BOSEから「SoundLink Color Bluetooth speaker II」を借りたのでレビューします。シリコンで覆われたボディは、なでたくなるぐらい手触りが良いぞ。
「SoundLink Color Bluetooth speaker II」の外観
本体の大きさは、127 mm W x 131 mm H x 56 mm D と片手で収まるサイズ。重さは540gと軽く、持ち運ぶのも苦にならない。全体がシリコン素材で覆われていて、IPX4の防水規格の製品になる。完全防水ではないため、水没させてはいけない防滴仕様といことだ。カラーはアクアティックブルー、この他にコーラルレッド、ソフトブラック、ポーラーホワイトの全4種類が用意されている。
上部にある操作ボタンは左から電源、Bluetooth、AUX、音量マイナス、マルチファンクション、音量プラスとある。初回起動時に言語選択をしたり、操作方法はいろいろあるけれど、Bose Connectアプリからも操作できるのでかなり便利になっている。
背面上部にもスピーカー穴があり、ここから低音が出ているようだ。スピーカーの後ろにいても、そこそこの音量で聴こえる。
右側面に、3.5 mm外部入力端子と、Micro-B USB端子があるだけ。AUXで接続したときには自動で判別する機能はなく、トップのボタンで切り替える必要があるようだ。反対側の左側面は何もなくつるっとしている。底面はグレーで、少し固めのしっかりした素材。
同梱物は説明書と、USBケーブルだけで、電源アダプターはない。説明書は多言語で読みづらいのだけれど、Bose Connectアプリがあれば必要がないかもしれない。
8時間の連続再生が可能
製品ページには、連続8時間再生と記載がある。試しに近くに置いてもうるさくない程度の音量で、6時間の連続再生をしてみた。Bose Connectアプリで電池残量を確認すると100%のまま??そのまま充電せずに1日置いてから4時間連続再生してみたところ、やっと50%と表示された。電池残量の表示は正確ではないらしい。しかし10時間以上再生できているのだから、電池はかなり持つということになる。電源ボタンの長押しでも、音声アナウンスで残量を教えてくれるけど、日本語がおかしいかも。
Bose Connectアプリが超便利
Bose Connectアプリは便利なので、絶対に入れておいたほうがよい。自動オフタイマーの時間設定や、音声ガイドのオンオフ、言語選択、取扱説明書の確認もできる。
ソフトウェアのアップデートがあった時にも、有線でつなぐ必要がなくアプリで完結してしまう。更新をダウンロードしているときでも普通に使え、通知を受け取る設定にしておけば、プッシュ通知で更新の準備ができたことを知らせてくれる。
「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」と比較
BOSEのコンパクトスピーカー「SoundLink Mini II」と比べてみると、少し大きく感じる。しかし重量は140gも軽く、持ち運びやすいだろう。使い方はほぼ一緒で、Bose Connectアプリが使える分だけ「SoundLink Color II」の方が便利になった。
音質を比較してみると、低音域の違いは明らかで「SoundLink Mini II」の重低音が改めてすごいと感じた。しかし「SoundLink Color II」が悪いわけではなく、最大音量で聞いたときの音のクリアさはこっちのほうが好きかも。
価格で比べると「SoundLink Color II」のほうが圧倒的のコストパフォーマンスがいい。価格は安くても実力は本物、購入時の満足度は高いだろう。

持ち運びたくなるスピーカー
シリコンボディは手触りがよく滑り止めにもなり、バッグの中に入れても他の物が傷つきにくいというメリットがある。突然の雨などにも安心の防滴性能に加え、耐久性にも優れているようで、屋外の使用に最適だ。バーベキューやキャンプなどに持っていくと、より楽しくなりそう。
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