発売当日に予約しておいた「Priori 3」が届きました。軽すぎておもちゃ感があるけれど、余計なものはなくシンプルで良さそう。使用頻度の少ないライトユーザーなら本当にこれで十分だ。
届いた「Priori 3 LTE」を開封
FREETELと書かれた専用の段ボールで届く。
開けると「Priori 3 LTE」と納品書、通話アプリの100円分無料のチラシが入っていた。
ビニールをはがして引き出すと、2つに分かれた箱が収納されていた。
細身の箱には背面カバー、大きい箱に本体。本体の方には開封するとわかるセキュリティーシールが張られているので、それをはがして開ける。
本体の下にバッテリーと充電コードが収納されてる。後はスタートアップガイドとSIM取り出しツールの使い方と保証書が入っている。保証書には何も書いてはいないが、公式サイトから購入していて購入日が明らかなので問題ないと思う。
デュアルSIMスロットが特殊
SIMスロットが面白い、上下で挿入できる形になっている。下側がSIM1となりmicro SIM、上側がSIM2で標準SIM。SIM取り出しツールの使い方という説明書にも書いてあるが、端に耳かきみたいな金具があり、micro SIMはこれで抜き差しする。上側の標準SIMでは使う必要がないもの。
micro SIMは上向きで、標準SIMを入れるときは下向きになる。左側には、micro SDカードを挿入できる。「Priori 3 LTE」のストレージは多くはない、最近は32GBのものでも1,000円ほどで買えるので入れておくと良さそう。
SIMを挿入したら、電池パックを写真の向きではめ込む。背面カバーの取り付けは、カチッと言うまでしっかりはめないと隙間ができてしまうので注意!
「Priori 3 LTE」の初期設定
電源を長押しするとFREETELと表示され起動する。
起動すると日本製品をアピールするかのような演出がある。この時に音が鳴るので注意!
初めに言語の選択。日本語でよければ黄色の矢印をタップ。
次にWi-Fiの設定。後でもできるのでスキップをした。
名前の入力。未入力のまま次に行くこともできる。
携帯電話の保護。ここで画面ロックを設定できる。
壁紙やウィジェットの設定が表示される。
初期はシンプルな2画面
初期設定は2画面。Googleのサービスは、左にあるGoogleのアイコンにまとめられている。
Googleアイコンをタップするとまとめて表示される。
初めから入っているアプリはこれだけ。キャリアの端末みたいに余計なものが入っていないのがいい。右側にある「SIM Toolkit」をタップすると、このアプリはインストールされていませんと表示される・・・謎??
ワイヤレスゲートSIMを設定してみる
フリーテルのSIMなら設定する必要はないが、ワイヤレスゲートのSIMを設定してみることにした。設定のもっと見る→モバイルネットワーク→アクセスポイント名に行く。
ほとんどの業者があらかじめ設定してあるのには驚いた。わざわざ入力しなくても右側の○をタップして切り替えるだけで済みそうだ。
下にスクロールしていくとやはりあった。2つあるがLTE端末なので、WIRELESSGATE(LTE)の方を選択。
選択してもつながらないときには、設定のSIMカードに行き、SIMスロット1を一度オフにしてからオンに切り替えると、SIMカードを認識してくれるようになる。
「Priori 3 LTE」の使いづらいところ
軽くてシンプルでよいのだが、しばらく使ってみると使いづらいところがあるのもわかった。ホームボタンが通常時は消灯している、これは電池の消耗を抑えるためなのだろうか。タップすると赤く点灯してくれるのだが、消灯していると戻るボタンをうまく押せないことがあった。使っていくうちに慣れるとは思うけど。
それよりも右側の□をタップすると、壁紙やウィジェットの編集画面になってしまう。タスクを表示するには□を長押しする必要がある。編集画面よりもタスク表示の方が頻繁に使うので、これは改善してもらいたいところだ。
【2月26日 追記】ソフトウェアアップデートにより、右ボタンのキー割り当てが変更されました。(短押し「タスク一覧」、長押し「メニュー」)
値段以上の良い端末
ちょっと使いづらいと思うところはあったものの、値段以上の性能はありコストパフォーマンスは最強だ。動作の重たいゲームをするというヘビーユーザーには向かないが、普通に使う分には問題ないと思う。電話とLINEが使えれば良いという人には十分すぎるし、子供に持たせるのもいいし、親へのプレゼントもありだと思う。また2台目のサブ機として、デザリングでWi-Fiルーター代わりに使うというのも良いかもしれない。まだガラケーだという人も試しに購入しても損はない端末ではないだろうか。
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