真っ赤なパソコンLIFEBOOK WU2/C3を持ち歩いてみると、バックに入れたのか再確認してしまうほど軽い。見た目の存在感も抜群で、持ち歩くには最適なノートパソコンだ。
LIFEBOOK WU2/C3のガーネットレッド
今回レビューしているのは、富士通 FMV LIFEBOOK UHシリーズのWEB限定カスタムメイドモデル LIFEBOOK WU2/C3(軽量モデル)です。世界最軽量モデル (約698g~) のカラーはピクトブラックしかないため、ガーネットレッドがよいなら必然的に軽量モデル (約747g~約934g)になります。
世界最軽量モデルの方が注目を集めがちですが、個人的には軽量モデルの方がおすすめ。なぜかというと、軽量なのはメリットだけれど、バッテリー容量が少なく駆動時間が短くなってしまうのはデメリット。
- 世界最軽量モデル:約11.5時間(25Wh)
- 軽量モデル:約24時間(50Wh選択時)
軽量モデルではバッテリー容量が倍の50Whの選択ができます。拡張したとしても十分軽いため、バッテリーの容量が多い方が圧倒的に使い勝手は良くなる。しかもバッテリーの駆動時間が長ければ、ACアダプタを持ち歩く必要がなく、軽量モデルの方が荷物を少なくすることができます。
LIFEBOOK WU2/C3のスペック
モデル | LIFEBOOK WU2/C3 カスタムメイドモデル(軽量モデル) |
OS | Windows10 Home 64ビット版 |
CPU | Intel Core i7-8565U (4コア/8スレッド) |
メモリ | 16GB (オンボード16GB) [デュアルチャネル対応] |
ストレージ | ストレージ:約1TB SSD (PCIe接続) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3型ワイド フルHD タッチ非対応 ノングレア液晶 |
無線通信 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠 |
Bluetooth | Bluetooth v5.0 |
生体認証 | Windows Hello対応(顔認証) |
バッテリー 駆動時間 |
リチウムイオン 50Wh 約24.0時間(JEITA2.0) |
キーボード | 日本語配列かな表記ありキーボード |
サイズ | 横309×奥行212×高さ15.5mm |
質量 | 約747g~約934g |
拡張I/F | HDMI出力×1、USB3.1(Gen1)Type-C×1、USB3.1(Gen2)Type-C×1、USB3.0×2 |
レビュー製品は、フルスペックにカスタマイズしたものになります。質量は、色や選択した仕様によって重さは異なるため参考値です。価格はクーポンで安くなるので、富士通 WEB MARTにて確認してください。
LIFEBOOK WU2/C3の外観
LIFEBOOK WU2/C3のガーネットレッドは、ディスプレイ周りが黒いだけで、キーボードまですべて赤く存在感のあるノートパソコン。
天板も富士通のロゴがあるだけの真っ赤なデザイン。つや消しで質感も良く、汚れも付きにくい感じ。軽量でも耐久性が高く作られているというが、引っ掻き傷には弱いかもしれない。
底面もしっかり赤く同じ質感。中央辺りに吸気口が2つあり、手前の両側にある黒い楕円形のところはスピーカー。左右からの音は臨場感があり、映像コンテンツの視聴も十分楽しめる。
左側面には、DC-INコネクタ、USB3.1 (Gen2) Type-C コネクタ、USB3.1 (Gen1) Type-C コネクタ、HDMI 出力端子、USB3.0 Type-A コネクタ(電源オフUSB 充電機能対応)、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子。Type-Cからの充電に対応しているのはうれしい仕様。
右側面には、ダイレクト・メモリースロット、USB3.0 Type-A コネクタ、LAN コネクタ、盗難防止用ロック取り付け穴。
LANコネクタは、収納式のため薄型を実現している。使うときだけ引っ張り出して、持ち上げると挿し込めるようになります。
13.3型のディスプレイは、非光沢のため目が疲れにくい。左右のベゼル幅は狭く、上部のカメラは顔認証にも対応している。
薄型のノートパソコンでもキーストロークは約1.5mmあり、しっかりとした打ち心地を実現している。1つ残念なのがバックライトが搭載していないこと。軽量化するためにあえて搭載していないのだろうか。
ディスプレイは180度開いてフラットにすることもでき、使い方も広がる。ヒンジも頑丈そうで、開閉もスムーズに行えます。
ACアダプタも軽量設計、重さを計測してみると208gほどだった。Type-Cにしてしまった方がより軽量化できそうだけれど、何かしらの意味があるのだろうか。
LIFEBOOK WU2/C3はとにかく軽い
LIFEBOOK WU2/C3の重さを実際に計ってみると、859.2gという値になった。製品ページの情報によると、50Whバッテリ搭載時では約915gという掲載があったので、それよりも軽かった。ちなみに、タッチ対応ディスプレイにした場合は、約934gと重くなり、駆動時間も約15.5時間と短くなるようです。
色や選択した仕様によって重さは異なるのですが、世界最軽量モデルじゃなくても十分軽いです。バックパックに入れて持ち歩いていても、入っているのか不安になるほどで、何度も確認してしまいました。それぐらい軽いので、少しぐらい重たくなってもバッテリーは50Whに拡張したほうが絶対おすすめです。
バッテリーの持ちが素晴らしい
使ってみるとバッテリーの持ちがかなり良いことが分かった。映画を最大音量で1本観た後でもバッテリー残量は70%以上も残っていました。25Whのバッテリーだと1日持つかには少し不安なので、これだけ持ってくれればACアダプタを持ち運ぶ必要はなさそう。持ち運びのパソコンとして最強レベルです。
LIFEBOOK WU2/C3のおすすめ構成
フルスペックにするとそれなりの価格になるため、少し性能を抑えた構成にするのも良いかと思います。バッテリーは50Whにするのは外せないので、この変更は必須。
- CPU:Intel Core i5-8265U
- メモリ:8GB
- ストレージ:約256GB SSD
この構成ならばパフォーマンスも良く、価格も抑えられておすすめ。クーポンを適用するともっと安くなるので 富士通 WEB MARTで確認してみてください。
所有欲を満たしてくれる赤いパソコン
LIFEBOOK WU2/C3はとにかく軽く、バッテリーの持ちも良いため、持ち運ぶには最適のパソコンです。さらにガーネットレッドのカラーを選択すれば、全体が真っ赤なパソコンで存在感は抜群。周りに注目されそうなデザインで、所有欲までも満たしてくれる高性能モバイルノートPCになります。
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