「Surface Laptop 3」13.5インチのレビューです。表示できる情報量が多く、モバイルでも作業効率を求める人におすすめ。
Surface Laptop 3 13.5インチ スペック
カラー | サンドストーン(メタル) マットブラック(メタル) プラチナ(Alcantara) コバルトブルー(Alcantara) |
本体サイズ | 308 mm x 223 mm x 14.5 mm |
重量 | メタル:1,288g Alcantara:1,265g |
ディスプレイ | スクリーン: 13.5 インチ PixelSense™ ディスプレイ 解像度: 2256 x 1504 (201 PPI) 縦横比: 3:2 Surface ペン 対応 タッチ: 10 点マルチタッチ |
メモリ | 8GB 16GB |
CPU | クアッドコア 第 10 世代 Intel® Core™ i5-1035G7 プロセッサ クアッドコア 第 10 世代 Intel® Core™ i7-1065G7 プロセッサ |
グラフィックス | Intel ® Iris™ Plus グラフィックス |
生体認証 | Windows Hello 顔認証 |
OS ソフトウェア | Windows 10 Home4 Office Home & Business 2019 |
ストレージ SSD | 128GB 256GB 512GB 1TB |
バッテリー駆動時間 | 最大11.5時間 |
インターフェース | USB-C™ x 1 USB-A x 1 3.5 mm ヘッドフォン ジャック Surface Connect ポート x 1 Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応 |
同梱物 | Surface Laptop 3 電源アダプター クイック スタート ガイド 安全性および保証に関する書類 |
Surface Laptop 3 13.5インチ概観レビュー
10点マルチタッチの13.5インチディスプレイ。画面の縦横比率が3:2のため表示できる情報量が多く、一般的なパソコンよりも作業しやすいのが特徴。
天板はメタル素材のプラチナカラー。マットブラックは印象的だけど、汚れが目立たないのはプラチナ。
底面は滑り止めのゴムがあるだけのシンプルなデザイン。背面のスリットは通気口。
右側面には、Surface Connect ポートのみ。閉じている状態をみると薄型なのが分かると思う。
ディスプレイは、この状態が最大開閉角度になる。左側面に、USB Type-A、USB Type-C、3.5 mm ヘッドフォン ジャック。前モデルのSurface Laptop 2と比較すると、USB Type-Cが搭載されたのは大きな違い。Surface Connect じゃなくても、充電や外部ディスプレイ出力に対応している。
キーボードのパームレストは、温かみのあるAlcantara素材。メタル素材と違い、タイピング時に少したわむ。好みもあるかもしれないけれど、個人的にはこのたわみが打ちやすくしてくれているような気がする。また、タッチパッドは前モデルよりも20%ほど大きくなっているようだ。
65WのACアダプタは小型軽量で、USBポートを搭載しているのも特徴。ケーブルストラップがなく、持ち運ぶなら100均などで購入しておきたいところ。充電は1時間で最大80%の急速充電が可能。
表示される情報量が多い3:2ディスプレイ
画面の縦横比率が3:2になっているのが、Surface Laptop 3の最大の特徴。一般的なノートパソコンは16:9なのがほとんどで、比較すると表示できる情報量が多く作業がしやすい。縦えばエクセルを開いたときには、27行目まで表示され縦スクロールをする回数は減るかも。ちなみに15インチモデルだと33行目まで表示可能。
温か味のあるAlcantara素材のキーボード
13インチモデルでは、カラーをコバルトブルー、もしくはプラチナを選択するとAlcantara素材のキーボードになる。メタル素材と違い、Alcantara素材は柔らかく温かみがあるので個人的には好きです。撥水性も有り汚れに強かったりと、一般的にな使い方なら耐久性も悪くない。ただし、めちゃくちゃハードに使う人や長期間使い続ける予定であれば、メタル素材のサンドストーンかマットブラックのカラーを選択した方が良いかも。
スピーカー性能が抜群
スピーカーはキーボードの中、左右に配置されている。音が出るスリットなどはなく、エンターキーやタブのあたりから臨場感のある音が聴こえます。ノートパソコンでも立体的な音を体感でき、映像コンテンツを楽しむのにも向いている。作業用のノートパソコンとしてだけでなく、エンタメを楽しみたい人にも満足できる仕様。
Surface ペンは天板に付く
Laptopでもタッチ対応ディスプレイで、別売りのSurface ペンにも対応。天板の上部左右に磁石で付くようになっているため、一時的な収納として使えます。ただし、ディスプレイは180度開かないため、ペン入力作業を多くする人には向かないかも。どちらかというとOfficeやタイピングの作業を多くする人向けとなる。
ペン入力を使いこなしたいなら、ペンの収納と充電も可能なタイプカバーが使えるMicrosoft Surface Pro Xを検討してみるのが良いだろう。
Surface Laptop 3 15インチと比較
Surface Laptop 3 では、13.5インチと15インチのモデルがあります。大きな違いは、画面サイズとCPUがインテルとAMDというところ。キーボードやタッチパッド、インターフェースは同じのため、大きな画面を持ち運びたい人は15インチを選択するのも良いと思います。
Office Home & Business 2019 (永続版)搭載
Surface Laptop 3は、他社のノートパソコンと比べると少し割高に見える。しかし、Office Home & Business 2019 (永続版)が標準搭載されているので、そこまで高いわけではない。それでもスペックの構成を良くするとそれなりの価格になるので、持ち運び用のセカンドパソコンとして低めのスペックを選択するのも良いかも。
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