格安SIM業界では値下がりやデータ量を増量するなど各社競争が激化しています。たくさんあるのでどれが良いか悩んでしまうところだが、バースト転送機能があるIIJmioの格安SIMを選んでみるのも良さそうです。
2GB +バースト転送で安心して使える
2GBのデータSIMで900円(税抜)というのはIIJmioだけでなく他社でも出しているところはあります。しかし、バースト転送があるのは今のところIIJmioだけ。バースト転送とは通信制限がかかっていて速度が遅い時でも、通信し始めの一定量は高速で読み込んでくれるという便利な機能。WEbページなどのテキストなどはすぐに読み込めるためもし使いすぎてしまった時でも安心して使えます。
以前の記事で紹介したDMMモバイルでもバースト機能を実装していますが、2GBのプランがなく1GBか3GBしか無い。1GBあれば十分という人ならDMMモバイルでも良いが、それだと少し心配という人にIIJmioの2GBプランが向いている。DMMモバイルの1GBプランでは月額660円(税抜)、1GBで差額240円しか変わらないならIIJmioの方が良さそうです。
余ったデータ量は翌月に持ち越せる
ひと月で2GBを使いきらなかった時には、その余った分を翌月に持ち越せるので無駄なく使えるというのもIIJmioのデータSIMのよいところ。また、iOS/Android対応のアプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」を使って、高速通信(LTE/3G)と低速通信(最大200kbps)をいつでも切り替えて節約することができる。低速通信に切り替えている時は、2GBのデータ量を消費することなく使えるので、必要ないときはバースト転送機能を大いに活用してみても良いかもしれません。
自宅にWi-Fiがなくそこそこ使う人向け
自宅にWi-Fiがある方やLINEやSNSのチェックができれば良いという方なら、480円のワイヤレスゲートSIMやDMMモバイルの1GBプランでも十分な人は多い。Wi-Fi環境がない人ならば2GBで900円(税抜)のIIJmioSIMにしておくとイザという時に安心かもしれない。殆どの人が月々のデータ使用量は2GBで足りてしまうというようなので、一般的な使い方をしている人向けのデータSIMなのではないでしょうか。
もしWi-Fi環境がないのに動画をたくさん見るというのであれば、違うプランにしたほうが良いかと思います。
2GBのデータSIMに「SMARTalk」
2GBの音声通話付SIMで1,600円(税抜)というのもありますが、電話番号にこだわりがないなら無料で050の電話番号が取得できる「SMARTalk」を併用してみるのも良い。月額1,000円以下で普通にスマートフォンの機能の殆どが利用できてしまいます。「SMARTalk」だと110番や119番など緊急の電話ができないというデメリットはあるので、それだけ認識しておけば、音声通話付SIMは必ずしも必要ではないかもしれません。
LINE、SNS、WEB閲覧、電話の発信、着信など、2GBのデータSIMだけでも十分利用できる。スマートフォンの通信量を節約したい人は、IIJmioの格安SIMを検討してみてはいかがでしょう。
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