freetelのハイエンドモデル「XM」をお借りしたのでレビューします。5インチの大画面に高解像度のHDディスプレイと映像やゲームにも最適で、価格の割に満足できる良い機種です。
「XM」の特徴
freetelから販売されているSIMフリースマホの中では、一番性能の良いモデル。薄型の5インチ大画面で、2300mAhのバッテリーを搭載しているのに132gと軽量なスリムボディ。製品紹介動画の中では、ビジネスマンにおすすめと言っているが、どちらかと言うと映像やゲームをよくやるエンタメ系重視のユーザー向けなのではないだろうか。
映像やゲームに最適
Dolbyの内蔵アプリでデモを再生してみたところ、かなり臨場感のあるサウンドと映像を観ることができた。「XM」を手に取る機会があれば是非再生してみてほしい。これで映画を観たりゲームをやったりしてみたくなりました。
「XM」のスペック
- OS:Android 4.4
- ディスプレイ:5インチ
- プロセッサー:クアッドコア 1.2GHz
- メモリ:ROM16GB、RAM1GB
- バッテリー;2300mAh
- 重量:132g
ディスプレイが5インチと大画面なのに、コンパクトサイズの「priori2」と同じ重さ。軽量なのにバッテリー容量が多いのは魅力の1つ。ストレージの容量が16GBしかなく、microSDカードなどの外部ストレージに対応していないのが残念なところ。
1週間放置した時の電池持ち
満充電にしてから殆ど使わずに1週間放置してみました。17%しか減らなかったのでかなり良いような気がします。電波の悪いところに行ったり、アプリをたくさん入れたりと、ヘビーな使い方をしたらそれなりに減ると思うので参考程度に。
標準搭載アプリ
使い勝手の良さそうなアプリがプリインストールされています。タスクマネージャー、ファイル管理など便利そうです。
タスクマネージャーアプリ
標準搭載されているタスクマネージャーアプリ。CPUやメモリをどのくらい使っているのか確認できる。メモリのバーがいっぱいになってしまっていると動作が悪くなるので、タスクから使わないアプリと停止すると減らせる。常に表示される右下のアイコンでも現在のタスクを表示できるのでそこで削除することもできるが、このアプリからだとバックグラウンドで動作しているアプリも停止できるようです。
×をタップして停止できる。中には常に動作しているアプリもあるので、停止してもまたすぐに表示される場合もある。使わないアプリは上部の真ん中にある「アプリ」をタップしてそこで無効化しておくと良い。このタスクマネージャーアプリは一括管理できるから便利。
ファイル管理アプリ
それぞれのアプリからでなくこのファイル管理アプリから一括でいろんなファイルの操舵ができる。カテゴリとフォルダ形式の電話と表示できる。使っていくうちにどこに何があるのかわからなくなってしまうファイル達。すでになんだかわからないファイルもあるが、ここで殆ど管理ができる。
フラッシュライト
懐中電灯代わりになるフラッシュライトアプリ。カメラのフラッシュライトが点灯しっぱなしになるシンプルなものだが、かなり明るく照らしてくれるのでけっこう便利かも。
パノラマも撮れるカメラ機能
カメラアプリの中にパノラマ機能が標準搭載されていた。今さら珍しい機能ではないが、最近YouTubeが360℃の動画に対応していたのでこれにも反応してしまった。パノラマで撮影ができると雰囲気が伝わりやすいので良いです。
デザリング設定が楽にできる
WPSボタンが標準搭載されているのはとても便利。いちいちパスワードを入力する必要がなく、左下のWPSボタンをタップするだけで接続できる。
スピードテストをしてみた
パソコンと繋いだ時にスピードテストをしてみたところ、15.38Mpbsも出た。翌日の15時頃にも試したところ、500kbpsしか出ないこともあり、回線の混み具合など時間帯によって不安定になることもあるようです。
アクセサリーが少ない
端末はかなり良いがアクセサリーが少ないのが残念なところ。freetelの公式サイトではXM専用ソフトシェルクリアケースが一種類あるだけ。ケースならAmazonや楽天市場で探してみるのが良さそう。もしケース無しで壊してしまったとしても、XM安心プロテクションという保証が1年間有効。水没、落下、ひび割れ等、自己責任の破損をしても割引価格で再購入できるようになる。保証期間を2年間に延ばすときは有料。
まとめ
「XM」はハイエンドモデルといっても、価格は24,980円(税抜)とそれほど高くない。それなのに映像系には特に優れた性能があり、コストパーフォーマンスはかなり良いと思う。電池の容量も多いので、かなり楽しめる端末なのではないでしょうか。映像をよく観る、ゲームを良くやるという人にはおすすめ。
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