SIMを挿してどこでも使える「Surface Pro LTE モデル」が発売される。場所や時間にとらわれない、生産性を高める究極の一台だ。
Surface Pro LTE モデルは5月1日発売予定
Surface Pro LTEは、法人モデルのみ昨年の12月から発売していて、途中生産が追い付かなくなるぐらい良く売れていたという。一般向けの販売は5月1日予定とのことで、記事作成時は製品ページで予約受付中となっていた。構成の選択肢はなく、インテル® Core™ i5 プロセッサ搭載モデルのみになるようだ。価格等は製品ページを参考に。
SIMフリーのため自由に差し替えて使える
SIMフリーのため、対応キャリアの制限はなく自由に差し替えが可能。画像ではAPN設定が済んでいるものが掲載されているだけで、この他でもAPN設定さえすれば使えるという。Surface Pro LTE モデルを購入したときに、新たに通信契約するならおすすめはIIJmio。20GB・30GBの大容量オプションを追加しても料金は安く、頻繁にキャンペーンなどやっているので注目しておくと良いだろう。
→ キャンペーン情報
キャリア アグリゲーションに対応した高速通信
通信速度は最大で450Mbps。複数の周波数帯の電波を束ねて同時に使用するキャリアアグリゲーションに対応した高速通信となる。
LTE対応バンド 1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、19、20、26、28、29、30、38、39、40、41
通信環境があるとセキュリティ面でも強化
インターネット環境に繋がっていると生産性が増すだけでなく、セキュリティの面でも強化される。紛失時にはGPS機能を利用して、スマホで探すこともできるという。また法人向けの場合だと、 Microsoft Intune などのモバイルデバイス管理システム (MDM) と連携することで、端末の中にあるデータを遠隔で削除することも可能なようだ。
SIMスロットはキックスタンドの内側
SIMスロットはキックスタンドを開いた中にある。SDカードスロットの隣にあり、SIMピンを使わないと取り出すことができない仕様になっている。SIMのサイズは一番小さいnanoSIMとなる。
Surface Pro と LTE モデルの違い
Surface Pro と LTE モデルでは、キックスタンドを開かなくても見た目に明かな違いがあった。画像にある左がLTE モデルで、右が通常のSurface Pro。LTEモデルの方がフラットですっきりしていて、これで電波がつかみやすくなっているのだという。
バッテリー駆動時間はSurface Proよりも短い
バッテリーも持ちは、残念ながら通常のSurface Proよりも1時間ほど短くなるというデメリットがある。ネットワークにつなげている分、消費するのはしょうがないことなのだろう。しかし、それでも最長約 12.5 時間の連続ビデオ再生が可能なので、十分といえば十分かもしれない。
Wi-Fiルーターやデザリングの必要なく快適
持ち運びがしやすく機動力の高いSurface Proだと、特にLTE モデルが便利になる。Wi-Fiルーターを持ち運ぶ必要もなく、デザリングでつなぐ必要もない。スタバなどWi-Fiが使えるカフェを探したりなど、通信環境を気にしなくて使えるのはメリット。モバイル生産性を高めたい人にはおすすめな一台だ。
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