充電式エアダスター「200-CD080」レビュー!ガス式の缶タイプと比較も

サンワダイレクトの電動エアダスター「200-CD080」のレビューです。ノートパソコンのファン掃除に使ってみました。

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電動エアダスター「200-CD080」

サンワダイレクト:電動エアダスター「200-CD080」

  • 繰り返し使える充電式
  • 3段階の風量切り替え
  • 持ちやすいガンタイプ
  • 用途に応じて使用できる5種のノズル付き

この電動エアダスター「200-CD080」は、レビュー用としてサンワダイレクトから提供していただきました。

外観

グリップの前側に噴射ボタン、後ろ側には充電用のUSB Type-C端子とシンプルなつくり。メンテナンスは分解しないとできなそうです。

噴射中は、噴射口の下にあるライトがついて照らしてくれる仕様。電源が入っているときには、USB Type-C付近にあるLEDは緑に、充電中は赤く点滅する。ちなみに充電中の電力を測ってみると、11Wで充電されていました。

上部には何もなし、穴が開いているところはプラスのねじで止まっているようです。下側はフラットのため自立もする。

サイズ

  • サイズ:約W92.5×D63×H167mm(ノズル除く、本体のみ)
  • 重量:約393g

サイズ感は大きくないけれど、見た目以上にズシリとくる重さ。おそらくグリップ部分にモーターがあり、重心が低く安定して自立してくれます。

5種のノズル付き

付属品はノズル5種とUSBケーブル(Type-A to Type-C)ACアダプタはなし。

  • ノズル(極小):エアベッド、エアマットなのど空気入れ
  • ノズル(細):浮き輪やバランスボールなどの空気入れ
  • ノズル(小):最も細い噴射口で細かいところを掃除
  • ノズル(大):手の届かない隙間や狭い場所に
  • ノズル(ブラシ付):掻き出しながら吹き飛ばす

収納するケース等も付属していないため、保管の工夫は必要そうだ。

使い方

噴射ボタンを3秒押すと電源が入り、風量弱で駆動します。ボタンは離した状態のまま使えて、ボタンを押すたびに風量が切り替わります。

弱 → 中 → 強 → スリープ(待機状態)→ 弱(繰り返し)

電源をオフにするときは3秒長押し、もしくはスリープ状態のまま1分間放置していても自動でオフとなります。もしくは、充電をしながら使うことはできない仕様のため、充電コードを挿してもオフになるようです。

ノートパソコンのファン掃除を試す

ビジネスノートパソコンASUS ‎ExpertBook B9のファンからカラカラと音がするので、クリーニングをしてみることにしました。背面カバーは星形のねじで固定されているため、T5サイズのトルクスドライバーという特殊な工具が必要です。同じねじが11か所あるので全部外してからカバーをはがします。

ファンに最大風量で吹きかけてみました。勢いよくファンが回って清掃は完了、目的は一応達成です。風が出ているときはLEDライトが点灯し先の方を照らしてくれます。これなら暗いところの作業もできそう。ただし、吹きたい先端を照らすというより全体的に明るくする感じ。

結果はもともとファンの汚れはほとんどなかったため、見た目的には変化なし。カバーを戻して動作確認をしてみたところ、カラカラ音は少なくなったものの完全に改善とまではいかなかった。ましにはなったけれど気にはなるため、修理に出すことにしようか。ASUSのあんしん保証 プレミアム 3年パックに加入しているため無償で直してくれるはず。

缶タイプと比較

サンワダイレクトではガス式の缶タイプも販売しています。これは自分で購入したもの。缶タイプと比較すると200-CD080の風量は最大にしても少しだけ弱いかな。ノズルの先の太さも違うため感じ方の違いもあるとは思います。

動作音はキーンと高い音のためドライヤーよりも少し大きく聞こえる。うるさいのを覚悟していたので、想定していたよりも大きくはなかった。ただし静かな環境には向かないため、缶タイプを選ばざるを得ない状況はありそう。

その他のメリットとデメリットをまとめてみました。

電動タイプ
200-CD080
缶タイプ
200-CD017
メリット繰り返し使える使いやすい
デメリット音がうるさい使い切り
ガスの臭いがする
可燃性がある
噴射時間は2~3秒
価格6,480円580円

缶タイプの方がノズルが小さくちょっとしたところで使えるのはメリット。しかしデメリットも多く、ガスの臭いがするのと、シュレッダーなど機密性の高い機器などではスパークにより引火する恐れがあるため使えないなどがあります。噴射時間も2~3秒くらいに区切ってご使用くださいと書いてありました。けっこうな臭いもするし、継続して噴射したい場合には電動タイプの方が良さそうです。

ガス式の缶タイプはまとめ売りもしています。

電動エアダスターとガス式が12本の値段がちょうど同額。メリットデメリットを把握してどちらを購入するか検討するのが良さそう。

Amazonでは12本セットというのはないようです。

もっと強力風量が良いなら

コード式で給電しながら強力に使える200-CD079という製品もあります。

200-CD080200-CD079
サイズ約W92.5×D63×H167mm約W73×D157×H210mm
重量約393g約642g
コードなし3m
風速3段階
18~25m/s
2段階
30~42m/s
動作音未記載90~95dB
価格6,480円7,980円

風量は多く強力ではあるが、大きくて重たくなり取り回しはしにくくなる。コードが3mというのも邪魔になるか検討の余地あり。動作音も大きいと思うので、どんな使い方をするか想定しておく必要はありそうです。

取り回しのしやすい方が良いなら電動エアダスター「200-CD080」

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