iPhone SE(第2世代)で、IIJmioのeSIMを試してみました。楽天モバイルと組み合わせて運用すればかなりコストを抑えられそうだ。
IIJmioのeSIM設定
IIJmioにログインして、アクティベーション用のQRコードを表示する。
設定→モバイル通信→モバイル通信プランを追加→QRコードを読み取る→モバイル通信プランを追加をタップ。モバイル通信プランの名称やデフォルトの回線、モバイルデータ通信を設定する。eSIMは、たったこれだけの作業で使えるようになります。
QRコードは、パソコンなど別のデバイスで表示し、Wi-Fiに接続した状態で読み込むこと。物理SIMが入っている状態であれば、モバイル通信でも可。インターネットの接続環境がないと開通はできない。
eSIMの通信速度を計測
通信速度を計測してみました。地域や利用状況によって変わってくるので参考程度に。
計測時間 | ダウンロード速度 Mbps | アップロード速度 Mbps |
11:58 | 66.5 | 17.7 |
12:06 | 1.74 | 19.8 |
12:39 | 0.89 | 25.5 |
13:03 | 3.85 | 6.48 |
13:42 | 24.1 | 3.51 |
14:35 | 38.3 | 18.7 |
16:28 | 48.3 | 10.8 |
17:02 | 18.7 | 10.1 |
17:34 | 10.1 | 18.4 |
19:56 | 24.3 | 7.04 |
20:33 | 25.4 | 7.25 |
21:39 | 31.0 | 12.9 |
0:26 | 40.6 | 4.92 |
12時前に計測してみたところ、66.5Mbpsのかなりの速度が出ました。12時台に入ると速度低下がみられ、13時に入ってからは徐々に回復傾向になった。17時台で少し落ちてはいるけど、他は安定した通信環境を維持している。お昼時に遅くなる程度で、それ以外は快適に使えそうです。
eSIMの通信料金は激安
2ギガ | 440円 |
4ギガ | 660円 |
8ギガ | 1100円 |
15ギガ | 1430円 |
20ギガ | 1650円 |
IIJmioの新料金プランでは、eSIMの料金がかなり安く設定されています。音声通話やSMS機能はないデータ通信専用になってしまうけど、この価格は魅力。eSIMの普及を促すためにあえて物理SIMのプランよりも安くしているようです。その他の料金プランはIIJmio確認してください。
楽天モバイルと組み合わせがおすすめ
楽天モバイルの新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」では、1GB未満の使用であれば0円で運用できます。使わなければタダなので、データ通信はIIJmioのeSIMを使うことで、携帯料金をどこよりも安くできる。
楽天モバイルで、iPhoneの対応状況を確認できます。eSIMに対応しているモデルは使えそうです。
サービス開始当初はiPhone用のRakuten Linkはなかったけど、正式にリリースされたようです。アプリを起動後ログインし、SMS認証を行うことで使えます。Rakuten Linkアプリを使えば通話が無料になるため、楽天モバイルの契約はそれだけのために使うのもアリだと思う。
通話はインターネット回線を利用するため、モバイルデータは消費します。動作保証の観点から楽天回線での利用を推奨しているとのこと。使うときには自己責任でという事になる。
※Rakuten Linkで発信しても通話料が発生する例外もあります。以下のリンクから確認しておくこと。
iPhone以外のeSIM対応スマホ
一部のスマホでeSIMに対応しています。
- OPPO A73
- AQUOS sense4 lite
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4a (5G)
- Google Pixel 5
Rakuten Hand、Rakuten BIG、Rakuten MiniもeSIM対応スマホなのだけれど、eSIMだけなので2つの通信会社を使うことができないです。
楽天モバイル1年無料は4月7日まで
楽天モバイルのサービス開始から行っている1年間無料キャンペーンは、4月7日の申し込みまでとなっています。通信範囲を懸念して契約していなかった人でも、期限までに申し込んでおいた方が良いかも。データ通信はIIJmioで補えば、楽天回線のエリアは気にすることはないです。
携帯料金を安く抑えたい人はIIJmioと楽天モバイルの2つの運用がおすすめ。
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