「NiceHash Miner」の機能でFan ControlをOFFにすると、ファンが回りGPUの温度を下げてくれますが、それなりの騒音になります。
機能性も良く使いやすいゲーミングタワーPC
「OMEN by HP Desktop 880-184jp」は、性能が良くゲームを快適にこなせるだけじゃない。天面のインターフェイスは充実していて、ドライブアクセスドアがあり拡張もしやすい、機能性にも優れたゲーミングタワーPCです。
製品詳細 → OMEN by HP Desktop 880-100jp
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