NECのLTEモバイルルーター「AtermMR03LN」の調子が良さそうなので購入してみました。端末自体が2万円以上するので決して安い買い物ではないのですが、契約解除料のあるモバイルWi-Fiルーターを契約するよりも安心して利用できるような気がする。
クレードル付きのセットを購入
AtermMR03LN単体でも売っているのですが、専用のクレードルもあったほうが便利です。今回はセットで購入しましたが、別売りで買うこともできます。
同梱内容
あと、つなぎかたガイドなど取り扱い説明書が複数入っています。
クレードル付のメリット
クレードルがあると充電するのに上から差し込むだけで済むというだけでなく、無線LAN機能に対応していない端末にもLANケーブルで接続できてしまいます。例えば、デスクトップパソコンやテレビと接続したり、LANケーブルが差し込める機器に対応させることができる。
また、家のインターネット回線からLANケーブルで接続すると、AtermMR03LNをWi-Fiホームルータとして利用することも可能。これの応用でホテルなどのLANケーブルからWi-Fi環境を作ることもできます。未だにLANケーブルしかないホテルというのは多いので、クレードルも持って行くと外出時にも便利。
ヨドバシのワイヤレスゲートSIMを設定してみる
ワイヤレスゲートのmicroSIMを差し込んでから、バッテリーを装着し電源を入れます。新品の状態でも44%の電池残量があったのでこのまま設定できそうです。情報→端末情報→無線LAN情報→プライマリSSIDからプライマリ暗号キー(パスワード)を確認してパソコンとWi-Fi接続します。接続されたことを確認し、ブラウザから http://aterm.me/ にアクセスします。ブラウザはIEでもChromeでも何でもOK
管理者パスワードの初期設定が開くので入力する。このパスワードは後から変更することができる。初期設定が表示されるのは初回の一度きり、次回からはログイン画面になるのでユーザー名をadmin、パスワードを入力したもので管理画面に移行します。
この管理画面で、ワイヤレスゲートSIMの設定をする必要があります。左側のメニュー基本設定から
接続先1の編集をクリック。
APN(接続先) xi01.wi-gate.net
ユーザー名 wg@sim
パスワード wg
編集するのはこれだけでOK。接続先名はなんでも良いのですが、わかりやすくワイヤレスゲートなどにしておくと良いかもしれません。設定が完了し、間違いなく入力されていればこれで通信ができるようになっているはず。
格安SIMの通信速度を調べてみる
今回設定したのはワイヤレスゲートで一番安い480円のSIM、使い放題ではあるが、下り最大250kbpsと低速なものです。とはいえいつも下り最大250kbps以上の速度が出てくれています。試しにiPod touchで速度テストをしてみたところ、なんと666.52kbpsも出た。
ワイヤレスゲートの格安SIMをPocket Wi-Fi GP02で使ってみたら?では431kbpsだったので、同じSIMでも利用するモバイルルーターで速度が変わる。GP02はLTEに対応していないせいもあるが、何度測定してもここまで出なかった。AtermMR03LNだとワイヤレスゲートの格安SIMでも性能を最大限に引き出してくれそうだ。
AtermMR03LN+格安SIMが一番いいと思う
ワイヤレスゲートのSIMだけでなくOCNのSIMでも試してみたところ、かなり快適に利用できた。あまり使わない人なら、WiMAXやY!mobile(ワイモバイル)などのモバイルWi-Fiルーターをを契約するよりも全然いい。最低利用期間も気にしなくて良いので、AtermMR03LN+格安SIMはかなりおすすめできる。
また月に4GB程度の利用に留まるのであれば、ワイヤレスゲートSIMの1,380円プランが今のところ一番リーズナブルだと思うので検討してみてはいかがでしょう。
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