パソコン工房が販売する iiyama のミドルタワーゲームパソコン LEVEL∞ R-Class「LEVEL-R039-i9K-XYVI」でいろいろ試してみました。次世代のゲーム体験を存分に楽しめるハイエンドゲーミングPCです。
LEVEL-R039-i9K-XYVIのスペック
OS | Windows 10 Home 64ビット [DSP版] |
CPU | Core i9-9900K(8コア / 16スレッド) |
CPU FAN | 水冷クーラー |
グラフィックス | GeForce RTX 2080 Ti 11GB GDDR6 |
メモリ | 16GB(8GB×2)DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) |
SSD | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
ハードディスク | 2TB Serial-ATA HDD |
チップセット | インテル Z390 Express [ASUS PRIME Z390-A] |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ |
電源 | 800W 80PLUS TITANIUM認証 ATX電源 |
サイズ | 約幅190mm×奥行477mm×高さ432mm ※最大突起物除く |
外部端子 | PS/2コネクタ(キーボード/マウス兼用)×1 ,アナログ8chサウンド(ライン出力×1/ライン入力×1/マイク入力×1/センター・サブ出力×1/リア出力×1) ,S/PDIF出力ポート ,USB3.1×4(Type-A×3/Type-C×1),USB 3.0×3(上面×1/背面×2) ,USB 2.0×4(上面×2/背面×2) ,1000BASE-T LANポート×1 ,マザーボード側ディスプレイ出力(HDMI×1/DisplayPort×1) |
内部端子 | M.2×1(Key ID:M/Type:2242/2260/2280対応※M.2 SATA SSD使用時、SATA2ポートは使用できません。) ,M.2×1(Key ID:M/Type:2242/2260/2280/22110対応) ,SATA 6Gbps×6 ,内部USB 3.0(×2ポート分/20Pin×1) ,内部USB 2.0(×4ポート分/10Pin×2) |
基本価格やカスタマイズの見積もり金額などは、パソコン工房で確認してください。
→ LEVEL-R039-LCi9K-XYVI
LEVEL-R039-i9K-XYVIの外観
黒ベースに赤いワンポイントの入った落ち着いたデザインのミドルタワー。正面上部にドライブが収納されている。
右側面には何もなくシンプルな作り。前面の赤い部分には吸気穴がたくさん開いている。
左側面にファンが搭載され、ここから排気される仕組み。側面カバーはツールレスで外せるけれど、ファンがネジで固定されているため、カスタマイズするにはプラスドライバーが必要。
上部は、何か置きたくなってしまいそうなシンプルな作り。USB 3.0×1、USB 2.0×2、マイクとイヤホン端子があり、電源ボタンが右側。
底面をみると、4点でしっかり支えられている。吸気口が電源ユニットと本体中央に2か所あった。
背面端子の詳細は製品ページで確認するとわかりやすいと思う。
サイドボートに取り付けてあるファンを外さなくても中を見るくらいはできた。800Wの電源ユニットの上に、存在感のあるGeForce RTX。上部に水冷CPUクーラー。
前面の下側にハードディスクの拡張スロット。
ゲーミングPCでも光りまくるデザインではないけれど、側面から覗いてみるとASUSのマザーボードが光っているのを確認できた。
リアルタイムレイトレーシングを体験する
搭載している最新のグラフィックボード、NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti は、従来のGTXシリーズから大幅に進化しています。特にリアルタイムレイトレーシングの処理が凄く、光の反射をまるで実写かのように表現してくれます。これからのゲームは、こんなリアルな映像体験までもがスタンダードになっていきそうです。別記事でいろいろ試しているので参考に。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク結果
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークを行ってみました。まず初期設定のままだと、22834というかなりのスコア。次に1920×1080 最高品質にしてみても、20511という非常に快適という結果でした。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク結果
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークも試してみます。初期設定の標準品質のままだと、15539非常に快適という結果です。次に4K解像度の3840×2160にして試すと、6773快適という結果でした。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークでは、DLSS(ディープラーニング スーパー サンプリング )の環境でのベンチマーク測定もできます。4K環境でパフォーマンスが期待でき、従来のアンチエイリアス TAAから NADIA DLSSに切り替えて計測してみると、ベンチマークスコアが8661まで改善されました。今回の結果では20%以上パフォーマンスが向上したことになります。
DLSSは、4K解像度の高画質でゲームをプレイするときに、フレームレートの低下を防ぐの有効。最高の映像体験をしたいならGeForce RTX 2080 Ti を搭載したパソコンが必須ですね。
ちなみに、ベンチマークのカスタム設定ですべて高や最高にし、PC版でのみ楽しめる映像効果をONにして計測してみると5888やや快適という結果になりました。この状態からDLSSだけをオフにしてみると4270普通です。この結果では、DLSSで27%パフォーマンス向上したことになります。
RTX 2080 Ti でマイニングも試してみた
現時点で発売されている最高のグラフィックボードGeForce RTX 2080 Tiでマイニングを行うと、どれだけハッシュレートが出るのか試してみました。
初めにNiceHash Minerを試してみたのですが起動できず断念。次にClaymore’s Dual Minerを試してみたところ50Mh/s前後が出ていました。GeForce GTX 1080 Tiで試したときには30Mh/s前後だったので、パフォーマンスは良いみたいです。ただし今のレートでは電気代の方が高くつくため、赤字覚悟でやるしかなさそう。
これからのPCゲームにはRTXが欠かせない
光の反射を再現してくれるリアルタイムレイトレーシングと、高解像度の映像処理を工場してくれるDLSSの技術を体験するには、最新のグラフィックボードGeForce RTXシリーズが必要になります。対応しているゲームタイトルはまだ少ないけれど、今ゲーミングPCに搭載しておけば、長く使うことができそう。
第9世代インテル Core i9とGeForce RTX 2080 Ti 搭載ミドルタワーゲームパソコン [水冷CPUクーラー・NVMe M.2+HDD]というハイエンドな構成でも、そこまで高くはないので、最高のゲーム体験をしたい人にはおすすめです。
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