メモリ64GBまで増設できるノートパソコン「DAIV-NG5720S1-SH2」

「DAIV-NG5720S1-SH2」

マウスコンピューターから、クリエイター向けブランドDAIVシリーズの「DAIV-NG5720S1-SH2」をお借りしたのでレビューします。ノートパソコンでもデスクトップ同等のグラフィックスを搭載した高性能パソコンだ。

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「DAIV-NG5720S1-SH2」のスペック

  • ディスプレイ:15.6型 フルHD ノングレア液晶
  • CPU:インテル Core i7-7700HQ プロセッサー
  • グラフィックス:GeForceR GTX 1060
  • メモリ:16GB(最大64GB)
  • ストレージ:SSD256GB+HDD1TB
  • 駆動時間:約7.6時間
  • 重量:約2.8kg

「DAIV-NG5720S1-SH2」は、DAIVシリーズのノートパソコンで人気の構成だという。高性能CPU搭載でデュアルストレージ、VR対応のグラフィックスも積んでいて、ノートパソコンなのにメモリが最大64GBまで増設できるのはスゴイ。かなりハイスペックなモデルとなるが、価格はそこまで高くはない。

※9月8日時点の情報です。変更になる可能性もあるので、正確な仕様や価格は公式サイトから → クリエイター向けブランド 「DAIV」 TOP

「DAIV-NG5720S1-SH2」の外観レビュー

「DAIV-NG5720S1-SH2」の天板

高級感のあるアルミボディで、見た目からして高性能といった感じ。おかげで重量は約2.8kgとずっしりとしていて、ノートパソコンでも持ち運びに向いてはいない。

「DAIV-NG5720S1-SH2」のディスプレイ

15.6型のディスプレイは目に優しい非光沢で、長時間の作業に向いている。上部についているWebカメラは、顔認証には対応していない。その代り、タッチパッドに指紋認証リーダーがある。

「DAIV-NG5720S1-SH2」の右側面

右側面には左から、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、ライン出力端子、SIMカードスロット(この製品では非対応)、マルチカードリーダー、USB3.1端子×2、USB3.0、ネットワーク(LAN)端子、ケンジントンロック。マルチカードリーダーにはダミーのSDカードが入っていた。

「DAIV-NG5720S1-SH2」の左側面

左側面には左から、通気口、HDMI端子、USB3.0端子、mini DisplayPort端子。インターフェイスはかなり充実していて、さすがクリエイター向けといったところ。

「DAIV-NG5720S1-SH2」の背面

背面にも通気口があり、電源端子の隣にもUSB3.0端子がある。通気口が2つあることでも高負荷な処理もこなせるのが分かる。

「DAIV-NG5720S1-SH2」のインジケータランプ

全面にはステータスLEDが並ぶ。パームレスト手前のエッジ部分は、角があり少し引っかかる。個人的には手が痛くなるので丸みがあった方が好き。

「DAIV-NG5720S1-SH2」のキーボード

キーボードは打ちやすく違和感はなかった。ディスプレイ下のメッシュ部分はデュアルスピーカーになっていて、立体感のある音が楽しめる。

「DAIV-NG5720S1-SH2」のキーボード

バックライトにも対応していて、明るさを5段階で調節可能。ゲームをやるときに前後左右に動かすWASDキーにもわかりやすく印がついていた。

「DAIV-NG5720S1-SH2」の指紋センサー

タッチパッドの手前には指紋認証センサーが付いている。Windows Helloで指紋認証を登録すれば、指で触るだけでログインできる。

「DAIV-NG5720S1-SH2」の底面

底面は吸気のためか、かなり隙間があり冷却効果は高そう。バッテリーの取り外しはできないようだ。

「DAIV-NG5720S1-SH2」の電源アダプタ

電源アダプタはデスクトップ並みの大きさで、持ち運びには適していない。しかし長さがかなりあるので、使い勝手は良いだろう。3m以上あるかな。

高解像度の映像も保存できる大容量ストレージ

ストレージ

ストレージは256GBのSSDと、1TBのHDDのデュアルストレージになっている。高解像度の4K素材などを処理しようとすると、それなりの容量が必要になるので、1TBのHDDがあると作業環境は快適。処理速度の速いSSDと、大容量の保存ストレージがあるのが人気構成の理由かもしれない。

動画編集ソフト「Vegas Pro」を使ってみた

Vegas Pro 14

動画編集ソフトの「Vegas Pro」にて、ハリウッドでも使われているというエフェクトプラグイン集「HitFilm Ignite Pro 2017」を使ってみた。いろんな映像効果を試してみても動作は快適で、まだまだ余裕がありそう。動作環境の要件は十分に満たしていて、4K映像などの処理も問題なくこなせるスペックだ。

編集作業後、1分ほどの動画を高画質でレンダリングしてみると、容量が7GB近くにもなったので1TBのストレージがあるのは安心。また、電源を接続しないでどれだけ駆動するか試したところ、80分ほどで残り10%の警告が出た。電源のない状況で、長時間作業するのには向かないみたいだ。

持ち運べるクリエイター向けノートPC

「DAIV-NG5720S1-SH2」は、一般的な15インチのノートPCよりも重量はあるけれど、デスクトップ並みの高性能を持ち運ぶことができる。デスクトップよりも省スペースで、電源の取れないところや急な停電時でも使えるのはノート型のメリット。しかし長時間駆動には向かないので、外出先に持ち運ぶというより、家の中で自由に使うといったイメージかな。

ノートPCでもメモリ64GBに増設可能

「DAIV-NG5720S1-SH2」をカスタマイズして、さらに高性能にすることもできる。SSDを1TBに、HDDを2TBに増やすこともでき、メモリは最大で64GBまで増設出来てしまう。一般的に、ここまでの構成のものは販売されていない。本格的な作業をこなすクリエイター向けに、増設範囲が広く作られているだろう。

公式サイト → クリエイター向けブランド 「DAIV」 TOP

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