ポケトークを必要としないポケトーク字幕PC版がリリースされました。翻訳結果の2言語同時表示やテキスト入力の翻訳にも対応しています。
ポケトーク字幕PC版
今までポケトークを使ったポケトーク字幕がありました。最新のソフトウェアに更新することで、パソコンのみでの入力にも対応。料金は月額1,100円のサブスクリプションタイプですが、3月末までは無料で試すことができます。4月以降は、パソコン1台に対してアクティベーションする形になるのだと思います。法人の場合は、公式サイトに問い合わせ窓口があるので確認してください。
公式サイト:ポケトーク字幕
ポケトーク字幕の使い方
翻訳するときは、スペースキーもしくは左クリックで押しながら話すと設定した言語の翻訳結果を表示できます。そのためポケトーク字幕の画面は最前面にしておく必要がある。
右側にある△をクリックすることで、自身が映しだされている画面を部分を消す。
もしくは最小化して配置しておくこともできます。ちなみに自身の映像なので反転しています。相手側には反転しないで表示される。
ポケトーク字幕の設定
ポケトーク字幕を起動したら、右下にある歯車アイコンをクリックすると設定が開きます。4月以降の正式リリース後など、バージョンによって異なるかもしれません。
カメラ設定
このカメラ設定で映し出されている状態を反映してくれる仕組みのため、対応させたいカメラを選択する。そしてWeb会議システムのカメラ設定を「Pocketalk Subtitles」に変更することで表示できるようになります。
背景をぼかしたい時には、Web会議システムに備わっているバーチャル背景機能を使うと字幕までぼかされてしまいます。あらかじめ「XSplit VCam」など別のソフトを使って変更することで対応は可能。
XSplit VCamもソースネクストで扱っています。
音声入力設定
音声入力で、マイク設定と以前から使えたポケトークを使うバージョンにすることもできます。
字幕設定
字幕設定では、表示する位置を、全面、上段、下段、全面(2言語)の選択ができます。2言語表示に対応したので、いろんな場面で活躍しそうです。
2言語同時表示に対応
字幕設定を「全面(2言語)」にすると、右側の言語選択が2段になる。この言語を切り替えることで、設定した言語を同時に翻訳してくれます。
3言語間のリモート会議で活躍
2言語の翻訳を表示できるため、それぞれのパソコンで設定すれば、3言語間のリモート会議で活躍する。公式サイトでデモ動画を公開しているので、それを見るとわかりやすいです。
テキスト入力も翻訳
左下のアイコンをクリックすると、テキスト入力ができるようになります。話す言葉だけでなく文字入力の翻訳にも対応しているのは便利。音を出せない状況でもテキストで意思表示ができる。
便利な使い方
音声入力でもテキスト入力でも、日本語から日本語など同言語の表示にも対応しています。翻訳された時点で入力した言語は消えてしまうため、表示させておきたいときには2言語表示のひとつを同言語に選択しておくと便利に使えそう。
2022年3月末までは無料で試せる
ポケトーク字幕PC版は、2022年3月末まで無料で使うことができます。4月以降は月額制になるため、気になる方は試してみると良いでしょう。互いにポケトークを持っていれば無料のまま使うことはできます。
公式サイト:ポケトーク字幕
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