DELLの新製品発表展示イベントに行ってきた。そこで一番気になったのは、最新の第7世代インテルCore プロセッサーが搭載された、フレームレスノートパソコン「New XPS 13」。
13インチでも11インチのサイズ感
「New XPS 13」の最大の特徴は、ベゼル幅わずか5.2 mmとフレームの幅が狭いこと。そのため、11インチのものと変わらない世界最小の13インチのノートパソコンになる。また、パッと見ただけでもディスプレイの鮮やかさが際立つ。重量はタッチ非対応で1.2kg、タッチ対応で1.29kgとなり、もっと軽いのかなと逆に期待してしまった。旧モデルよりもバッテリー容量が増えているせいか、多少重量が増えても駆動時間が長くなればメリットになる。
「New XPS 13」の外観
天板の中央にDELLのロゴ、色合いの質感は良く高級感がある。カラーはシルバーと、今回からローズゴールドも追加された。
右側面には、SDカードスロットとUSBで変わりはない。
左側面には、AC電源とUSBの間に見慣れないポートがある。Thunderbolt™ 3 Type C:以下をサポート 電源/充電、PowerShare、Thunderbolt 3(40 Gbpsの双方向)
最先端の接続性 : Thunderbolt™ 3多目的Type-Cポートにより、ノートパソコンの充電、(最大2台の4Kディスプレイのサポートを含む)複数のデバイスへの接続、およびUSB 3.0の8倍、最大40 Gbpsでのデータ転送が可能です。
先進のドッキング : XPS 13は、電源、イーサネット、オーディオ、およびビデオを1本のケーブルで接続できる、最新のデルドッキングソリューションと共に使用できます。オプションの高速データ転送用Dell Thunderbolt™ Dockを追加すると、最大3台のフルHDディスプレイまたは2台の4Kディスプレイをサポートできます。
DELLの公式サイトに記載があった。まだ対応している機器は少なそうだが、今後主流となりそうな多機能ポートである。
背面には、長い2本のゴムスタンドと吸気口。普段見えないところとはいえ、あまり良いデザインではないような気がする。
いつでも電池残量がわかるゲージ
左側面のヘッドホンジャックの隣に黒いボタンがある。これを押すと5つのランプが点灯し、残りの電池容量を知ることができる。全部点灯していれば満タンで、1つになると残り少ないということ。パソコンを起動していなくても電池残量を知ることができ、意外と便利だという。ボタンは少し押しずらくなっていて、間違えて押さないようにあえてそういう仕様なのだろう。
第7世代インテルCore プロセッサーの実力
第6世代インテルCore プロセッサーと比べると、電力消費量は変わらないのに性能が格段に向上している。
生産性のパフォーマンスが最大1.17倍、4Kビデオ再生における長いバッテリー持続時間が最大3倍となっている。特に4Kのコンテンツが強化されているため、Thunderbolt™ 3多目的Type-Cポートが採用されたのだろう。
さらに、5年前の第2世代インテルCore プロセッサーを積んだノートパソコンと比べてしまうと、生産性のパフォーマンスが最大1.7倍、Webパフォーマンスが最大2.8倍、グラフィックス性能が最大3倍、4Kビデオトランスコードの高速化が最大6.8倍、4Kパノラマビデオの制作する高速化が最大8倍となっているようだ。パフォーマンスが向上している以上に、4Kを扱うことに優れた性能を発揮している。
「New XPS 13」は高性能でも高くない
これだけ性能が良いと20万円以上してもおかしくはない。それがスタンダードモデルの場合だと、124,980円となりかなり安い。ただしメモリが4GBで、ストレージは128GBのSSDとなるので、どうせなら8GBと256GBのプレミアムモデルがおすすめだ。クーポンを適用すればそれほど値段が変わらない。公式サイトで確認してみてはいかがでしょう。
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