「dynabook DZ83/J」は、2種類のキーボードを使い分けられる2in1デチャッタブル。何でもやりたい人のための万能モバイルパソコンです。
薄型・軽量重視とインターフェイス重視のキーボード2種類
「dynabook DZ83/J」では、2種類のキーボードを使い分けられるのが最大の特徴。左側は薄型・軽量重視のキーボードで、磁石で装着する手軽なタイプ。右側はインターフェイス重視のキーボードになり、しっかりとロックされるタイプ。タブレットとして使うことが多いときにや、普通のノートパソコンのように使うことが多いときなど、使用環境により使い分けができる万能な2in1デタッチャブルパソコンです。
「dynabook DZ83/J」スペック
モデル | 2in1モバイルノート DZシリーズ |
OS | Windows 10 Home/Windows 10 Pro 選択可 |
CPU | インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー インテル® Core™ i3-8130U プロセッサー |
ディスプレイ | タッチパネル付き 13.3型 FHD TFTカラー LED液晶(ノングレア)(広視野角/省電力LEDバックライト)1,920×1,080ドット |
メモリ | 16GB 8GB 4GB |
ストレージ | 1TB SSD(PCI Express対応) 512GB SSD(Serial ATA対応) 256GB SSD(Serial ATA対応) 128GB SSD(Serial ATA対応) |
グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス 620(CPUに内蔵) |
オプティカル | なし |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(WPA™/WPA2™対応、WEP対応、AES対応、TKIP対応 |
Bluetooth® | Bluetooth® ワイヤレステクノロジー Ver4.2準拠 |
セキュリティ | Windows Hello対応 (指紋認証センサー) |
バッテリー駆動時間 | 約 10時間 |
外形寸法(突起部含まず) | タブレット本体:約316.0(幅)×207.0(奥行)×9.1(高さ)mm 薄型・軽量キーボード接続時:約316.0(幅)×212.5(奥行)×15.1(高さ)mm キーボードドック接続時:約316.0(幅)×217.0(奥行)×22.1(高さ)mm |
質量 | タブレット本体:約799g 薄型・軽量キーボード接続時:約1,179g キーボードドック接続時:約1,229g |
インターフェイス | タブレット本体:USB Type-C™コネクタ(電源コネクタ)×1、マイク入力/ヘッドホン出力端子×1 キーボードドック接続時:HDMI®出力端子×1、RGB(15ピン ミニD-sub 3段)×1、LAN(RJ45)×1、USB3.0×2 |
東芝ダイレクトでは、ある程度自由な構成を選択できます。会員価格になるとかなり安くなるので、購入前に必ず登録すること。
「dynabook DZ83/J」外観レビュー
ディスプレイは13.3型のタッチパネル。非光沢のため滑りが良く目にも優しい。本体のみだと、約799gとかなり軽量。
背面にはカメラと、右上に指紋センターが搭載されている。
下側のキーボード接続部には、Type-Cがあり、ここから充電も可能。
右側面には、マイク入力/ヘッドホン出力端子、USB Type-Cコネクタ(電源コネクタ)がある。キックスタンドを開いたところには何もない。Surfaceの場合だとSDカードスロットがあるので、インターフェイス的には唯一の弱点かも。
左側面には、電源スイッチと音量ボタン。下側にあるスピーカー部分は窪んでいて、キックスタンドを開きやすい設計になっている。
キックスタンドを全開にしてみると、少し物足りない気もする。、Surfaceの場合だともっと開いてくれるため、ペンで書き込むことが多いクリエイティブな作業では使い心地が違ってくる。
ACアダプタは、軽量でコンパクトなため持ち運びにも向いている。
持ち運びに特化した薄型・軽量キーボード
薄型でSurfaceのタイプカバーのように磁石で装着する仕組み。キートップが少しへこみがあり、タイプ感も良くとても打ちやすい。
装着時の重量は、約1,179gと軽量。キーボードはフラットのままでもいいし、傾斜も付けられる仕様。
閉じるとしっかりカバーされていて、持ち運ぶことが多いときには重宝しそう。購入時にインターフェイス重視を選択しても同梱されるので、標準附属のタイプカバーキーボードになります。
インターフェイスの充実したキーボードドック
インターフェイス重視モデルを選択すると付いてくるキーボードドック。タイプ感は標準付属のタイプカバーと同様に打ちやすい。少しだけパームレストが広いだけでほぼ同様の作りとなり、付け替えたときでも違和感なくタイピングに集中できる。
接続部分を合わせて、はめ込むとカチッと装着される。外すときには、キーボードの左上にあるスイッチを左にスライドさせてから引き抜く仕組み。
キーボードドックはインターフェイスが充実していてもバッテリーを搭載しているわけではないため軽量。装着時の総重量は約1,229gと軽く、タイプカバーと50gしか変わらない。軽量なのはメリットだけれど、本体のタブレットの方が重く、写真の角度以上に開くとバランスが取れずに倒れてしまうのはデメリット。
ただし、キックスタンドを調節してあげることで安定した操作は可能になります。また、一定の角度までしか開かないため、膝上でのタイポイングも可能です。
左側には、セキュリティロック・スロット、セキュリティロック・スイッチ、RGBコネクタ、HDMI出力端子。セキュリティロックを掛けることで、タブレット本体の盗難を防ぐこともできます。
右側には、USB Type-C コネクタ(電源コネクタ)、LANコネクタ、USB3.0コネクタが2つ。Type-Cコネクタがあることで、タブレット本体に充電する必要がなく、ケーブルがぶら下がることがない。またLANコネクタや逆側のRGBコネクタなど、幅の必要な部分だけ厚みを作り、チルト角が付くようなデザインにしているのは良く考えて作られているのだと思った。これにより、充実したインターフェスでも薄くて軽いキーボードドックになっています。
アクティブ静電ペンも標準搭載
キャップの付いたアクティブ静電ペンも標準搭載されています。4,096段階の圧力センサーにより、筆圧に応じて線の太さや濃淡もきめ細かな表現ができ、紙にペンで書くような自然な書き心地を実現してくれる。また液晶画面は非光沢なため滑りやすく、書くとキュルキュル音がして、個人的には好き。
キャップは逆側にしっかりはまり、紛失リスクもなさそう。ただし、Surfaceのように磁石で本体とくっついたりしないので、ペン自体の紛失には注意。内臓の乾電池は、店舗での販売が少ない単6(AAAA)になります。
ビジネスから遊びまで何にでも使える万能モバイル
「dynabook DZ83/J」は、拡張性が高くメインPCとしても十分使えるし、スピーカー性のも良いためタブレットでも楽しめる万能なモバイルパソコンです。2種類のキーボードはどちらも打ちやすく、アクティブ静電ペンも書きやすいため、使い心地も文句なし。購入するなら2枚のキーボードが付く、インターフェイス重視モデルがおすすめ。
コスパの良いおすすめモデルは?
「dynabook DZ83/J」では、ある程度自由な構成を選択できます。おすすめの型番は「PDZ83JL-NND」で、バランスが良くコストパフォーマンスが高いです。構成は、Windows 10 Home、インターフェイス重視モデル、Officeなし、Core i5-8250U、メモリ8GB、256SSDになります。これ以上に必要なものがあれば、ここからカスタマイズしていくのが良いです。これ以下のモデルだと安くはなるけれど、もったいないのでおすすめはしません。
→ dynabook DZ83/J Webオリジナル 型番:PDZ83JL-NND
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