小型化されより使いやすくなった、新型のポケトークSシリーズが予約受付中です。Web限定カラーとして、メタルグリーンとメタルグレーが追加され、さらに「ドラえもんEdition 特別セット」も先行予約販売されています。
ポケトークS 公式サイト限定カラー
ポケトークシリーズは翻訳機シェア率は90%以上ということもあり、Amazon、楽天市場、Yahooショッピング、家電量販店など、至るところで販売されています。そのため公式サイトで購入するメリットがあまりないような気がします。しかし、今回発売される新モデルでは、公式サイトでしか購入できない限定カラー「メタルグレー」「メタルグリーン」の2色が追加されました。
一般的に販売されているカラーは、ホワイト、ブラック、ゴールド、レッドの4色で、他人と差別化したい人は公式サイトPOCKETALK(ポケトーク)から予約してみてください。また、公式サイトでもソースネクストeポイントが導入されたり、ユーザー登録をするとグローバル通信の期限が3カ月のびる特典もあるので、以前よりも購入メリットは増えています。ポイント還元率は10%もあり、ソースネクストで利用するだけでなく、他社のポイントと交換できるようになるようです。
ドラえもんEdition 特別セット
ドラえもんEdition 特別セットも、公式サイト限定で先行予約販売されています。セット内容は、ポケトーク本体 / ポーチ / 専用ケース(クリア) / USB充電器 / 画面保護シート(ガラス) / ケーブル / マニュアル 。ポケトークの操作ボタンは、ドラえもんの鈴をイメージして黄色に。
背面は、青いカラーに赤いしっぽまでデザインされています。確かドラえもんはしっぽが電源だったように気がしますが、これはただのデザインで、機能は通常版と同じ。
ポーチは、四次元ポケットもしっかりポケットになっていました。しかし狭いので、何か入れるというわけではなくただのデザイン。クイックスタートガイドと説明書までドラえもんデザインとこだわって作られている。中身を確認したところ、通常版と一緒のようでした。 それと、専用ケース(クリア) / USB充電器 / 画面保護シート(ガラス) / ケーブルは、一般販売されているものと同じで特別なものではないようです。
ドラえもんEdition 特別セットでなくても、ドラえもんデザインケースも販売しています。保護ケースで着せ替えるという選択肢があるのも良いですね。ドラえもんとドラミちゃんの専用ケースの他に、ほんやくこんにゃくを模したケースも発売予定となっています。実物を触ってきたのですが、少し厚めのシリコンゴムのケースで、話題性には良いかと思いますが見た目は残念な感じ。ただ衝撃吸収性は抜群なので、少しぐらい乱暴に扱っても大丈夫そうなのはメリット。
ポケトークSの方が圧倒的に使いやすい
少し操作しただけでも使いやすくなっていることが分かりました。ポケトークWではボタン2つで操作していたものが、ポケトークSでは押しながら話すというシンプルな動作になった。これにより翻訳スピードも改善され、テンポよく会話ができそうです。※ポケトークWでも翻訳スピードは改善されたようです。アップデートすることで対応できるため、すでに使っているという方はWi-Fi環境で更新してみてください。
文字が大きく見やすくなった
画面が大きくなったことにより、文字が大きく見やすくなった。画像の文字サイズは、初期設定の標準。初代ポケトークからポケトークWになったときも見やすくなったと思ったけど、ポケトークSのサイズの方が丁度良い大きさかもしれない。
軽量コンパクトの名刺サイズ
画面は大きくなっているのに、本体サイズはかなり小さく軽量化もされている。ちょうど名刺ぐらいの大きさをイメージしてくれれば良いです。持ってみた感じでも軽くて、これならネックストラップで首に下げても快適に使えそう。このストラップホールは通しやすいように改善もされているようです。
還元されたポイントで、専用ネックストラップを購入しても良いかと思ったけど、ストラップにしては高いので、100均のもので十分だと思います。防水ケースやクレードルの購入なら良いかもしれない。画面保護シールは、公式サイト以外の方がバリエーションは豊富。使っていて指紋が目立ったので、反射防止のさらさらタイプのものがおすすめ。
使い方によってはバッテリーが不安
小型で軽量化され良い事ばかりのように見えるけど、バッテリー容量が減ってしまっているのが不安なところ。ポケトークWの連続翻訳時間は7時間、ポケトークSだと、4時間30分という公式データです。一般的な使い方であれば、そこまで連続して使うことはないので4時間も持てば問題ないかもしれません。
ただし、店舗など仕事で使うとなると足りなくなりそうな時間です。とは言え、仕事で使うならカメラ翻訳やAI英会話レッスン機能などの新機能はいらないので、ポケトークWで十分対応できる。POCKETALK(ポケトーク)を確認すると、ポケトークWの価格は安くなっているので、使い方に応じて購入を検討するのが良さそう。
それでもバッテリーが不安なら、モバイルバッテリーで充電することもできるし、リバース充電機能を搭載したスマホなどで充電するのもありです。5000mAhの大容量バッテリーを搭載したスマホOPPO A5 2020とポケトークSをつないで試してみたところ、しっかり充電してくれました。付属の充電用USBケーブルに、ダイソーで買った変換アダプタで対応できます。
使用頻度が高い場合には、専用クレードルを購入するというのも良いかもしれません。
知っておきたい便利機能
ポケトークSでは画面ロック機能が追加されています。ロック画面には時計ができ、現在の時間と、その前にいた地域の現地時間の表示もしてくれるようです。スマホと同じようにスライドすることで翻訳画面が表示されるため、誤動作防止に役立ちます。初期設定はオフとなっているので、設定のロック画面の設定でオンにしてみてください。
良く使う機能をショートカットで右上に配置することもできるようになりました。これで操作性はかなり良くなると思います。初期設定ではショートカットなしとなってるので、カメラ翻訳や英会話などを割り当てておくと便利に使えるかと思います。※初期設定は、お気に入りになるようです。
ショートカットにカメラ翻訳を設定してみました。右上のカメラのアイコンが表示されます。英会話にすれば顔のアイコンと認識もしやすい。操作に慣れるまでは、設定をショートカットにしておくのも良いかも。
カメラ翻訳は優秀
カメラ翻訳の精度はかなり良いようでした。言語は自動で認識してくれて、音声を再生して発音を確認することができるのも良くできた機能です。撮影は縦横斜めでもしっかり文字として表示されていれば認識してくれました。
ただし、認識する文字が小さくなりすぎると、gを9と認識したりするので、ある程度見やすい大きさになるように2回に分けて撮影するのが良さそう。履歴は100枚まで保存されるので後から確認できます。それ以上は古いものから削除されるようです。
ピントが合わなかったりしたときは、少しずらしたり、画面をタップすることで改善されるようです。また、フラッシュライトも搭載しているので、暗がりでも便利に使えそう。
AI英会話レッスンはシナリオが毎回変わる?
AI英会話レッスンは、会話するのが恥ずかしいという人にはもってこいの学習機能です。こちらが回答したことによりシナリオが変わっていくようで、英会話教室に行かなくても自宅でこっそり練習できます。収録されているシーンは数多く、すべてのレッスンを終えてからでも何回でもやってみてほしいとのこと。例えば入国審査では、答え方によっては入国拒否されるようです。
まだ英語版しか対応していないようですが、中国語、スペイン語、フランス語、日本語、韓国語の言語も追加予定とのこと。ポケトークSは翻訳機というよりも、AI英会話学習機としてブレイクしそうですね。
ポケトークSは、カラーによって販売時期が違うようなので、公式サイトPOCKETALK(ポケトーク)を確認してください。
販売開始されたら、YouTuberのなかちょんさんがいろいろ検証してくれるようなので、チャンネル登録してみてください。
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