freetelの格安スマホ「priori2」をお借りしたのでレビューします。価格が9,980円(税抜)とかなりやすいので、だいぶ売れている端末のようです。
「priori2」のスペック
- OS:Android 4.4.2
- ディスプレイ:4.5インチ
- プロセッサー:クアッドコア 1.3GHz
- メモリ:ROM8GB、RAM1GB
- バッテリー;1700mAh
- 重量:132g
クアッドコアのCPUと、1GBのメモリを積んでいるのに1万円以下で買えるという格安スマホ。メモリが512MBと半分の格安スマホはあるけれど、この性能でこれだけ安いのは他にはない。また軽量でコンパクトなのも特徴。
安い理由はLTE非対応
なぜこんなに安いのかというと、高速データ通信のLTEには非対応であるためです。3Gというガラケーと同じ通信速度。とは言え、音声通話、LINE、メールなど問題なく使えるので、これで十分という人は多いと思う。動画の視聴はちょっと厳しいが、Webを閲覧するのも早くはないができる。画像が少ないテキストベースのページであればすぐに読み込んでくれる。
Wi-Fi環境があれば問題ない
しかし自宅や行動範囲にWi-Fi環境があれば、動画の視聴などの難なく出来る。LTEの電波が使えず端末独自で通信速度が出せないだけなので、Wi-Fiで電波を拾ってしまえば、その速度で利用できる。もともと端末の性能はいいのでサクサク動いてくれます。自宅にWi-Fi環境がある人なら、LTE非対応端末でも十分な性能を発揮できる。出先でも都内であれば無料Wi-Fiスポットはかなりあるし、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど、コンビニでもWi-Fiを利用できるので、有効活用するのというのもあり。
「priori2」と「priori2 LTE」の違い
「priori2」と「priori2 LTE」の違いはLTEに対応しているかというぐらいで、スペックはほとんど同じ。外見からも違いがわからない。フタを開けるとデュアルSIMスロットに違いがあり、1つは標準SIMのサイズになっている。
左側が標準SIMサイズになっている。海外利用時に大きいSIMでも入れられる。「priori2 LTE」の方は両方ともmicroSIMサイズになっています。
freetelのSIMフリー端末「priori2 LTE」デュアルSIMで海外利用時にも便利
プランは最安の670円を選ぶべき
freetelで申し込むときには月々の料金プランも選べるけれど、「priori2」はLTE非対応なので契約するのは1GBの一番安いプランを選択しておくべきです。3Gの通信しかできないということは、通信速度がもともと遅い、そんなに使うことができないので一番安いので十分だということです。670円/月のデータプランと、1,270円/月の電話番号があるプラン。個人的に電話番号は「SMARTalk」を使えってしまえばいらないと思うので、670円/月のプランで十分。※「SMARTalk」だと110番や119番などには掛けられないというデメリットはある。
デザリングをするなら容量が多いプラン
「priori2」ではデザリングができるのでパソコンと繋いでスピードテストしてみました。結果2.57Mpbsという、かなり良い速度が出た。後2回計測してみても少し遅くなったが1Mbps以上出てたので優秀です。不思議と3Gとは思えないくらいの速度になり、これなら使えないレベルではない。多用する人には向かないが、非常用としてなら十分使えると思う。デザリングをする予定なら容量の多いプランを契約するのも良さそう。プラン変更は後からも可能です。
フリックが苦手なら50音入力もできる
キーボードのフリック入力が苦手な人は、Menuから50音にすることもできる。慣れてしまえばフリックのほうが楽だけれど、ひと目で分かりやすい50音だと誰でもすぐに打てる。スマートフォンに乗り換えたばかりに人には嬉しい機能。
こんな人におすすめ
- 自宅にWi-Fi環境がある人
- そんなに使わない、ライトユーザー
- 初めてスマホを持つ、年配の方
- 子供のスマホデビュー用
最近は、LINEが出来ればいいという人は多いので、そういう人だとLTE非対応でも十分かもしれない。携帯料金をかなり抑えられます。「priori2」ならスマホは高いというイメージは無くなり、シニア層にも十分薦められる。壊すリスクが多い子供にも良さそうです。
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