27インチの大画面でタッチスクリーンに対応した一体型デスクトップパソコン「HP Pavilion 27-a170jp」をレビューします。
「HP Pavilion 27-a170jp」の外観
27インチのディスプレイをワークデスクに置いてみるとかなりデカい。横幅が約655mm、高さが約490mm、見た目はスッキリしているが、重さは約10.8kgとそれなりにある。
タッチスクリーンに対応しているので画面を傾けてるかうことも可能。最大傾斜角度は115°と公式ページに表示されていたので、25°程傾くことになる。奥行きは約203mmで、最大に傾けてもスタンドの幅よりも幅を取ることはない。もう少し傾いてほしいところだけれど、壁際に設置しても問題なく、余分なスペースを取らないのはメリットだ。
右下にはBang & Olufsenのサウンドシステムのロゴがあり、ドット柄のところが全面になるスピーカーのようだ。電源ボタンは下の見えないところに隠れている。背面のHDMI端子を接続するときに、少し持ち上げて動かしたら電源を切ってしまった。それほど出っ張っているわけでもなく少しわかりづらいかも。
下側中央に、USB Type-C3.0、電源オフチャージ機能対応のUSB3.0、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、メディアカードスロットが並んでいる。真下にあるので使うときにはディスプレイを傾けないと見えない。
背面にUSB2.0×2、USB3.0、電源コネクター、ネットワークポート、HDMI出力がある。
画面右の裏側にオプティカルドライブ。外観にある機能はこれで全部で、ボタンや入力端子など全面からは一切見えない、デザインになっていた。
付属のキーボードとマウス。使わないときにはディスプレイとスタンドの間に収納してスッキリできそうだ。
「HP Pavilion 27-a170jp」のスペック
- OS:Windows 10 Home (64bit)
- プロセッサー:インテル® Core™ i7 -6700T プロセッサー(2.80GHz-3.60GHz)
- メモリ:8GB
- ディスプレイ:27インチワイド 10点タッチディスプレイ(IPS / フルHD 1920×1080、光沢)
- グラフィックス:NVIDIAR GeForceR 930MX
- ストレージ:2TB HDD
- オプティカルドライブ:ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)
- 無線機能:IEEE802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0
スピーカーは音響性能と卓越したデザインに定評のある、プレミアムオーディオ機器の老舗「Bang & Olufsen」のサウンドシステムを搭載。上位モデルに、128GB SSD+2TB HDDのデュアルドライブを搭載した「HP Pavilion 27-a200jp」もある。
映像コンテンツに最適な大画面
B&Oのスピーカーがどんなものかドルビーのサウンドテストを再生してみたところ、臨場感のある音を体感できた。大画面のディスプレイも鮮やかで、映画やドラマ、スポーツ観戦など迫力のある映像を楽しめそうだ。またこれだけ画面が大きいと、マルチスクリーンで2つに分けて使っても便利。右側でYouTubeでPVを掛けながら、左側でWeb閲覧なんてものもたやすい作業だ。
カスタムできるサウンドシステム
サウンドシステムのB&O Play Audio Controlが搭載されていて、Windowsのアプリ一覧から起動できる。B&O Play体験をオンにしておくと「音量を増幅し、選択した音声モードに基づいてチューニングを調整します」。イコライザでは独自のカスタマイズで、自分に合ったサウンド調整が可能。
エンタメから教育まで
タッチスクリーンに対応した27インチ一体型パソコン「HP Pavilion 27-a170jp」。鮮やかな大画面ディスプレイとB&Oのサウンドシステムで、エンターテイメントがより楽しめるのは実感できた。しかしそれだけではなく、タッチスクリーンのメリットを生かして、教育コンテンツにも有効活用できるようだ。マルチに活躍できて、これだけの大画面なのに価格はそれほど高くない、コストパフォーマンスのかなり良いパソコンになる。
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