TRUEFREE O1 オープンイヤーイヤホンレビュー!耳をふさがないタイプでも音質良いぞ

オープンイヤーイヤホン「TRUEFREE O1」のレビューです。耳をふさがないタイプのため音質には期待していなかったけど、わりと良いぞこれ。

スポンサーリンク

仕様

タイプオープンイヤー型
スピーカー16.2mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域:20Hz—20KHz
Bluetooth5.3
対応コーデックAAC/SBC
記載はないけどLDACにも対応していた
再生時間イヤホン:約10時間
充電ケース込:約45時間
低遅延モード60ms
マルチポイント対応
ENCノイズキャンセリング対応
防水防塵規格IPX4

外観

充電ケースは、他の完全ワイヤレスイヤホンと比較するとかなり大きめ。前側にLEDインジケーターがあり、背面に充電用のUSB Type-C。側面や底面には何もないシンプルなデザイン。

ケースを開けたところにある丸いボタンは、ペアリングとリセットに使う。付属品は、説明書とUSB Type-A to Type-Cの充電コード。

イヤホン外側のLEDインジケーター部分がタッチタッチパネルになっている。内側には、充電接触端子とスピーカー。

両側面には、通話時のノイズを低減してくれるENCノイズキャンセリングのマイク穴がある。

音質

オープンイヤーイヤホンは耳の穴をふさがずに装着でき、周囲の音を遮断することなく音楽を聴くことができるのがメリット。そのため低音が弱くなりがちなのだけれど、16.2mmダイナミックドライバーと低音補強アルゴリズムを搭載しているためかスカスカな感じはないです。高中域もクリアで聴きやすく価格以上の音質で、ほとんどの人が満足いくレベル。

基本的には周りの音を認識しながら聴くイヤホンですが、音量を上げて音楽に没頭することもできそう。ただしそれなりに音漏れはするので、静かな環境では音量は控える必要はあります。

装着感

イヤホンは11gという軽量で見た目より軽い。装着感はメガネをかけているような感じで負担はすごく少ないです。ただし、ちょっとしたことで外れやすそうな気がする。耳の形にもよるみたいで、自分の場合は左耳の方はフィット感が悪く気になった。耳にかかっているだけなので、激しい動きのスポーツには向かなそう。登山で試してみたけれど、これくらいなら問題なさそうでした。

操作方法

電源オン自動操作:イヤホンを充電ケースから取り外す
手動操作:イヤホンの表面(タッチパネル)を1.5秒長押し
電源オフ自動操作:イヤホンを充電ケースに戻す
手動操作:イヤホンの表面(タッチパネル)を1.5秒長押し
再生/一時停止イヤホンの表面(タッチパネル)をすばやく2回タップ
音量を下げる左側のイヤホンを1回タップ
音量を上げる右側のイヤホンを1回タップ
次の曲右側のイヤホンを1.5秒長押し
前の曲左側のイヤホンを1.5秒長押し
電話を受ける/切るイヤホンをすばやく2回タップ
着信拒否/通話切り替えイヤホンを1.5秒長押し
音声アシスタント右側のイヤホンをトリプルタップ
ゲームモードに入る/終了左側のイヤホンをトリプルタップ

タッチパネルの反応が良いため、イヤホンに触れた時に誤操作を起こしやすいかも。タップで音量が変わるため注意したいところ。

リセット方法

イヤホンを充電ケースに戻し、内部ボタンを10秒間長押し。充電ケースの白いインジケーターが2回点滅すればリセット完了。充電ケースの蓋を閉じて再度開けると自動的に再起動するようです。

再生時間

イヤホン単体の連続再生時間は10時間。充電ケースを使うことで最大45時間の再生が可能です。装着の負担が少なく長時間駆動してくれるのはありがたい仕様。実際に音量を50%程度で2時間30分使用してみても、電池残量表示は90%もあり十分持ちそうでした。充電ケースは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと比較すると大きいので、最大再生時間とのトレードオフと考えれば妥協できるかな。

音量をほぼ最大で連続再生してみたところ、6時間以上の再生ができました。登山で使ってみたのですが、最大音量では音漏れがするため環境によっては音量を抑える必要はある。ただし環境音がうるさいところでは最大音量でも聞きにくくなるのは理解しておきたいところ。

低遅延のゲームモード

コーデックは製品ページには記載されていないLDACに対応していました。これは高音質に特化しているため、低遅延のゲームモードを使うときにはオフにしておかないと十分な効果が得られないです。ゲームモードの切り替えは、左側のイヤホンをトリプルタップ。LDACをオフにするとSBCになり、遅延が少なくなったのを確認できた。

メリット・デメリット

メリット
  • 価格以上に音質が良い
  • 装着感は軽く負担は少ない
  • 長時間使える
デメリット
  • タッチ反応が良く誤操作する
  • 耳の形によりフィットしない
  • 充電ケースが大きい

周囲の音を聴きながら使うオープンイヤーイヤホンのため、音質には期待していなかったけど予想以上に良かったです。装着感も軽くて長時間使っても負担が少ないのはメリットです。

デメリットについては、タッチ操作は触れないように注意すればよいけど、フィット感は耳の形によりそうです。自分の場合だと、もう少しリング部分が長ければよかったのかも。落ちないか心配になるので、室内利用で使いたいかな。

コスパの良いオープンイヤーイヤホン

音質や再生時間も十分で、コストパフォーマンスの優れたオープンイヤーイヤホンでした。圧迫感はなく耳の負担も少ないため、長時間使う人には特に良さそうです。個人的にはフィット感に不安はあるので、室内利用に限定したいところ。骨伝導イヤホンよりいいんじゃないかな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました