HP Spectre x360 13 パフォーマンスモデルは、4Kタッチ対応ディスプレイを搭載した最高級の2in1コンバーチブルパソコン。音響の臨場感も抜群で映像コンテンツを楽しみたい人には特におすすめ。
HP Spectre x360 13 のスペック
モデル | パフォーマンスモデル(13-ap0042TU) |
OS | Windows 10 Pro(64bit) |
CPU | インテル® Core™ i7-8565U プロセッサー |
ディスプレイ | 13.3インチワイド・UHD(4K)ブライトビュー・IPSタッチ対応(3,840×2,160) |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD (PCIe / NVMe M.2) |
グラフィックス | インテル® UHDグラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) |
オプティカル | なし |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(ギガビット対応) |
Bluetooth® | Bluetooth 5.0 |
セキュリティ | Windows Hello対応(IRカメラ & 指紋認証)、プライバシースイッチ |
バッテリー駆動時間 | 最大 12 時間 45 分 |
キーボード | 日本語キーボード(バックライト/2段階調光機能) |
サイズ/質量 | 約 308mm × 217mm × 14.3mm / 約 1.32kg |
インターフェイス | USB3.1 Type-A×1 / USB Type-C™ 3.1 Gen2×2(Thunderbolt™ 3) / microSDカード |
その他のモデルのスペックは → HP Spectre x360 13
HP Spectre x360 13 の外観レビュー
パフォーマンスモデルは、4K解像度でタッチ対応の光沢ディスプレイ。上部のカメラは顔認証にも対応している。
タブレットモードへの切り替えはとてもスムーズでストレフリー。無段階で動くヒンジは、2万5000回以上もの可動テストをクリアしているという。
天板カラーはアッシュブラック。他のモデルではポセイドンブルーの選択も可能。
左側面にはUSB3.1 Type-Aが1つ。エッジのカットされているところに電源ボタンがある。横から見ると薄く作られているのが良くわかる。
右側面に、microSDカード、プライバシースイッチ、イヤホンジャック。それと、USB Type-C™ 3.1 Gen2(Thunderbolt™ 3)がエッジ部分も含めて2つあり、どちらからでも充電できる。
キーピッチは約19.0×19.0mm、キーストロークは約1.3mm、少し浅めだけれどタイプ感は良く打ちづらくはない。バックライトキーボードの明るさは二段階で調節が可能。キーボードの右下には、指紋センサーが標準搭載されています。
底面の両側にスピーカーと背面付近に吸気口。ヒンジの間に通気口があり、そこから空気を排気する仕組み。
急速充電にも対応した65WのACアダプター。L字アダプタも付いているので、太めの電源コードは必要なさそう。
専用スリーブケースとSpectre アクティブペン も同梱されています。ケースのマジックテープのところにペンを収納もできる。
ノートパソコンとは思えないほどの臨場感
パフォーマンスモデルでは、4K対応ディスプレイのため、実際に見ているような臨場感を味わえるのが特徴。ただそれだけでなく、Bang & Olufsenのクワッドスピーカーもノートパソコンとは思えないほどの迫力です。
キーボード面上部と底面に2つ、合計4つのスピーカーがあり、それらから出る音の臨場感も半端ない。画質と音質の良い映像コンテンツなら、まるでホームシアターのような体験ができること間違いなし。
機会があれば、ドルビーアトモスのデモを再生してみてください。あくまでもノートパソコンレベルでの話ですが、感動するほどの臨場感が味わえるかと思います。
カメラ機能をオフにできるプライバシースイッチ
右側面にある物理スイッチを切り替えることで、カメラ機能をワンタッチでオフにできます。ビデオチャットをしているときに、一時的にオフにしたいときなど有効な機能です。オフにすると、ディスプレイにカメラに斜線が入ったアイコンが表示されます。オンにした時は斜線なしのカメラアイコンが表示されるので切り替えも分かりやすい。また、物理的に遮断される仕組みのため、遠隔操作も怖くない。
ファンの制御ができるサイレントモード
静かなところで作業するときなど、ファンをオフのままか最低速度で動作させるサイレントモードという機能もあります。パフォーマンスは低下しますが、負荷の少ない作業なら問題ない。冷却機能の制御方法は、HPコマンドセンターを起動して、選択するだけ。他にもパフォーマンスモードやクールダウンモードなど使い分けもできます。
パフォーマンスモデルのデメリット
HP Spectre x360 13 パフォーマンスモデルは、最高の2in1コンバーチブルパソコンだけれど、デメリットもあります。4Kディスプレイの場合は電力消費が多く、他のモデルと比べるとバッテリー駆動時間がどうしても短くなってしまいます。充電できない環境下で長時間使うことを想定している場合は、あまりおすすめはできないかもしれない。
それと、オプションとなるプライバシーモード機能の選択肢がない。これはプライバシースイッチのことではなく、横からディスプレイの覗き見を防止する機能。他のモデルでは、オプション購入するとキーボードのF1に機能が割り当てられ、ワンタッチで切り替えができます。
あとは、色がアッシュブラックのみで、新色のポセイドンブルーの選択肢もありません。選択肢がなく、カスタマイズ性が低いのもパフォーマンスモデルのデメリットになります。これらが問題なければ最高の2in1コンバーチブルパソコンになるでしょう。
価格は高くなくコスパは良い
4K対応ディスプレイにインテル® Core™ i7-8565U プロセッサー、メモリ16GBにストレージが1TBのSSDと、これだけのスペックで20万円以下という価格には驚かされた。普通なら30万円以上してもおかしくない。映像コンテンツを思う存分に楽しみたいなら買って損はしない2in1コンバーチブルパソコンです。
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