NTTが提供している「050 plus」というアプリがあります。これは、LINE、カカオトーク、commなどの無料通話アプリと同じものかと思っていましたが、実はまったく違うもんなんですね。
簡単に言うと、月額315円で050から始まる電話番号がもらえ、IP電話として固定電話や他社携帯に安く電話できるというもの
LINEとかならいくらでも無料ではなせるけど、アプリ同士で話すものなので、固定電話やガラケーの人と通話はすることができないですよね。かと言って今のスマートフォンの料金プランでは普通に電話をかけてしまうと、21円/30秒もかかってしまうものです。1分で42円、10分で420円ってバカ高い!
そこで、「050 plus」を利用することにより、通話料金を抑えることもでき、さらに固定電話の代わりとしても使うこともできそうなので参考にしてみてください♪
「050 plus」の通話料金
月額315円で電話番号が使えるイメージです。
通話料金
「050 plus」同士の通話は24時間無料
050IP電話サービスとの通話も24時間無料
携帯電話への通話は、1分16.8円
固定電話への通話は、3分8.4円
キャリア問わず、24時間一律料金
スマートフォン通話料金の21円/30秒と比べるとかなりの違いがありますね。
※スマートフォンにてWi-Fi環境のないところで利用する場合、パケット代が別途かかります。定額制の加入は必須!
料金比較
例えば15分間、他社携帯にかけたことを想定すると
通常通話の場合 15分×42円=630円
050 plusの場合 15分×16.8円=252円
その差は、630円-252円=380円も安く通話することができます。
ここで忘れてはいけないのが月額料金の315円、計算すると月間14分以上の通話をする人なら「050 plus」の方が得、13分も通話しない人ならアプリはいらずそのままでOKということになりますね。
Wi-Fi環境があれば固定電話の代わりにも
「050 plus」では、050から始まる電話番号が割り当てられるので固定電話の代わりとしても利用できそうです。例えば通話能力のないiPod touchやiPadも、Wi-Fi環境さえしっかりしていれば電話機としても利用できるということです。iPod touchからでも実家の固定電話にかけることができたり、逆に固定電話からでもiPod touchに電話をかけることができるようになります。
Wi-Fi環境は光回線でなくても、イー・モバイルやWiMAXなどのモバイル回線でも大丈夫だと思います。またAndroidの端末でもアプリをインストールして使うことができます。
要するにWi-Fiで電波が拾え、AndroidアプリかiOSアプリがインストールできる端末があれば、それを固定電話化することが可能。
機種変更して以前使っていたスマートフォンや中古で売っているものでもOK!ただし、iPod touchなどのもともと通話能力のない端末では、そのままではスピーカーでしか話せないため、それが嫌ならイヤホンマイクを接続する必要はあります。
複数端末で使えるメリット
端末により常に持ち運ぶものと、自宅においておくものとそれぞれあると思います。Wi-Fi環境がない外出時には、iPhoneやスマートフォンから使えばいいので、複数端末で利用できるのもメリットですね。ただし、同じ時間で両方の利用はできません。どちらかが使っている時にはもう片方では利用できないということ。
緊急電話として使えないデメリット
緊急通話となる110番、119番や、3桁番号サービス(104/115/117/177等)への通話、0170、0910、0990で始まる番号への通話など、発信できない番号があります。この辺の認識をしておけば、とても便利な電話として使えるのではないでしょうか。
海外からの利用もそのまま
アプリを利用すれば、海外からの通話も同じ料金で済みます。自分はカナダによく行く機会があり、そこではプリペイド式のコーリングカードというのが売っていていたので、それで日本に電話をしていたことがあります。日本から海外にかけるとのは違いけっこう安いのですが、毎回そのカードのPIN番号を入力しなければいけないという面倒な作業がありました。それを考えると「050 plus」を利用するほうがスマートですね。
カナダやアメリカのスターバックスなどでは、FreeのWi-Fiが飛んでいるのが普通なので、インターネット環境に困ることはないと思います。海外によく行く人は利用してみると良いかもしれませんよ♪
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