DMM mobileの8GBプランでは3枚のSIMカードをシェアできます。1枚はWi-Fiルーター用のmicroSIMにし、残りの2枚をnanoSIMにして、データ専用とSMS機能付のものにしました。SMSオプションを付けると月額150円プラスされますが、SMSが有るのと無いのでは電池の消耗が違う可能性があるとのことなのでXperia Z3 Compact SO-02Gで試してみました。
SMS有りでの電池消耗
はじめに5時間ほど自宅で放置し、5時間外出して、計10時間で残量96%。次に夕方から明け方まで12時間で95%残っていました。Xperia Z3 Compact SO-02Gは基本的に電池の持ちが非常に良いようです。ディスプレイの消費が少ないことからもわかるように、極力使用せずに試しています。この電池の減り方をベースにし、SMS無しでの電池消耗も試してみます。
SMS無しでの電池消耗
夕方から明け方までの10時間自宅で放置した結果、残量97%。その後5時間ほど外出し、残量93%。ただ、外出時にポケットの中に入れていたのが、いつの間にか機内モード(最後の2時間ぐらい?)になってしまっていたので参考程度に。しかしポケットの中で押してしまったのだろうか、サイドに電源ボタンが有るXperia シリーズもiPhoneのようなホームボタンになってほしいと思う。
翌日にもう一度計測。今度は明け方まで17時間放置して、残量93%。そこから5時間外出し、22時間で90%も残っていた。この結果から見ても、SMS有りか無しかであからさまな電池消耗はみられなかったということになります。あくまでも自分の使用環境によるものなので参考程度に。
月額150円の価値はあるのか?
正直SMSの使用頻度は少ないので、それほど必要ないかと思う。何か登録する時にSMS認証が必要なアプリもあるが、LINEはFacebookアカウントでも大丈夫なようだし、ViberもIP電話のSMARTalkで登録可能だ。またSMSは受信は無料だが、送信には料金がかかるので、違う通信手段を使ったほうが良い。SMS有り無しで電池持ちにもさほど影響がなかったので、これらを踏まえても150円の価値が有るのかは疑問ではある。
ただし、iPhoneでは電池消耗やプッシュ通知の不具合などもあったようです。どのiPhoneかは不明、OSの問題か?。iPhoneやAndroidでも古い端末で利用しようと考えているならSMSのオプションを付けておいたほうが安心かもしれない。
SMSの変更手続きは3,000円
後からSMS機能付きのSIMに変更しようとすると、新しいSIMカードが必要になり発行手数料で3,000円かかってしまいます。3,000円だと150円のオプション20ヶ月分の料金になるので、迷ったらつけておいて損はないでしょう。SMS機能がないと困ることはあっても、SMS機能があって困ることはない。
20ヶ月後にはまた新しい契約をしていそうだし、電池の消耗が早いと端末も消耗しやすいし、少ない金額ではあるが電気代もかかるし、それらを踏まえた上で検討してみてください。
シェアプランでは必要なくとも3枚頼もう
DMM mobileの8GBと10GBのプランでは最大3枚までのSIMカードを発行できます。シェアするのではなく容量が多い方から契約したという理由の人も多いと思いますが、そういった場合でも3枚頼んでおいて損はないかもしれません。契約時に頼んでおけば1枚でも3枚でも料金は一緒。新しく端末を買った時にも両方で使えるし、紛失した時でも新しいカードが届くのを待つ必要はない。※紛失時にはマイページから削除しましょう。
SMSオプションを試してみて必要なければ、そのSIMカードだけ削除ということも可能です。マイページの「ご契約内容変更」の一番下にあるリンク(他と違うのでわかりづらい)「ご契約プランの解約、SIM削除はこちら>」にて、対象のSIMカードのプランだけを解約できる。解約した時にはそのSIMカードを返送してくださいとのこと。
使う予定がなくても申し込むときには、一番小さいnanoSIMカードにしておくと、変換するアダプターを使ってどんな端末にでも対応させることができるので便利。小は大を兼ねるです。
自分の環境下では必要なかった
結論として、Xperia Z3 Compact SO-02Gでは必ずしもSMSオプションは必須ではなかった。それによりSMS機能付きのSIMはいらなくなってしまったが、しばらく解約しないで取っておこうかと思います。新型のiPod touchが発売されそうもないので、iPhoneの白ロムでも買って、それに使うのも有りかなぁなんて妄想中・・・
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