SoundPEATS(サウンドピーツ)のICレコーダー「Nano6」を提供して頂いたのでレビューします。感度調節やノイズ低減機能に、内臓スピーカーは大きな音も出せて性能は文句なし!
Nano6 ICレコーダーの仕様
- 製品名:SoundPEATS IC レコーダー Nano 6
- メモリー容量:8GB
- 録音品質:WAV 1536Kbps / MP3 128Kbps,64Kbps
- バッテリー:リチウムポリマー充電池 3.7V 320mAh
- 寸法:110mm × 28mm × 12mm
- 重量:60g
- 連続録音時間:約8時間(バックライトの設定は30秒、音質は1536Kbps)
本体重量は取扱説明書には60gと書いてあったが、実際に測ってみたところ、56.5gだった。見た目よりも軽量で安っぽさはなく、作りはしっかりしている。また、8GBの容量があれば、音質を最高にしていても720分もの記録ができるようだ。MP3で記録するなら、8730分以上で容量は十分。
Nano6 ICレコーダーの外観レビュー
0.9インチのディスプレイが上部に付いていて、中央には大きめの録音ボタンで扱いやすい。下部にはスピーカーがあり、意外と大きな音が出せる。
左側面には、microUSB端子、リセットボタン、録音・音楽切替スイッチ、ノイズカット切替スイッチが並ぶ。
右側面委は、イヤホンジャック、電源ホールドスイッチ、曲戻し・曲送りボタン、音量調節ボタンが並ぶ。
本体の他に、USBケーブルと日本語の取扱説明書が入っている。少しだけおかしなところはあるけれど、しっかり日本語なのはありがたい。
マイクの感度は録音中でも変更できる
デフォルトの設定のまま使ってみると、マイクの感度が非常に良いのが分かった。一度テストしてみて音を拾いすぎてしまうようなら、録音中に音量ボタンで調節可能。ディスプレイの右下に数字が表示され、1~20段階で数が大きいほど高感度。感度が良すぎると、ボタン操作の音まで拾ってしまうので、ほどほどが良さそう。
ノイズカット機能も快適
ノイズカット機能をオンにすると環境ノイズを低減してくれる。特に高感度で録音していると「サーーー」といったノイズが気になるので、オンにしておくと快適になる。録音中に切り替えると、それまでの音は保存され、録音は継続してファイルが分かれる。
スピーカーの音量は大きい
音量の調節は、0~31段階。小さいボディでも音量を最大にすると、かなり大きな音が出てくれる。これだけでればイヤホンを使わなくても良さそう。また録音の感度調節により、音量にも影響がある。感度が良いと音量も大きくなるけれど、高音が強く出過ぎるので、やはりほどほどにしておいたほうが良さそう。
A-Bリピート機能も搭載
録音したものを確認するときにA-Bリピート機能が便利に使える。再生中にMENUボタンを押すと、ディスプレイ右下の音量のところが「A-」という表記になり、もう一度押すと「A-B」となり、ボタンを押した区間が繰り返し再生されるようになる。解除するにはMENUボタンをもう一度押すだけ。録音した内容をしっかり確認したいときにはとても便利な機能だ。
トラックマークを10個まで付けられる
録音中にMENUボタンをを押すと、右下にフラグと数字が表示される。ボタンを押すたびに数字が増え、最大10個までのトラックマークを付けられる。1つの音声ファイルの中で曲送りと曲戻しが出来るようになり、後で確認する時に便利になる。長時間録音するときや区切りの良いところでトラックマークを付けておくと良さそう。ただし、MP3
Nano6 ICレコーダーを使ってみた感想
Nano6 ICレコーダーを使ってみると、かなり高感度で録音できることが分かった。逆に高感度に設定しすぎると、ボタンの操作音まで拾ってしまうのでそこそこにしておいたほうが良い。その他にデメリットをあげるとするなら、録音ボタンを押してから録音が開始されるまでに数秒かかることがある。それともう一つ、録音したファイルを削除するときに削除の項目が2つあり、下に表示されているのは全削除なので注意。それだけあらかじめ把握しておけば快適に使えるだろう。安くても機能が豊富だし、コストパフォーマンスの高いICレコーダーだ。
Amazonでのレビュー評価も高いようです。
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