東芝の13.3型モバイルノートPC「dynabook UZ63」を借りたのでレビューします。軽くても堅牢性がよく、バッテリーの持ちも優れていて、安心して持ち運べるモバイルノートだ。
「dynabook UZ63/D」のスペック
- 型番:PUZ63DL-NNA
- OS:Windows 10 Home 64ビット <Creators Update 適用済>
- CPU:第インテル® Core™ i7-7500U プロセッサー2.70GHz(最大3.50GHz)
- メモリ:8GB(8GB×1)/最大16GB
- ディスプレイ:13.3型ワイドFHD高輝度・高色純度・広視野角 (ノングレア)
- ストレージ:512GB SSD(SATA)
- 質量:約1.06kg
- バッテリー駆動時間:約11.5時間
今回レビューしているのは、高スペックのタッチ対応モデル。タッチ非対応だとバッテリー駆動時間は約17時間にもなる。メモリは16GBまで拡張可能だけれど、オンラインストアでの選択項目がなく、東芝PCあんしんサポートへ相談する必要があるようだ。16GBのメモリ以外は自由にカスタマイズできるので、必要な構成で価格がどうなるか試してみてはいかがでしょう。
オンラインストア → dynabook UZ63/D
「dynabook UZ63/D」の外観レビュー
天板カラーはオニキスブルーだけれど、少し青が混ざっているぐらいで、ほとんどブラックに近い。持ってみると薄くて軽く、マグネシウム合金で丈夫そうな印象を受けた。
ディスプレイは、ノングレアでもタッチパネル付き 13.3 型ワイド(16:9) FHD 高輝度・高色純度・広視野角。Webカメラは、約92万画素。バッテリー駆動時間が長くしたいなら、タッチ非対応にするのもあり。
フルサイズのキーボードで、キーピッチは19mm、キーストロークは1.5mmでタイプしやすい。タッチパッドには指紋センサーが搭載され、Windows Helloにも対応している。試してみると感度も良好で快適にログインできた。
左側面には、セキュリティロック、USB3.0マイク入力/ヘッドホン出力端子。
右側面には、microSDカードスロット、Thunderbolt™ 3(USB Type-C™)コネクタ(電源コネクタ)×2、HDMI出力端子。
底面の見た目はすっきりシンプル、底面と背面側からのW吸気システムで効率よく冷却してくれるようだ。画像下側の左右にあるメッシュ穴は、ハーマンインターナショナル社と共同開発した「harman/kardon®」スピーカー搭載で、音響もしっかりしている。
ACアダプタはUSB Type-C、コンパクトで急速充電にも対応している。バッテリーの持ちが良いので、持ち運ぶ必要はないのかも。
長時間のバッテリー駆動が必要な人には最適
バッテリーがどのくらい持つか自分の環境で使ってみると、3時間経過しても68%も残っていた。タッチ対応モデルでもこれだけ持つのだから、タッチ非対応モデルならACアダプタを持ち歩くことはなさそうだ。バッテリーの駆動時間を重要視してパソコンを選ぶことも少なくない。充電できない環境で使うことが多い人には、「dynabook UZ63/D」は最適なパソコンではないだろうか。
薄型軽量ながら堅牢性もバッチリ
「dynabook UZ63/D」は、薄さが約15.9mm、軽さが約1.06kgしかない13.3型のモバイルノートになる。持ってみると、薄さと軽さだけでなく、強さも実感できた。マグネシウム素材を使った強いボディの中には、ねじれやひねりに強い「ハニカムリブ構造」が使われているようで、安心感も十分。また、キーボードの下には防水フィルムにより水の侵入を遅らせ、ショートする前にシャットダウンできる構造になっているようだ。
キーボードも打ちやすくモバイルワークが快適
モバイルノートPCでは、持ち運びに特化しているためキーボードが犠牲になってしまうもの。一般的なものだとキーピッチが狭く、キーストロークが浅いものが多いけれど、「dynabook UZ63/D」では15インチなみのキーボードでかなり打ちやすい。打鍵感が良く、しっかりした打ち心地があるので、ブログの執筆やメールの返信なども快適にこなせると思う。
パソコンを持ち運ぶことが多い人におすすめ
長時間のバッテリー駆動に、薄型軽量で強さもあり、キーボードも打ちやすい。メーンのPCとしても使える性能も持ちながら、外出先でも快適に使えるモバイルノートPCになる。特にタイピングを多くする人にはおすすめかもしれない。バッテリーの駆動時間を重視するなら、最大約17時間駆動するタッチ非対応モデルを選ぶのが良いだろう。
店頭モデル「dynabook UX53」同等のWebモデル
「dynabook UZ63/D」は、店頭モデルの「dynabook UX53」と同等のWebオリジナルモデルになる。必要な機能だけを自由にカスタマイズして購入でき、安く購入できるというメリットがある。今すぐ必要でないのなら、オンラインストアの東芝ダイレクトから購入するのがおすすめ。
東芝ダイレクト → dynabook UZ63/D
東芝ダイレクトで表示されている「会員になるとプライスダウン」から、メールアドレス等を登録すると劇的に安くなるので、購入時には忘れずに。
コメント
このノートパソコンを検討している者です!
質問なのですがキーボードにはバックライト機能がついているのでしょうか?
残念ながら、バックライト機能は搭載されていないです。