Westone W40 2019デザイン 有線&Bluetoothリケーブル対応の高級イヤホン

Westone W40 2019デザイン(WST-W40-2019)は、有線とBluetoothリケーブルの両方が付属された高級イヤホン。高音質と利便性を使い分けられるのは魅力。

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Westone(ウェストン)について

Westone(ウェストン)は、アメリカのコロラドスプリングスに本社があるイヤホンや補聴器などを手掛けるメーカー。創業は1959年、カスタムイヤホンを制作することから始まり、今年で60周年にもなるイヤーモニター市場のリーディングカンパニーです。補聴器メーカーとしての豊富な知識、音楽のスペシャリストとしての経験・技術を兼ね備えつつ、オーディオファン納得のより良い音・使い心地を追求したイヤホンを目指して製品を生み出し続けているといいます。

日本のアーティストも多くの方が愛用しているようです。

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WST-W40-2019スペック

ドライバ数
(バランスド・アーマチュア・ドライバ)
4基(高域×1、中域×1、低域×2)※
3Wayパッシブクロスオーバー
入力感度118 dB SPL @ 1mW
周波数10Hz – 18000Hz
インピーダンス31Ω
同梱品W40 ユニバーサルフィットイヤホン
High-Definitionシルバーケーブル
Bluetoothケーブル
各種STAR™ Siliconeチップ
各種True-Fit™ Foamチップ
付け替え用フェイスプレート
デラックスジップケース
おすすめジャンルクラシック
ハードロック
ヘビーメタル
オルタナティブ
クラシカル
ボーカル
ジャズ
アコースティック
J-POP
女性ボーカルにもおすすめです

特徴:W40 2019 Designはクワッドドライバ搭載。高精度なドライバの採用に加え、acoustic(音響)の改良により、ハッとする高域・安定した中域・明瞭な低域が感じられ、総体的に非常になめらかで、美しい音を奏でます。

Amazonより:Westone ウェストン W40 ユニバーサルイヤホン MMCX 有線&Bluetoothケーブル 同梱 4バランスドアーマチュアドライバ IEM WST-W40-2019 デザイン

※Amazonで、ドライバ数 4基(高域×2、中域×1、低域×1)と記載されているのは誤表記だと思います。正確には、4基(高域×1、中域×1、低域×2)となり、低音の再現性を2基のドライバで補強しているはず。

WST-W40-2019開封レビュー

ケースはフィルムを外すと、下に引き出して取り出す形。カバーを開くと、上にイヤホンがしっかり固定されており、下にデラックスジップケースがある。

中には、イヤホン本体、デラックスジップケース、オーナーズマニュアル、Bluetoothケーブルのユーザーマニュアルが入っている。ケースの中に付属品が入っていて、マニュアルは英語のみ。

High-Definitionシルバーケーブルは、銀の含有量が多くした高級ケーブルで、抵抗が少なく高域がよりクリアに聴こえるという。また、長期間の使用でも酸化を防いで、緑色に変色することもないらしい。

ケーブルのMMCX端子は左右で色分けされていて、左が青で右が赤と認識しやすいようになっていた。

イヤホン本体は、4基のドライバを搭載していても、耳の中にすっぽり収まるよう小型化されている。イヤーチップを外してみると、小型なのが良くわかる。

デラックスジップケースの中には、充電用USBケーブル、Bluetoothケーブル、着せ替えフェースプレート、イヤーチップセットが入っていた。

イヤーチップは、シリコンタイプのSTARチップとフォームタイプのTrue-Fitチップの2種類が5セット、合計10ペアが同梱されている。 サイズは大・中・小・トール・ショートがそれぞれあり、万人に対応できそうだ。これで合わなければ人間ではないというレベル。

フェースプレートは左右違う色がおすすめ

フェースプレートは着せ替えが可能。ガンメタルが初めから装着されていて、メタリックオレンジがデラックスジップケースに入っている。イヤーチップセットの中に六角ツールが入っているので、ネジを回すと簡単に取り外せる。

個人的には、右側をメタリックオレンジに変更して、左はガンメタルそのままにした。違う色にすることで左右の認識がしやすくなるのでおすすめ。

WST-W40-2019のBluetoothケーブル

イヤホンをBluetoothケーブルに装着するときは、リモコン側が右になる。接続部にもLRとあるので間違えないように。コーデックは、低遅延、高音質の上位コーデック(AAC、aptX)に対応。生活防水IPX4にも対応し、最大8時間の連続再生が可能。

実際にどれくらい持つか試してみたところ、自分の使用環境では約7時間30分の再生ができた。電池残量が少なくなってくるとビープ音が鳴り、そこから30分以上は持ったと思います。これだけ持ってくれれば十分活用できる。もし充電がなくなってしまっても、リケーブルすればよいだけなので、両方で使えるのは便利だ。

Bluetoothケーブルは耳にかけるタイプではなく、ケーブルが下向きでの装着もできる。ただし、密閉性を損なうため、High-Definitionシルバーケーブルと同じ向きになるように装着すること。もしくは、イヤーチップを少し大きめのTrue-Fitチップに変更してあげると、下向きでも快適な音質で聴くことができる。Bluetoothケーブルで聴くときは、その方が耳への負担が少なくて良いかも。

Bluetoothケーブルの使い方

機能ボタン操作方法
ボリュームアップVol+1回押す
次の曲へ1秒長押し
ボリュームダウンVol-1回押す
前の曲へ1秒長押し
電源オン電源ボタン1秒長押し
電源オフ2秒半以上長押し
ペアリング開始5秒以上長押し
音楽再生/一時停止1回押す
入電受信1回押す
入電拒否1秒長押し
キャンセル/通話終了1回押す
機器への再接続1回押す
音声検索/Siriすばやく2回押す
接続機器リストのクリアVol+&Vol-5秒以上長押し

付属のユーザーマニュアルは英語表記のみのため参考に。

WST-W40-2019リケーブルの外し方

個体差があるのかもしれないけれど、Bluetoothケーブルの右側だけ固くて簡単に外れてくれなかった。外し方には少しコツがあり、上の写真のようにつまんで、もう片方の手でケーブル側を持ち、ぐりぐりしながら引くと、比較的外しやすいようです。そこまで力は要らないので、外しづらいときには試してみてください。

WST-W40-2019を使ってみた感想

WST-W40-2019は、耳の中にすっぽり収まるコンパクトサイズで、装着感は良好。イヤーピースも豊富にあり、遮音性の調節も可能。音質は、高域、中域、低域ともに尖っているところはなくバランスが良い感じ。低音重視の人には向かないが、今まで聴こえなかった音域まで聴こえるほど、深みのあるクリアなサウンドを楽しめる。また、音質は劣るけれどBluetoothケーブルに変更できるのも魅力で、利便性は高い。

少し気になったことは、High-Definitionシルバーケーブルの場合はしっかり耳にかけて装着するので問題ないけど、Bluetoothケーブルは耳にかける形ではないため装着にムラができそうな気がする。High-Definitionシルバーケーブルと同じ向きに着けてあげないと、しっかり聞こえないので注意したいところ。特に低音が聞こえないと思った時は、その可能性が高い。装着している向きを正すか、イヤーピースを変更して密閉性を調節するのが良さそうだ。

イヤーピースをいろいろ試してみた結果、黒軸のTrue-Fitチップが自分には良い感じでした。低反発素材のため、少し大きめなのを選んでも良いかと思います。True-Fitチップにしたことにより、Bluetoothケーブルでは、縦向きで装着しても装着感は悪くない。シルバーケーブルにリケーブルした時には少し圧迫感が増すのだけれど、両方で使うならTrue-Fitチップが良いという結論に至った。

耳の形は人それぞれ違うため、最大限の音質で楽しみたいならいろいろ試してみるのが良いです。イヤーピースが充実しているというのも、Westone製品の魅力ですね。

Amazonでの購入に注意

Westone W40 2019デザインは、音質にこだわりたいときにはケーブルで、便利に使いたいときにはワイヤレスで、と使い分けられるのは魅力です。Amazonでは、Bluetoothケーブルが付属していない旧タイプのWestone W40も販売されているので間違えないように。

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